当社は決算期を変更しました。
3月決算にする予定だったのですが、
おかげさまで半期だけで億を超える黒が出すぎたため、
再度決算時期を変更し事業投資の機会を延伸する期間を設け7月末で決算を行いました。
これまたおかげさまで黒字決算を達成することができました。
当然固定費をはじめ、支払うべきものは支払っての数字です。
このご時勢にみんなのがんばりでいい結果になったと思います。。
100人いれば、100人がお金を使い減らすことができます。
誰でもお金を減らすことはできます。
でも増やせることができるのは、限られた人だけです。
誰にでもできる仕事ではではありません。
日々日々努力の積み重ね以外のなにものでもありません。
ありがとう!
とくに決算に向けて経理と税理士の先生は本当に大変だったと思います。
蕁麻疹までできて怒涛に決算を仕上げてくれた経理責任者もありがとうございます。
そして何よりもお客様に感謝です。
どんなに価値を提供しようとも、お客様も並々ならぬ努力をして下っているから、
当社もちゃんと売上を立てることができ、かつお支払いも頂いてるわけです。
多くの人に支えられて当社も存在することができます。
決算についてものすごく単純化していいますと、100の経常利益見込みがあるとして、
ここから約半分の50を納税するよりも、
それを事業投資に使い、目先の納税額という社会的利益よりも
会社を成長させるという方向にお金を使い、納税額は10ぐらいに少なめに調整します。
そして会社をもっと成長させて、もっと多くの納税や雇用・新たな商品価値の提供という
社会貢献をできるようになったほうがよい。
というのが、わたしの考えです。
さらにいうと、目先の小さな利益にこだわるよりも、
もっと大きな利益に向けて投資していけ!
というのが私の感覚です。
そのほうが結果として、社会にもがんばった社員にも大きく貢献することができます。
事業投資とは、すなわちシムシティ !
こんな感覚です。
みなさん、シムシティやったことあります?
市長になって町を作っていく、あのゲームです。
今ではシムシティ4まで出ているようですが、
第一弾はわたしが中高生のころに出たゲームです。
はじめは、大変なんですよ。
なけなしのお金で町を作っていきます。
たくさんお金使うけど、増える収益は微々たるもの。
やっと収益が出てきたと思ったら、またそれを投資して町を発展させていくわけです。
気がつくと、町は順調に発展し、人口も増えて、使いきれないお金が毎期入ってくるようになります。
ちょっと発展してきたところで、毎年100の収益が出たとして、
新たな投資はそれほど行わず、それを貯めれば10年で1,000になります。
でも町の発展はそれほどでもありません。だって投資しないんだもの。
そうではなくて、出てきた収益100を留保するのではなく、
投資して、5年後には1000の利益、1000の投資、
10年後には10000の利益・投資につなげていく。
目先だけ見ていると10年後に1,000なのが、
中長期も視野に入れると10年後には10,000になっているわけです。
しかも後者のほうが、雇用も納税も増えて社会的貢献も大きくなっています。
これが目先の小さな利益よりも、大きな利益に向けて投資していけ!
という意味です。
これを毎期どのようなバランスで行っていくか。
短期・中長期のバランスも計りながら
キャッシュフローが顧客利益・会社の利益・社会利益にとって、
最大価値を生むように考えていきます。
当社は成長を目指したまだまだ小さな会社ですから、
投資重視で来ましたし、目指すところへいくためにも、これからもそれは変わりません。
まだ未上場だから縦横無尽に決めていけることができます。
むしろお金を何に事業投資したらいいか分からない、
怖くてできない、もしくは今の利益で充分!
というのは経営者の器としてそこ止まりということです。
我が社は今期も成長を続けます。
どんどん変わっていくわけです。
まだまだ小さな会社ですが、自ら変化を生み出して生きます。
今のまま行けば、おそらく来春には社員300~400名になっていてもおかしくありません。
収益も今の何倍にもなっている可能性も見えています。
指数関数的シムシティです。
一方で成長痛という様々な歪みが出てもおかしくないでしょう。
でも成長は止めません。
なぜならば、もっと大きく社会にも顧客にも社員にも貢献していきたいからです。
成長を目指さないのは、一番の愚策だと思います。
国を見れば分かることです。
諸々を簡単言えば、今は小さな社会貢献しかできないけど、
もっと大きな会社になって納税もたくさんできるように、
諸々大きく社会貢献するから待っててよ!
だから、そんなわが社を育てて頂戴!
という気持ちです。
そんなわけで、今後とも当社をよろしくお願いします。