いつも月に1度ほど、その老医のもとへ通院しました。

忘れていたのですが、鮮血のことをふと思い出しその旨、伝えました。

老医は、「ふ~~~ん」と言っただけで別段何も変わりませんでした。



ところが。。。。

内診が始まると、とんでもない事が起こるのです。


最初は、
下痢のメガトン級の痛みに襲われました。

「うぅ。。。。」と初めて婦人科で声が出ました。

次に、腹の中を
刃物で切り裂かれているような痛みに襲われました。

「せ・・・先生。痛いです・・・・」強がりでええかっこしぃの私が生まれて初めて人に弱音を吐きました。

老医は「分かってるよ。」と言いました。

最後は、身体が震えだし「危ないから動くな!!」と怒鳴られましたが、不可抗力です。。。。。

「もう、ダメだな・・・・これくらいでイイか」と言った言葉の後は覚えていません。


暗くなった待合室で、うずくまっていると老看護婦が来て「お家の人に連絡しましょうか?」と言った。

その時私は、東京を離れ単身で地方にいた。。。。呼べるわけないだろう・・・・・



しゃべることもできないが、腹痛と吐き気が凄まじい。

トイレへ行くと。。。。。違和感が・・・・・・・




恐る恐る触ってみると、何かが入っている。






とんでもない量の“ガーゼ”が詰め込まれていた。





あのまま放置していたら、もっと大変な事になっただろう・・・・・・

説明もせず、労いもせず。。。。
こっちは、生身の人間だ!!実験人形じゃないんだぞ!!!!





このヤブ医者が!!!!








それでも。。。。行くあてもなく・・・・・また、そのヤブさんへ通院した。