広州東駅から駅前の林和西路を南にぶらぶら行って、右に曲がって西の方にまたぶらぶら。これだけ行っても、広州は大都市だなと思いました。


あすかのたび 広州東駅の建物


ふと、春節の飾り付けをした大きな門があったので、撮影したらそれまでたるんでいた門衛さんが、お立ち台の上からなんか言っています。地面に「軍事管理区域」とあって黄色い線で囲ってあるのも大仰です。「ああそうか、この線を出ろ」ということかと思い、黄線外からもう一枚撮ったら、えらい剣幕でこちらに来ようとします。「中国人民解放軍 軍事体育進修学院」とあるのでしょうか、「学校なのにそんな目くじら立てなくても」と思いましたが、隣地のタクシー会社の服務員さんが来て、ちょっと心配げな顔で「逃げろ」という仕草をします。中国では「上に政策あれば、下に対策あり」と言われるようですし、この際逃げるが勝ちということでしょうからすたこら逃げてきました。


あすかのたび


誰のためにあんなきれいな飾りをしているのでしょう。ここを西にちょっと行った場所に、近隣にある広州体育学院と共同で商業ビルを建設中のようで、これでがっぽりもうけようという魂胆が透けて見えそうです。それで、あの居丈高な態度は何だ!中国です。


あすかのたび


話は変わりますが、あとで澳門に行ったとき、世界文化遺産の教会が立ち並ぶ地区に「司法警察局」というのがあって、この看板と内部を撮影したところ、二人の職員がこわい顔で「中に入れ」と言って、中に連れ込まれました。期待をしたいところですが、雰囲気が微妙に違うよう・・・


あすかのたび


「ここは澳門だから、日本とは違う」「画像を消せ」と言っていますが、全消しの方法しか知らなくて、それは困りますし、澳門には総領事館がないようでしたので、“Consulgeneral office”と言うと、「ねえよ」で進退窮まりそうですから、とっさに“Let’s go to Japanese delegation office of foreign affairs”とかましました。(「お代官様、ご無体な!」路線は英語がむずいので止めにしました)


年かさの方が「こいつ、いっちゃってる」と思ったのか、他所にはずれてひとつ脱落。あとは若いおにいちゃんだけに。ここでもう一発“Are you doing anything wrong which people must not record in your judicial police office? ” とぶちかましました。



おにいちゃんはそれには答えずに「ねえねえ、その画像のときこうやって下の方を押せば、その画像の消去ができるんだよ」と韓国のようにデジカメを取り上げて勝手に操作することも遠慮して、指で指し示して説明するだけです。近寄ってくるとちょっとばかりかわゆいですし、「あっ、ほんとだぁ~」とへなちょこに。ボタンを1回押して消去終わり。



それで、何事もなくオフィスを出てきましたが、きっと「あいつ、何なんだよぉ」と言っていたことでしょう。かっこいい青年とのやりとりに不都合ありきを反省すると同時に、自由澳門の置かれた立場とあの青年達の未来に思いを致すと、深い同情の念を禁じえませんでした。(近くにポルトガルの旧総督邸がありますが、無粋にも今は五星紅旗が玄関上に翻っています)



ついでに、嫌韓派ではまったくないのですが、韓国でも名所旧跡などで日本人向けに不適切な用語の使用や誤りと思われる説明などに文句を言うことがあり、口論になるときもあります。かっこいいおにいちゃんにはこんなことは全然言わないので、二重基準なかりきやと、今度韓国に行ったら自省しなければならないと思います。