NBA=ウォリアーズ黒星、カリー25得点も及ばす
[28日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は28日、各地で試合を行い、西地区の首位ウォリアーズは108─112でウィザーズに敗れた。ウォリアーズはステフェン・カリーが25得点するなど5選手が二ケタ得点したが、ウィザーズの6選手に二ケタ得点を許して屈した。ほかではピストンズがトレイルブレーザーズに120─113で、ナゲッツがブルズに125─107で、サンダーが109─106でジャズにそれぞれ勝利した。

テニス=ドバイ選手権、バブリンカまさかの敗退 マリーは勝利
[28日 ロイター] - 男子テニスのドバイ選手権は28日、ドバイでシングルス1回戦を行い、世界ランク3位で第2シードのスタン・バブリンカ(スイス)が世界ランク77位のダミル・ジュムール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に6─7、3─6のストレート負けを喫する波乱が起きた。全豪オープン準決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れて以来の試合となったバブリンカは「スタートはよかったが、厳しい試合になった。今日は彼の日だった」と対戦相手を称えた。世界ランク1位で第1シードのアンディ・マリー(英国)は、序盤にブレークを許したもののストレート勝利で順当に2回戦に進んだ。

テニス=メキシコ・オープン、ジョコビッチら勝利
[28日 ロイター] - テニスのメキシコ・オープンは28日、メキシコのアカプルコで男子シングルス1回戦を行い、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はマルティン・クリザン(スロバキア)に6─3、7─6で勝利した。第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)は、アルゼンチン・オープンで錦織圭を倒して優勝したアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)をフルセットで下した。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)も勝ち上がった。

【女子ゴルフ】宮里藍「結果にこだわる」6年ぶり日本ツアー開幕戦 3月2日からダイキン・オーキッドL
 日本女子ゴルフツアー開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースに6年ぶりに出場する宮里藍が開幕2日前の28日、会場の沖縄県琉球GCで記者会見に臨み「結果にこだわりたい。初日から上位争いができれば」と意気込みを語った。主戦場とする米ツアーの今季初戦となった前週のホンダLPGA(タイ)ではショットの精度を欠いて56位。27日に沖縄入りしてから父の優さんに指導を受けて修正に努め「心配せずにいけると思う。もう少しかみ合えばアンダーパーになる」と好感触を得た。2年連続賞金女王のイ・ボミ(韓国)も記者会見し、今季の目標は3年連続のタイトルだけでなく「平均ストロークで頑張りたい。60台は今まで日本ツアーで出たことがないので」と話した。今大会は宮里藍と同じ米ツアー組が多く参加。昨年の日本女子オープン選手権を史上最年少で制した畑岡奈紗のほか、宮里美香、横峯さくら、上原彩子が出場する。

【陸上】 フェリックスが東京五輪出場に意欲 ロンドンの女子200メートルで優勝
 米NBCスポーツは2月28日、陸上女子短距離で2012年のロンドン五輪200メートルを制した31歳のアリソン・フェリックス(米国)が20年東京五輪に200メートルで出場を目指す意向を明らかにしたと報じた。「やりたいと思う。私には生かすことのできる全ての経験がある」と話した。フェリックスは昨年のリオデジャネイロ五輪では200メートルの出場を逃し、400メートルで銀メダルを獲得した。(共同)

【ボクシング】 具志堅のV13記録に王手かけられるか 山中慎介、気負いなく「記録は気にしない」
 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(2日、東京・両国国技館)に臨む王者の山中慎介(34)=帝拳=と挑戦者で同級6位のカルロス・カールソン(26)=メキシコ=が1日、都内のホテルで前日計量を行い、ともに1回でパスした。日本歴代単独2位となる12回連続のタイトル防衛を目指す山中は計量後に「心から試合が楽しみという状態に仕上がった」とにやり。カールソンも「何も問題はない」とベルト奪取へ自信をのぞかせた。具志堅用高が持つ13回連続世界タイトル防衛という日本記録へ王手をかける一戦を控えても山中に気負いはない。前日計量を一発でクリアした王者は、「記録は気にせず、インパクトのある勝ち方をみせたい」と静かに闘志を燃やした。具志堅が14回目の防衛に失敗した1981年3月から36年、多くの名ボクサーが挑んでははね返されてきた大記録だ。昨年4月には内山高志が12回目の連続防衛に失敗。昨年末に引退を表明した長谷川穂積も連続防衛は10回が最多だった。本人は高まる周囲の期待もどこ吹く風。「連続防衛の回数を気にしたことはなく、結果としてついてきているだけ」と無関心を装う。内山がつまずいたV12戦についても「まったく意識していない」と笑い飛ばした。いま、頭の中にあるのは挑戦者のカールソンただ1人。「これまでと変わらずに一戦一戦、相手に集中する。仕上がりはこれまでで最高なので試合でみんなに喜んでもらう」。やるべきことをやり遂げれば歴史はおのずと作られる。(奥山次郎)