こんにちは、11月とは思えないほど、暖かな日になりました
もう、11月。
2ヶ月ごとのカレンダーだと、もう最後のページですよね
何が、、、というわけでもないけれど、、、ソワソワします
前回、自分の目について書いたところ
勇気や元気をコメントで私に届けてくださり、本当にありがとうございます。
お会いしたこともない方々ですが、こうやって気にかけてくださり、
心から感謝しております。
皆さん、様々な境遇のなかで、頑張って前を向いてらっしゃる。
私も一歩ずつ前へ、前へ、進んでいきたいと思っています。
きょうは、1年生の息子が何かを選ぶときに、すぐに
「両方」
と、いうので、選択についてのあれこれを。。。
確かに、「両方」と言ったら、誰かを傷つけないのも知っているからかもしれない。
そして、また、両方手に入ればいいな~と思っているのかも知れない。
「おばあちゃんの○○のお料理と、お母さんの○○のお料理とどっち好き?」
とか、人の選択に関わっている場合は、必ず「両方」という(笑)
おもちゃや、好きな食べ物なども、選択を迫られると「両方」という。
一人っ子ちゃんの性格からきてるのかも知れませんが。
ただ、やはり、日常は、朝起きたときから選択の連続で、
朝ごはん何食べる?何着る?何履く?何分の電車?
会社に着いたら、何から手をつける?
主婦は、何から片付ける?何作る?どこで、何買う?
学生は、選択肢、マークシートの連続。
「両方」とは、言ってられない。。。
身近なところからでも、自分で理由を考えて選択させていかないと、と思います。
マークシートの選択にも、もちろん理由、根拠、がいるわけで、
これを考えていくのも大切な課程だと思います。
そして、また、少し変わった選択のお話も。
女友達とのランチ、、、AとBのランチどっちにする?
あ~両方いいよね~
家族や、仲良しさんなら、AとBを頼んで、ちょっと分ける??ともいえるのですが、
でも、やっぱり自分で自分の分を選ばないといけないときがほとんど。
ランチなら、まだ気軽なのだけど、
自分が生きていくなかで、「どちらか」の選択をして行動しないといけないときもある。
たいがいは、自分の考えがどちらかに固まっているけど、
本当に、天秤にかけても、ゆーらゆーらと同じ重さでつりあってる??
みたいなときもあります。
数年前、知り合いの男性が、日本で仕事か、アメリカで勉強するか、と
すごく、すごく、悩んでいたことがありました。
仕事も責任のあるポジションで、いちばんノッてきた、ところ。
会社も信頼してくれている。
でも、アメリカ留学の夢もあり、そちらも捨てれずにいた。
本当に、考えて、考えて、その延長線上の「選択」で迷っていた。悩んでいた。
私も含め、何人かの友人たちで、
行きつけのお好み焼き屋さんに集い、鉄板を囲んで
閉店の時間まで話し込んだ。
「これがこーだから、会社に残ったほうがいい」
「いやいや、今しかない、アメリカに行ったほうがいい」
それなりの理由をつけて思い思いにアドバイスしているつもりが、彼を余計に迷わせて。。。
そのとき、あるかたが遅れて、その席に参加されました。
「あーで、こーで、それで、彼が迷ってる、本当に迷ってる。」
と、告げると、そのかたは、
「本当に、両方同じ重さで、迷ってる?」みたいなことを聞かれ、
彼がうなづくと、
「じゃあ、簡単や。コイントスしたら」と、
あまりにもあっさりと言われて、
私たちも全員
「ポンンッッ!!!」と、しばし口を開いてしまいました。
もちろん、コイントスで決めれるほど、簡単なことではない。
でも、本当に、本当に同じ重さで、同じ思いで迷っているなら、
「どちらか」をほかに託してもいいはずだと。
で、彼はコインを投げたでしょうか??
「ほんとにどちらでもいいのかな?コインの言うこときくのかな?」
そうなったとき、、、
「いや、、、、それは、、、あっ、、、」って
本当は、ちょっとこちらに傾いてた、、、って気付くこともあるのです。
彼は、それからアメリカに渡り、大学を卒業して、今も現地の企業でお仕事しています。
たまーに来る彼からのメールは、忙しそうだけど、とっても毎日が充実してるように感じます。
あれから、私は本当に選択に迷ったとき、
「コイントスする??」と自分に問いかけてみる。
すると、
「いや、、、ちょっと、、、」と本当はちょっとどちらかに傾いていた私が出てくる。
そんなとき、なぜかいつも、お好み焼きが食べたくなるのです。
Naoko