木覚山についたラオンは恋文の相手と会います。
キム進士の末息子のお相手ですから、女性だと思い込んでいた
ラオンはびっくり仰天!相手は完全なる男性。
しかも、超が付くほどのイケメン。
「見目麗しい」という言葉はこの人のためにあるのではないか。
ここで、ラオンは悟ったのです。
末息子は男性が好きな人なのだと。勝手に。
写真も電話もない。相手を確認するツールが何もないのですから
その当時の男女の出逢いや恋愛はこういう勘違いや、すれ違いが
往々にしてあったのでしょうね。
そりゃぁそうですよね。私の若かりし頃も、携帯電話なんてなく、固定電話でしたもの。
そう思えば、今の時代で、待ち合わせが困難なんてないですものね。
末息子とこの超イケメンが、叶わぬ恋をしていると思い込んでいるラオンは、別れる前に少しでも素敵な思い出を作って差し上げようと、
奮闘し始めます。
一方、妹の代わりに恋文の相手に会いに来たのは、イ・ヨン。
ラオンが両班のふりをしていることを早くも見抜いたヨンは、畳み込むようにラオンの嘘を暴いていくのです。
ただ、ラオンが実は女性であることは知る由もなかったのです。