北園酒家にタクシーで行ってみるとちょうど休憩時間で、5時半再開ということですから、その間にもう一つ広州博物館に行こうとタクシーを止めて、地図と簡体字表記を見せますが、頭を振って乗車拒否。続けて2台ともそうでした。
仕方がない、道路の反対側に越秀公園の西門があるし、ここを散歩がてら通っていけばいいし。園内に入るとすぐ池があり、ボート漕ぎをしている恋人たちがいます。もっと行った遊園地には親子連れがあふれていました。さすがに植物は、東京では室外での冬越しがむつかしい亜熱帯のものがほとんどでした。(10℃を下回る気温になるのはここ数日だけでしょう?)
越秀公園の西門
大学生と思われる人に英語で博物館の場所を聞きましたが、「はじめてこの公園に来たのでわからない」とおのぼりさん状態。うろうろしてかえって園内の散策をたっぷり楽しみました。
公園内の一角で中国楽器を演奏していました。
そのうち、公安の「公園派出所」を見つけました。権力には突っかかる癖して、もう蜜に吸い寄せられるように坂を上がって所内に入っていきました。簡体字表記を見せますと、そのベテランのおまわりさんは、「よく来ましたね」といった感じで満面笑みを浮かべながらいっしょに外に案内し、「ほらすぐですよ」と言いたげに進む方向を指し示してくれます。日本でも、「公園前派出所」とかにはいいおまわりさんがいるとか聞きますが、これは意外で認識を新たにしました。こういう公安の人もいるんだ!(実は深センから帰るとき、会ったおにいちゃん公安もそうでした。やっぱり人の子)
すぐ近くに昔の楼閣を復元した博物館の建物があり、お金を払って入館。(ここは公園内で一般車が入れるようなところではなく、乗車拒否するはず!納得です)
市役所前の広場にある上海博物館のような派手さはないけれど、市民の憩いの場になっているでしょうし、青少年の教育のために力を入れているようなしっかりした展示で好印象でした。そして、外国を排斥するようなところは目立たず、それはそれで西洋の影響としているところは寛大な中国人の立派さをしっかり表していました。また、かつて見た上海博物館のように、「複製」とも表示しないで、一見ここにはないと思われるものを堂々と展示するようなあつかましさももちろんありません。
順々に階段を上がって見て回り、最上階のベランダからは市内を展望し、時刻もいいころになり、今度は公園の南の方の近道を通ってまた西門を経由し、北園酒家にたどり着きました。
最上階からの眺め
北園酒家の2階食堂
こんな料理でした。満腹
中庭。鯉がたくさん泳いでいました。
ゆっくりした食事も終わり、日も暮れなんとしていますので、なんとなく寂しくもなり、早めに深センに帰ったらそれなりに楽しめるしという算段をしました。

