空港で別れて1か月。

今日はトンファホテルの入社式です。

祝辞を述べるため壇上に上がる代表スヒョンは

ジニョクの姿を見つけ驚き、そして、うれしさを隠せません。

 

入社式典後、スヒョンは秘書ミジンにジニョクのプロフィールを持ってきてもらい目を通します。

自己紹介文に書かれた内容は、キューバ・ハバナで聞いた話の通りで、ジニョクの実直な性格を再確認します。

 

昼休み中庭で、何やら嬉しそうに電話で話すジニョク。

その姿を見たスヒョンは、誰と話せばあんな笑顔になるのだろうか?

尋ねてみたくて仕方がありませんでした。

 

退社後、自己紹介文に書かれていた、ジニョクのお思い入れある公園へ足を運んだスヒョン。

ブランコに乗っている姿をジニョクが見つけます。

 

驚きとうれしさで思わず声をかけるジニョクは、

代表と知ってて近づいたと思われたんじゃないか。

と、心配していたことをスヒョンに伝えます。

「あなたがそんな人じゃないってことは、よくわかっているわ。

 心配しないで。」

というスヒョンの言葉にほっとするジニョクでした。

 

入社初日から、二人は急接近していきます。

会うべくして会った。

そんな運命の再会でした。

                             つづく