納屋に数年放置していたモトコンポの修理を頼まれました。
放置する前はちゃんと動いていたとのことなので、たぶん修理できるだろうとの判断で車に積んで持ってきていただきました。
放置と言うくらいなのでどれだけ風化しているのかと思えば、カウルは割れも欠けも欠品もなく、全体的に錆も少ないコンディション良好な状態。
ボロボロのクタクタな状態だとテンションが上がりませんが、これなら気合が入ります。
まずはいつものキャブ分解&清掃
キャブ内部はもちろん、ガソリンホースがささっている入り口さえもヤニで固着しているほどの状態。
キャブのオーバーホールは簡単にできるので、チャッチャと組み上げて車両に取り付け。
次はガソリンがキャブに流れてこない問題
ガソリンコックをONにしてもキャブに流れてこないので、コックが詰まっているんじゃないかと思い、タンクを外して通路をチェック。
コチラも固まったヤニが通路を塞いでいて、これが原因でタンクからガソリンが落ちてこなかったようです。
最後は火花が飛ばない問題
プラグやイグニッションコイルではなく、ピックアップコイルかCDIのようです。
放置する前はちゃんと乗れていたのに、放置→修理の時に点火系がダメになっていることがごく稀にあります。
バッテリーが弱いor死んでいる状態で無理やりエンジンかけて乗っていると、不安定な電流が流れてCDIやECUを壊してしまうことがあります。
電装系は電気が流れなければ壊れないのではないかと思いますが、エンジンがかからずバッテリーも死んでいる不動車両をブースターを繋いでセルを回してみたり、キックを踏んでかけようチャレンジなどをしてCDIなどを焼いてしまうのかもしれません。
とりあえず故障個所を調べる用にいろんな車種のCDIやECUを持っているので、カプラーの合うCDIを差し込んだらうまい具合に火花が飛ぶようになりました。
昔のバイクあるあるで、車種やメーカーが違っていてもカプラーやソケットの合う電装系を付けてみたら普通に動いてしまう現象です。
どうやらモトコンポにはスーパーカブのCDIが使えるようです。
2サイクルのバイクも2000年代前後になるとマフラーから吐き出す煙も少なくなりましたが、さすがに1980年代の2サイクルは排ガス何それレベルで吐き出すようです。
モトコンポは外装も外しやすく、外装を外せば整備のアクセスしやすいのもあって3時間少々で修理完了しました。




