父娘エジプト旅行記、5日目 2015年7月27日その6 アビドスのセティ1世葬祭殿へ

デンデラからアビドスはしっかり2時間以上かかります。

途中一車線の橋を渡ったり、その橋のたもとにISISの落書きがあったりで、社葬もいろいろ面白かったです。

アビドス到着時はすでにお昼。ムハンマドさんがチョコを買ってきてくれました。

アスワンでご紹介したフィラエ島のイシス神殿と並んで私の好きな場所です。

デンデラからまたまたのどかな道を北上します。

 途中大きな町をいくつか通りながらデンデラから2時間程度のところに
アビドスの町があります。
町自体は結構大きな町です。

この郊外の砂漠との境界線にセティ世葬祭殿があります。

入り口から見た目は全く愛想の無い神殿です。

アビドスは21年前の訪問時、一人ほぼ貸切となり、静かに見ることが出来た神殿です。
静かで、絵のタッチが他の神殿とも少し雰囲気が違うこと、色がとてもきれい残っていて
独特の雰囲気を持つ神殿です。

21年前の当時は前世でラムセス2世に仕えていたというこの神殿にとても詳しいイギリス人の老婦人が居られ、 中を案内してくださいました。

ひょっとしてまだご健在か、聞いてみると10年ほど前お亡くなりになったとのこと。
特別にこの神殿のすぐそばに葬られたとのことでした。

そんなこともあり、ここセティ1世神殿は今も神々が宿る神秘的な雰囲気の神殿。