ゴルフ=メモリアル・トーナメント、松山は13位
[1日 ロイター] - 米男子ゴルフのメモリアル・トーナメントは1日、オハイオ州ダブリンのミュアフィールドビレッジGC(パー72)で第1ラウンドを行い、松山英樹は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、2アンダーの13位タイで初日を終えた。石川遼は73で回り、1オーバーの48位タイ。池田勇太は78で6オーバーの109位タイだった。首位はダビド・リングメルト(スウェーデン)とジェーソン・ダフナー(米国)が7アンダーで肩を並べた。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)は6オーバーで終え、池田と同じく109位タイで出遅れた。
■松山英樹の話「(前半は)うまくいかなかった。後半の11番でティーショットが木に当たってフェアウエーに戻るラッキーもあって、なんとかスコアを伸ばすことができた。スコア的にはそんなに出遅れなかったのは良かった。2日目からも粘り強くプレーしたい」
■石川遼の話「1番ではティーショット(のスイング)で全然リズムが合わずにOBにしてしまった。(その後)いいパーパットを入れてずっとしのいでいたのに、最後の2ホールはパットが入らなかった。ボギー、ボギーにして終えたのが悔しい」
■池田勇太の話「ひどかった。前半でパットが入らず、流れがうまくつくれなかった。だんだんとアンラッキーも増えて、何をやってもうまくいかない一日だった。2日目はやれる限りのことをやろうと思う」(共同)

ゴルフ=松山、2014年優勝の米ツアー大会で復調めざす
[31日 ロイター] - 男子ゴルフの世界ランク4位、松山英樹(25)は、2014年に米ツアー初優勝した経験を持つメモリアル・トーナメント(米オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC、6月1日開幕)での復調をめざす。今シーズンの松山はHSBCチャンピオンズやヒーロー・ワールドチャレンジで優勝し、2月のフェニックス・オープンで連覇を遂げたが、それ以降はマスターズ・トーナメントでの11位タイが最上位と不振に陥っている。練習ラウンドが行われたこの日、松山は取材に対して「調子が上向くことを願うが、正直、自分が望むスイングの状態ではなく、パットもあまり良くない」とスランプを認めながらも、「ミュアフィールドビレッジに戻ってくると、特別な気持ちになり、もっといいプレーをしようという励みになる」と述べた。メモリアル・トーナメントはジャック・ニクラウスが自身の設計によるコースで主催する大会。松山は優勝した3年前は「いかに大きな大会か気づいていなかった」が、今ではその重要度を理解しており、自分にとってはこれからもずっと特別なイベントになると位置付けた。

ゴルフ=コ、84週守った世界1位から後退へ
[2日 ロイター] - 女子ゴルフのリディア・コ(ニュージーランド)が、84週に渡って守ってきた世界ランク1位の座を4日に失うことが決定的となった。コは今週米ニュージャージー州で行われるショップライト・クラシックを欠場することにより、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)か柳簫然(韓国)に抜かれると米女子ゴルフツアー側が明かした。ジュタヌガーンもショップライト・クラシックを欠場するため、柳が同大会で優勝すれば確定、2位や3位でも条件次第で世界ランクトップとなる。それ以外の成績だとジュタヌガーンが世界ランク1位となる。

【ゴルフ】 ヨネックス女子・レディースは雷雲接近で競技打ち切り 大会は36ホールに短縮
 女子ゴルフのヨネックス・レディースは2日、新潟県長岡市のヨネックスCCで開幕したが、荒天のため打ち切られた。雷雲接近で開始が2時間半遅れ、さらに2度目の中断の後、再開できなかった。大会は54ホールから36ホールに短縮して3、4日に争われる。3日の第1ラウンドで70位までが最終ラウンドに進み、最終結果の50位までが賞金を獲得。加算額は当初の75%となる。女子ツアーの競技中止は昨年5月のリゾートトラスト・レディース最終日以来。強風で打ち切られ、前日首位だった表純子の優勝となった。

【男子ゴルフ】 男子ツアー選手権の森ビル杯、キューが暫定首位、日没で順延
 ツアー選手権森ビル杯第2日は2日、茨城県宍戸ヒルズCC(7384ヤード、パー71)で行われ、雷雲接近で開始が1時間遅れ、6人が日没までにプレーを終えられなかった。ツアー未勝利の38歳、アンジェロ・キュー(フィリピン)が68で回り通算7アンダーの135で暫定首位。2打差でスンス・ハン(米国)が続いた。通算4アンダーの暫定3位に中島徹と金亨成(韓国)。3アンダーの5位に大堀裕次郎ら3人が並び、さらに1打差で小田孔明、遠藤彰らが続いた。昨年優勝の塚田陽亮は7オーバー、宮里優作は9オーバーで予選落ちが確実となった。(出場125選手、晴れ、気温28・3度、西の風4・2メートル、観衆2318人)