こんにちは、今日の大阪は雨で、
気温も低いです。。。
明日は、晴れマークが出ていました
お洗濯させてね
さて、昨日の新聞を読んでいて、ある記事に目がとまりました。
「吃音の自分嫌わないで」
吃音を持つ子供たちが自身の体験を語りながら、
同じ悩みを持つ小学生たちに向けてのメッセージを収録したDVDが作られた、
と、いうものでした。
何度も何度も読んで、
ブログに書いてみようかな、、、と思いました。
主人のこと。
彼には吃音があります。
子供の頃から、悩んで、辛い経験もして、心を痛めてきたこと
何度か聞いたことがあります。
でも、私が聞いてきたよりも、はるかに心を痛めているのは分かります。
特に日常の話題になることもないし、私の方からも聞くこともない。
家族のなかで、気持ちが緩んで、リラックスしてるときは気にならないようだし。
だけど、初めて会う人や、電話なんかは、やはり緊張して詰まってしまうらしい。
そういった状況を見てきて、私もちょっとこの事には
「腫れ物にさわる」的な感じで、今日まできました。
ところが、先日、、、一緒に車に乗っているときに、彼が
「なあ~俺って、小中高ぐらいの子に、英語や、留学のことあれこれ教えれると思う?
今の仕事しながら、空いた時間で、、、」
と、聞いてきたのです。
「出来るで~!!大丈夫やわ!!いっぱい経験して、勉強してきたんやし!!
それを伝えないと、もったいないわ~ めちゃめちゃええやんか~ やってみたら??」
と、張り切って、ノリノリで、返した私でしたが、でもそのあとで、
「したい気持ちは本当にある。でも、じゃべるのが、、、教えるということが、、、
子供と話すところから練習しないと、、、吃音がどうしても引っ掛かるんだ」
と、なってしまうのです。
彼は、大学生活をアメリカで過ごし、そのまま楽しくて、その波に乗り、向こうで働いていました。
本当に、本当に、楽しかったそうです。「毎日が充実!!」だったそうです。
自分の思いを通せるならば、そのままアメリカに永住したかったみたいです。
だけど、長男一人っ子。
本当は大学を卒業したら帰ってくる約束だったから、
卒業後働いていた数年をオーバーして、、、
大きな大きな決心をして、帰ってきたのです。
私とは、そのあとで知り合ったのですが。
どれぼどアメリカという国が好きで、
どれほど英語を話して生活していた自分が心地よかったか、、、
それは、英語が話せる、ということに重点を置いているのではなく、
『英語を話してるときだけは、吃音が気にならなかった』
という彼の言葉から、強く、強く感じたことです。
もちろん、アメリカに渡ったときから英語がしっかり話せたわけじゃない。
彼の決意と、努力があってこそだと思う。
彼のアメリカでの生活。
日本に帰る決意をして、
帰国してから今日まできたけど、
先日のブログで私が書いた「お守り」のように
彼の心の中のお守りは、アメリカでの自分なのかも知れません。
そっと大事にしておきたい、でもあふれ出しそうな熱い思いもまだある。
彼自身の熱い思い、悩み、経験を今の子供たちにどうにかして発信したいと、思っているのでしょう。
私は、大賛成!!本当に素晴らしいことだと思う。
ほんとに、「ハイ、ハイ、ハーーーイ!!」と大きく手を挙げて応援したい。
心からそう思ってるのだけど、大阪弁の私が勢いでいうと、
逆に軽くノリだけと、受け取られてしまう。
く、、、く、、、悔しい。。。
「私なぁ、ホンマに、ホンマに、あんたのこと思って、応援してるんやで。
どないしたら、その心の引っ掛かりが取れるんやろ?といつも考えてるんやで。
分かってくれる?」
昨日の新聞記事、まだ読んでないみたいやし、
そう言うて、渡したろ。
もう、
「腫れ物にさわる」、、、は、やめ。
一か八か、
一回
「ベターーーーっ」っと、さわったろ。
たまに、ブログの記事にもしよ。
そしたらまた、どこかの誰かと、まーるいつながりも出来るかも、、、。
そう思ってます。
Naoko