私は経営者なので儲けないといけません。
利益を適正に追求していくのが、最大の使命です。
そのために、障害も乗り越えていくし、壁も乗りこえるし、そして人材も育成していきます。
聞こえよく言えば、稼げるように導いていくのが仕事です。
ドライに言えば、人財育成の目的は利益です。
例えて言うなら、野球選手がゲームに勝つためにバットを振り、ボールを投げ、走り、
ゲームに勝つために、選手を育て、チームを作っていくのと同じです。
でもね。
正直、儲けよりも「その人」の人生が幸せになるように、
「その人」が育ってくれるのが、実は何よりも嬉しくて、そして励みになります。
お金だけだったらおそらく事業はしていません。
だって人を育てるっていうのは、本当に大変なことだし、
エネルギーもいるし、わざわざそんなことをしなくとも
他に儲ける手段っていうのはあると思います。
ある男子。
ここ数日、ものすごくいい表情をしているなぁと感じていました。
見るたびにいい表情なんです。
いや、ほんと晴れ晴れしたいい表情なんです。
他の人は気がついたかな。。。
私は正直、その男子の表情を見ていて、感動のあまりこっそり泣きそうになりました。
泣きはしませんが!じわっときましたよ。あぶねぇあぶねぇ。
ほんとっ何よりも嬉しい瞬間です。
より幸せな人生を歩めるように、育ってほしい。
根底はそれだけです。最後はそれだけです。
価値観は様々ですが、私は人生を楽しむためには、
喜怒哀楽と艱難辛苦をたっくさ~~~~~~ん味わうことだと思っています。
そしてたくさんの山を越えて、他の人とは違う人生を歩む。
誰もが歩める、道じゃつまらない。
他の人がチャレンジしないようなことにチャレンジし、
他の人が乗り越えられないような壁を乗り越えるから、
その先にはより多くの喜怒哀楽と艱難辛苦が待っています。
喜怒哀楽がない人生、少ない人生なんてつまらない。
実力がつくほどに、艱難辛苦のハードルは上がっていきます。
喜怒哀楽が増えていきます。
実力というのは、生きる力であり、
換言すると、より多くの人から力も借りれる人であり、貸せる人であり、
他の人よりもいいアイディアが浮かんだり、実行力があったり、
前向きであったり、自分に負けない力であったり、何かを世の中に提供できる力なわけです。
これらの総合力が、より大きいほどに、より稼ぐという形になって顕れていくわけです。
だから私は「稼げるようになれ」と言います。
稼いでるやつには「もっと稼げるようになれ」と言います。
そうすると、自然と本人の人生もさらに楽しくなるし、
周りの人を幸せにする力もついていくのだと思います。
一人でも多くの社員に、より大きな実力をつけてほしいと願ってます。
私自身もまだまだ、もっともっと実力をつけていきます。
のんちゃん。ですた。