こんにちは。



気持ちいい秋の風を感じれるようになってきましたね。



先日は「栗の渋皮煮」を頂いたりして、、、



口にほおばりながら、「ええなぁ~秋っ♪」って、、ひとりごと。。。



味覚の秋!楽しまなくては!!




さて、先日とっても嬉しいことがありました。



自分ひとりで嬉しいな~と思っているのももったいなくて、ちょっとご紹介。



2~3ヶ月前、普通のショッピングモールで、普通のシャーペンを買いました。



200円くらいでした。



使いやすくて、機嫌よく使っていたのですが、



ある時、カチカチとノックする部分(ノブ?消しゴム部分にかぶさるもの)



の、あの小さなキャップをなくしてしまったのです。



なくても、消しゴムが立ってるので難なくカチカチできるのですが、



使うたびに、「あ~キャップどうしたのかな?」とも思ってしまう。



気になりだしたら、そう、、、だんだん落ち着かなくなって



部品として、購入できるのかな?



と、意を決してダメもとで、メーカーさんの「お客様相談口」とやらに電話した。



(メーカーは、大きな有名メーカーさん)



電話に出られた担当者(声からは、中年くらいの男性)に



恐縮しながら、事情を説明した。



「はい、はい、分かります。」と丁寧に聞いてくださいました。



ただ、500円以上の商品でないと、メンテナンスはできないとのことでした。



私 「そーですよね。すいませんでした。つまらないことでお電話してしまいました。


   大丈夫です。ちょっと聞いてみたかっただけです。


   このまま使えますから~ほんとに、すいません。」



と、お話を終わらせようとしたら、



担 「いや~ちょっと待ってくださいね。せっかくこうやってお電話くださったのですから、


   私、ちょっと工場へいって、その部品だけもらってきます。そうしましょう!」



私 「いえいえ、そんな!そこまでしていただかなくても、、ほんとに大丈夫ですから」



担 「いえいえ、、工場にはあるはずです。もう少し待っててくださいね。送り先教えてくださいね。」



と、、、「いえいえ」をお互いに繰り返して、送ってくださるとの事で電話を切りました。




本当に、3日後くらいに丁寧に梱包されて、あの1センチにも満たない小さなキャップが



送られてきました!



そして、



「引き続きご使用いただけましたら幸いと存じます。」



と丁重なお手紙まで同封されていました。



私もまたすぐに、お礼のお電話を入れさせていただきました。





シャーペンは元通り、元気になって、カチカチと弾んだ音をたて、



スルスルと紙の上を走ってくれています。





世の中にはどこにもルール、基準がある。



それがなければ、どうにも成り立たない。当然のことです。




でも、そんななかで、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ基準から外れて、



人の気持ちの部分で動くこともたまにある。(もちろん不正などとは別問題)



情だけで動くことばかりでもないけれど、



ちょっとしたこと、「いいよ~大丈夫だよ~」って出来ることがちょこちょこある。




その気持ちに触れたときって、ものすごーーく嬉しいと思うのです。



ちょっとしたこころばかりのサービス、おまけ、譲り合い、、、



その人のキモチがキラッと輝いて、



めちゃくちゃ嬉しくて、ほんとに幸せな気持ちになることってないですか。



今回、私は素直に幸せな気持ちになり、



「めちゃくちゃ嬉しい!!」そう思ったのと同時に、



この担当者さんの温かいお気持ちを私もお手本にして歩いていきたいと思いました。




この数日で、いろんな意味を持ち合わせた、私のピンク色のシャーペン。



お手紙にあったように、これからもずっとずっと大切に使います。



カチカチするたびに、私の心も弾みそうです♪





Naoko