録りだめしていた番組みてました。
「やった~給与が振り込まれてる~~~!」
喜ぶ従業員。
当たり前が、当たり前じゃない。そんな番組だったのが
この絨毯売ってる社長、手形ばかりきってんなよ@@
これじゃ社員が可愛そうです。がんばりが報われない。
ガイアの夜明けと、カンブリア宮殿も見ました。
その中で、これとくに面白かったです。
野口誠一(のぐち・せいいち)氏(八起会(やおきかい)会長)
2008年、商工リサーチの統計では、倒産処理した法人1万5千社。
その商工リサーチ 情報統括部長のコメントでは
「廃業は、倒産の軽く10倍ある」と言ってました。
これ情報に接している人の実感なんでしょうね。
と、すると年間15万社が倒産・廃業しているわけです。毎日400社!
金融機関も忙しそうですね。。。
カンブリアの番組説明を見ると、去年は3000人の経営者が自殺したと記されています。
命を絶つ必要なんてないのに。本来、命で償うべき殺人犯が死刑にすらならないのに、
会社を潰した程度で死ぬことなんてないんです。
8年前、自殺しようとしていた社長がいました。
もうかなりひどい状況でした。
社長はもちろん、奥さんも目一杯カードで借りて会社を回していました。
ヤミ金からも借りていました。手形帳、通帳、実印、白紙の委任状などすべて取り上げられている状況で、
銀行もカードもヤミ金も返済できず、家賃も2年滞納。取引先支払いと、給与も遅延。そのような状況でした。
普通に考えると、もう手の施しようがありません。でも上手にやれば復活できるんですね。
24~5歳のころ、この事業の建て直しをさせてもらったのですが、
これは今でも非常にいい経験を若いうちにさせてもらったと思います。
その後、事業からのフリーキャッシュフローだけで、5億円の借金を整理完済するまでに至りました。
いや~私が借りたわけでもないのに、完済し切ったときは気持ちよかったものです。
ちなみに当時、返済分を全部稼いだ営業バカが、このバカ です。バカのイメージ図2
そんなこともあったんだよ~みんな。
こういうことをすっ飛ばして、契約社員が我侭言ったら、叱ってください。
話しはそれましたが、なんでもどうにでもなる。わけです。
でもやっぱり倒産や廃業、もしくはそれに準ずる状態にならぬよう
ハンドリングしていく責任あるのが経営者です。
おととしの秋。
サブプライムがはじけてバブルがはじけると思ったので、
すばやく分室オフィスを縮小しました。今から思うと素早かったと思います。
これ冬支度です。嵐が過ぎるまで、こじんまりとします。
それから支出に対しても、基準を厳しくしました。
なのに、社員は分かってくれ~なんだよな、これが。
こうしてもほしい、ああしてほしい、給与もあげてほしい、
まぁ好き勝手いうわけですが、社員の言うことをすべて聞いていると会社は100%倒産します。
会社が倒産しても社員は責任を取ってくれませんし、取れません。むしろ文句を言います。
だから全部聞かなくていいんです。
そして最後に判断をするのは社長です。だから社長の責任なんです。
去年の夏。
わたしお盆休み返上でとある仕組みを作りました。
さらに冷え込む市場に対して、顧客数をあげていくために、集客するための仕組みを作りました。
不景気になるとどうしても、顧客単価が下落しやすい環境になります。
だからさらに顧客数を増やすんですね。維持じゃなくて伸ばしていくために。
私の繋がりでひっぱってきた案件で焦げ付きも発生しちゃいました@@
その分、責任を取るために補填もしました。だから誰にも文句は言わせません。筋通してます。
そして今は不景気のど真ん中なのでいろいろと提携の動きを続けています。
とにかく社長って全責任とらないといけないんですよ。
言い訳する前に、できることはたくさんあるはずです。
やることやっているんで、この不景気でも飲みに行っても文句言われません。
だからブログにも堂々とUPできます。
たぶん(・Θ・;)
まだまだがんばりますよ。
でも社長一人がんばってもたいしたことないので、会社のみんなでがんばっていきたいと思います。
のんちゃんでした。