前日の列車で遠足が心地よかったものだから、次の日の14日もどっかに行こうと強く思いました。
早くからカンチャナブリーに行きたいと思っていて、ツアーに申込みしたらバンコクのどの会社も催行未確定の返事だった。
ブロガーさんのお言葉によれば、「それなら、南バスターミナルやアヌサーワリー・チャイからバスが何便も出てるのでそれで行けばいい」ということだし。
あと、パタヤーものぞいてみたくなって。こちらも便利でエカマイの東バスターミナルから遅くまで頻繁に出てるのがわかって、パタヤーの地図とかいちよ用意してきていた。
この日外出の準備ができたのが10時を超えていて、しかも朝食も急いで食ってこと思って、係に朝食券を渡すと、「今日はフィフティーン!この券はフォーティーン!」と言っているようで、券を戻してくる。
「えっ、そだったの!それじゃあ今日は帰る日でねぇかよ!とりあえず荷造り、荷造り!」と朝食などは吹っ飛んで部屋に舞い戻り荷造りをはじめました。
「Siem Reapから帰った晩はチェックインしたら、とるものもとりあえず、あそこ行ったでしょう?!昨日はマハーチャイから帰ったら、夕食も後回しにして開店後の早い時間でいいかと思って○○行ったでしょう?それで夜は・・・そっか、今日は帰国日。しっかし、夜行便だし、荷物預けてまた△△とか・・・」
「でも、待てよ、一日飛んでるんじゃね?12日は、えっと・・・(もう一度堂々巡りで振り返る、ぼぉけぇ~!) やっぱ、一日分がないので、疲れてて記憶もなく寝てたのかなぁ?!」
もうこの時分にはあらかた荷造りが終わっていました。
「いや、そんなことは、ないっ!」おれわ、部屋を急いで出るとフロントへ一直線!(でも、壁に当たらないように)「今日は、15日だべか?」と聞くと「いや、14日っすよ!」とさわやかなお返事。「ほぉ~ら!早朝にもチェックアウトを知らせる間違い電話あったし、このホテルはどうかしてるゎ!」
もう怒る気にもなれず、とりあえずナーナー駅に向かいます。「もう11時を過ぎたじゃねえかょぉ~」
(右手人差し指は、波打って右、左を指し→)「右か、左か、はよ、いかしゃんせ~!」気はせかるるも~(ベンベンっ!) 夜ごとの逢瀬に 寝乱れた うかれからすの きまま旅 こちらをめでるか あちらにやどるか しとねをかりて みさおを恋うる おみなえし うぶなこころの きめあぐねぇ~
「えぇ~いっ!き~りきり、へんとぉ~!」 (←うだで~)
「そだ、おんぬっとってマッサージのイメージ強いけど、もちっと楽しみたいしぃ~」
ってことで、アヌサーワリー・チャイ駅を目指しました。カンチャナブリーまでバスで3時間って書いてあるけど、時間がなければ着いてきょろきょろしてそれで帰ってきてもいいし。
帰れなくなって、まさかファランの前で「ころせぇ~ ころせぇ~」とかがちであばれる事態にはなんないだろうから。
駅に着き、サパン・クワイ方面の東側(北東)がバス乗り場かと思って塔を囲む陸橋を渡っていきました。それで、本でカンチャナブリーのタイ語を示しながら、「ケンチャナヨー」とか間違って言わないように極力気をつけながら誠実そうに見えるおじさんに聞いてまわりました。
「あっち、あっち」と教えてくれて、もう6,7人に聞いたでしょうか、パホンヨーティン通りを真ん中にすると西側(北西)に来ていて、やっと「このおばちゃんに切符を買えばいいよ」というところにたどりつきました。
(たどりついたバス乗り場。赤い服のおばちゃんが切符売りさん)
出発は12時20分。「このビニールいすに腰掛けて待ってて」隣にはちょびひげをたくわえた世話ずきなおじさんが座っていて、しきりに話しかけてきます。
「カンチャナブリーは空がきれいだし、バンコクのように寒くなく一年中暖かい。バンコクは人の住むところじゃない」と言っていて、“バンコクが寒い”というところは笑えました。
ミニバスが走り出しても隣に座って親切にいろいろな話をして、教えてくれます。まずは帰りのバスはターミナルから20時ころまでは出てるようで。この乗ったバスで「クウェー川(鉄橋)まで」と言って乗って行けばいい。あとは歩くなり、モーターサイに乗るなりしたらいいとか。
最低限の心配はなくなり、しかもおじさんは“All were finished. Don’t worry.”とうしろにファランが座っているのに声もひそめず元気づけてくれました。気は軽くなり、快適に走るバスから見える景色も楽しく眺められました。
カンチャナブリーの街に入り、「バスターミナルはここ」と示してくれ、そのあとおじさんはあいさつを交わしてバスを降りていき、あと残ったのは前にいるおばさん軍団とファラン。
そして、きれいに芝生を張って整備してある連合軍共同墓地の前を通過します。
停車したとき運転手さんが「どこまで行く?」というようなそぶりをしますので、「メコン・クウェー!」と答えると、後ろにいたファランが「メナム!」と訂正してくれました。まじはじぃ~。
そのバック・パッカーのファランたちも“シュガー・ケーン”と言ってゲストハウス街で降りて、そうこうするうちに“メナム・クウェー”―クウェー川鉄橋に到着しました。意外と早く正味2時間あまりの旅でした。
(果合由縁橋上の場に続きます)





