物理学の基本のおさらい。
知らない人向け。

世の中は「連続」ではありません。
時間や空間、素粒子の状態は、飛び飛びに変化します。
つまり、アナログ時計的じゃなくて、デジタル時計的なんですね。
もっと言うと、アナログ時計も、精密に見れば、デジタルなんです。

と、いうことは。
例えば野球で、打者が1塁のベースを踏むのと、1塁への送球キャッチが、完全に同一の時間に起きることがあり得るということです。
野球のルールブックには、「走者が早ければセーフ、遅ければアウト」といった記述はありますが、「同時だった場合」については触れられていません。これは、世界がアナログで連続的であり、「無限小の解像度で見れば」必ずどちらかが先であるという誤った認識に基づいて作られたルールと言っても良いでしょう。
実際には、「無限小の解像度」というのは存在せず、有限確定値の解像度があるのみなのです。

同じく、色などもそうです。
色は連続的であるように思われますが、実際にはある色と、それに近い別の色は、不連続です。
なぜなら、物質やエネルギーの全ては不連続だからです。

このような知見は、高校物理ではなく大学の物理学で習うので、知らない人はぜひとも覚えておきましょう!