フィギュアスケート妄想・二律背反

フィギュアスケート妄想・二律背反

髙橋大輔とフィギュアスケートと、私。
矢でも鉄砲でも持ってこい。

Instagramから、デニス・テンメモリアル除幕式のお知らせが来た。彼の誕生日に行われる筈だったのが遅れていたのだ。6月22日。



denisten_officialの動画を見る。銅像だったのか。
「お嬢さんとならず者」の姿。
本当に、体の線がよく似ている。すっと伸びた腕、腰の微妙なしなり、お尻の形(お尻を書くのはどうかと思ったけれど、彼の特徴がとても良く出ていたので敢えて書いた)

私、このプログラムは彼のものの中ではそれほど好きな方じゃなかった。しかし、よく考えれば五輪で銅メダルをとった、カザフスタンの国民にとってはもっとも印象が強いはずのプログラムである。
そう、大輔さんの「道」のような。いや、この新しい国で最初に手にした冬季五輪メダルなんだから、荒川静香選手の「トゥーランドット」に匹敵するのかもしれない。
きっと、ソチ五輪の後は、何度も何度もテレビで流れたんだろうな、この姿が、と思う。
国民の記憶になっている姿を銅像にする。確かに、それが一番だろう。

で、Instagramの動画を見ていて、あれ?と思う。除幕式の様子を外れて、周りの緑と空を写していたのだ。なんだろう、と思った。
その後、Instagramのコメントをgoogle翻訳して、その意味を知った。

<引用>
作者のデニスの歌の音と記念碑自体の開放の時に、それは雨が降り始め、歌と共に止まった。
あなたは近いですか、デニス

<引用終わり>

雨は降り、そして止んだ。それを撮っていたのか。
テン様は、「そこにいた」のだろうか。




Instagramのストーリーは、24時間で消えるの前提だから、残してはいけないんじゃないかと思っているんだけど。

この部分は動画じゃないからいいだろう。
ストーリーの上部にあった、細かい点線状態のもの。

懐かしかった。

昨年の6月、デニステンアンドフレンズが開幕される前から終わるまでの間、テン様関係のInstagramには本当にしょっちゅうストーリーが上がっていたのだ。それも、こんな細かい点線状態の、長い動画が連発でアップされていた。
「ええいっ、多過ぎる」と思いながら、やっぱり見ずに消えてしまうのは惜しくて、ついつい見ていた。ちょうど大輔さん情報が極端に少ない時期だったこともある。
つまり、私はSNSのおかげで、昨年6月に一番テン様を身近に感じるようになっていたのである。

そして、7月はじめに心が舞い上がる情報が飛んできて、浮かれていたところに、地上に墜落するような話がやってきたのである。

今思えば、点線になるように頻繁に動画上げるような活動していたのも、こういう結末ゆえに生き急いでいたのかな、とちらっと思ったのだけれど。んなわけはない、犯罪に巻き込まれたのが運命のはずはないのだ、と思い直す。

ただ、カザフスタンは日本と比べると平均寿命が短いとのことなので、そういう意味では、彼は日本人より急ぎ足だったのかな、なんて思ったのである。




その後、浅田真央さんが7月20日開催の、テン様追悼のアイスショーに出演するという話を聞いた。ただただ、ありがたい。