こんにちは。
昨日、今日は特別に暑いですね
夜、ビール飲むのを待ち遠しく思っています
あーーー長い夏休み、小1息子も毎日、何をしようかとたくらんでいる様子
彼は小さいときから、「おさるのジョージ」が大好きで、
テレビの番組も録画して、すべて暗記するくらい観ています
絵本もジョージばっかりですが、、、
いま、彼が何をコソコソ書いているのかと思ったら、
自分をジョージに見立てて、絵本もどきな??ものを自分のお話&イラストで作っていました。
「僕が、いいって言うまで、こっちを見ないで」と言いながら、やっていました
「ほほーーんなかなか、上手に出来ているね!!
読んでて、次はどうなるのか、知りたいし、わくわくするし!!
もっと、続けて!!」
私にそう言われて、またせっせと書いていました。
何であれ、集中する時間は大切だし、
親もそれのじゃまをしてもいけないな~と思います。
だから、声をかけたいのを我慢して、本人がその手を止めて、
何か言ってくるまでは、そっとしています
「なかなか、やるな~」って思いながら、あのときの事を考えていました。
息子は、三歳のとき、ちょうど保育園に入る手前くらいに「喘息」だと診断されました。
身近に喘息の人がいなかったし、しんどい病気だというあいまいな知識だけで、
そのときの私はただただ、慌てて、落ち込んでいました。
確かにそれからは、風邪の度に発作がでて、
ひどくなって、救急にかけこんだり、保育園も休みがちで、
最初の運動会も入院で出れませんでした。
吸入しに朝夕と病院に通い、
いつまでたっても「もう来なくていいよ」と言ってもらえなかった。
ある日、吸入から帰って、クタクタになっていた私は、息子を布団の上にまず寝かせて、
そのまま、床にしゃがみこんでひたすらワーワーと泣きました。。。
溜まりに溜まった、不安、疲労、アレルギー体質の自分を責める気持ち、、、
母乳を早々に止めてしまったことを責める気持ち、、、
何がなんだか分からないくらい、長い間泣いていました。
子育ての相談ダイヤルにも、何度か電話をかけましたが、
マニュアルに従って言ってるのかな?
というような回答で、余計に落ち込んで電話を切ることもありました。
そんなとき、ハッと私の恩師を思いました。
学生の頃から英語を教わっている先生ですが、
それ以上に私の生き方にも大きな影響を与えてくれた先生です。
今も、英語だけでなく、写真家、それに関連して翻訳、高校での講演、、幅広くご活躍中です。
たしか、先生が子供の頃、喘息に苦しんだと聞かせてもらったことがある。。。
すがる思いで、そのときの私のすべての思いをメールに書き、送りました。
先生のお返事には、こうありました。
自分の周りにも、喘息、アレルギーの人はたくさんいます。
皆さんを見てて、共通して思うのは、みんな特に繊細な心、
感覚の持ち主で、後に芸術、文学の面などで、活躍されています。
アレルギーの人は、敏感に体が反応して、
アレルギー症状を出してしまうけど、その分、
繊細な感性、研ぎ澄まされた素晴らしい感性を持っていると思います。
ですから、なおちゃんもKくん(息子)も今は、しんどいでしょうが、
Kくんも、将来、きっと大きな花を咲かせてくれますから、頑張ってくださいと。
ありがたくて、ありがたくて、今度は嬉しい涙を流してしまいました。
もちろん、先生も素晴らしい感性で、私たちに「目からうろこ」の
英語を教えてくださり、本当に楽しく、英語が大好きになりました。
先生の写真も、個展を出されるくらいすばらしい。
先生ご自身が証明してくださってる。説得力ありすぎ!!
その後も、やはり息子は発作を繰り返し、また入院もしたけど、
先生にいただいた言葉をお守りとして、息子と自分に言い聞かせてきました。
小学生になり、少しづつ体力も付き、
スイミングにも通い、お休みもなくなってきましたが、
予防の薬は毎日飲んでます。
やはり、風邪や感染症はこわいです。
気を緩めずに予防していかないと。。。
いつか本当に完治すればいいな、、、と思ってる。願ってる。
でも、アレルギーだから、もしかしたら、長いお付き合いになるかもしれない。
でも、キミは、きっと大きな花を咲かせてくれる。
大きな大きな子になる、すっごい子になる、、、お母さんは信じてる。
今日の作品を見て、改めてそう思ったよ!!
誰も褒めてくれなくても、
褒めちぎるのはお母さんだけかも知れないけどね、、、それでもいいよね。
あのとき、先生に、お守りをもらって、お母さん、いまもこうやって前を向いていられるんだから。。。
残りの夏休み、元気な体で、楽しく過ごそうね
Naoko