チェンマイでは毎年2月の初め花祭りがあり、山車が市中を練り歩くらしい。
今年は花祭りには間に合わなかったけれど、国王のお誕生日をお祝いして毎年開かれているロイヤル・フローラ、花博はまだ開催されていた。
このときはニマンヘミン通りのホテルだったから、チェンマイ空港の南端のちょうど西の方、ドイ・ステープのふもとに近いところが会場になっている花博は行きやすかった。
ホテルのおにいさんにこの話をすると、我が意を得たりとばかり机の引出しから入場券を出してただでくれた。
それで、ドイ・ステープ寺院の参拝から帰った午後、ソンテオに乗って行ってみることにした。
もっともソンテオの料金は貸切だったこともあり、片道250バーツだったように記憶してるけど、タイでは高めだよね。
ところで、バンコクやパタヤではそうも感じないけど、タイ北部では中国の影を意識することが多々ある。
花博の会場は広大なので、小さな電車のような遊覧バスに乗って園内を見て回るようになっていた。
そのバスを待っていると、女子大生のような一団がやってきて、肩も触れ合うような隣同士なのに皆が皆あらん限りの大声で話し合いだした。
次のバスの運転手のタイ人のおにいさんはびっくりして顔を見合わせてくるし。
こんなに大声を出してるとそのうち声がつぶれ、市場の売り子の人みたいにがらがら声になるのではないかと思った。
バスが出発すると、客は要所要所で降りて、あたりを見学して20分後に来る次のバスにまた乗るということがわかったけれど、 このチュゴクの一団はトイレに行って自分達が終わるまで待たせようとした。
CANON 5D Mark Ⅲを肩にかけた男子学生が一人一団に混ざってて隣に座っていたが、この学生は同調してしゃべりまくっているわけではなかった。
そのとき前を通って降りようとして“Excuse me, Sir”と言ったけど、ぷいっと顔を横にそむけて無視した。
戻ってきたときには無言で通ったゎ ![]()
女子学生がのべつまくなしにしゃべるのはずっと続いているし、なにがそんなにおもしろくて声を張り上げてるのかと思った。
ひょっとすると、集団での海外旅行に興奮してるのかと思ったゎ、ほんと、田舎者め! (+_+)
次は宮殿みたいなところだったので、全員が下車したけど、大声には拍車がかかってきた。
一団となって声を張り上げてるのに、ついつい「キャ~ン、キャン、キャ~ン、キャン、キャ~ン、キャン・・・」と四声の抑揚もまねして声高に言いながらあとをくっついて行った。
おねえちゃんたちは後ろを振り返り、それはそれは迷惑だと言わんばかりのいやそうな顔をしていた。
めんつをつぶされたのかな?
それからきれいなそのあたりをぐるっと見学して次のバスに乗ったけど、その後ついぞこの一団と顔を合わすことはなかった。
このことを大人気ないとちょっと反省して、チュゴク=やかましい、我がもの顔というのなら管子の牧民をもじって、
倉廩實 未知禮節
衣食足 未知榮辱
と六朝風にわかりやすく書いておいて
“Will you please read this poem, and tell me the meaning?”
と下手に出て教えを乞うのがいいかなと思う。
読めません、わかりませんと言うだろうかね?
花博は期間の終了に近かったからか、特別なものはなく、しかも温帯の植物がテーマだったようだからめずらしいということはないけれど、広い広い庭園をよく手入れして維持していたので気持ちよく見て回れた。
温室があって熱帯植物が植えられていたところは、さすがに植物が生き生きと大きく育っているのには、日本ではこうはいかないとあらためて感心した。
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もちろんここを見にいったのは楽しかったですよ。![]()












