テニス=全豪OPでフェデラー勝利、添田は初戦敗退
[メルボルン 16日 ロイター] - テニスの四大大会第1戦、全豪オープンは16日、メルボルンで試合を行い、男子シングルス1回戦では、第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)がユルゲン・メルツァー(オーストリア)を7─5、3─6、6─2、6─2で下した。35歳のフェデラーはひざのけがで6カ月間にわたりツアーを離脱。復帰戦を勝利で飾った。全豪オープン通算5回目の優勝を目指すフェデラーは2回戦ではノア・ルビン(米国)と対戦する。添田豪はマレク・ジャジリ(チュニジア)に3―6、4―6、3―6で敗戦。第1シードのアンディ・マリー(英国)、第4シードのスタン・バブリンカ(スイス)、第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)は勝ち上がった。

【全豪テニス】 大坂なおみが逆転勝ちで2回戦へ 2年連続初戦突破 第2日
 テニスの全豪オープン第2日は17日、メルボルンで行われ、女子シングルス1回戦で世界ランキング48位の大坂なおみ(日清食品)が主催者推薦で世界183位のラクシカー・クムクム(タイ)に6-7、6-4、7-5で逆転勝ちし、2年連続で初戦を突破した。昨季、女子ツアーを統括するWTAの最優秀新人賞を日本勢で初受賞した19歳の大坂は2回戦で第9シードのジョアンナ・コンタ(英国)と対戦する。(共同)
■大坂なおみの話「本当に疲れた。でもうれしい。こういう試合になると考えてなかった。負けたくない、それだけ(を考えた)。(2回戦のコンタは)すごく上手な選手だと分かっている。本当にいいプレーをしないといけない」(共同)

テニス=穂積ら日本勢敗退、全豪オープン1回戦
[メルボルン 16日 ロイター] - テニスの四大大会第1戦、全豪オープンは16日、メルボルンで試合を行い、女子シングルス1回戦では日本勢が敗れた。穂積絵莉はカリナ・ビットヘフト(ドイツ)に5─7、6─7でストレート負け。奈良くるみ、土居美咲も敗退。日比野菜緒は途中棄権した。前回王者で第1シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)は2回戦に進んだ。

テニス=錦織、過密日程でデビス杯欠場を表明
[16日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク5位、錦織圭は16日、過密日程を理由に国別対抗戦のデビスカップ(杯)ワールドグループ1回戦のフランス戦(2月3日開幕)を欠場すると明らかにした。錦織は報道陣に対し、「リオデジャネイロやブエノスアイレスに行って、さらにデビス杯でもプレーするとなると、体への負担が大きすぎる」とコメント。「このため欠場することを決断した」と述べた。世界のトップ選手たちは過密日程をこなしているため、デビス杯では試合の日数を現在の3日から2日に減らすことや、試合を5セット制から3セット制にすることなどの変更が検討されるという。これまでにロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)らもデビス杯の試合を欠場したことがある。

テニス=地元出身キリオス、「全豪OPで優勝できる」
[メルボルン 16日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク13位、ニック・キリオス(オーストラリア)は、四大大会第1戦、全豪オープンでの優勝に自信を示した。21歳のキリオスは16日、全豪オープンのシングルス1回戦で世界ランク77位のガスタン・エリアス(ポルトガル)にストレート勝ち。次戦ではアンドレアス・セッピ(イタリア)と対戦する。キリオスは2014年、初めて出場したウィンブルドン選手権で準々決勝に進出。2015年の全豪オープンでも8強入りを果たしており、将来的に四大大会で優勝できるとみられている。四大大会通算17回の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)は大会前、「キリオスがトップ選手に立て続けに勝てるかどうかは分からない」とし、今年の全豪オープンで同選手が優勝する可能性については懐疑的であるとコメント。しかしキリオスは「勝てないと思うようなら、プレーする意味がない」とし、「優勝できると思う」と語った。

ゴルフ=世界ランク2位マキロイ、けがでアブダビ選手権欠場
[16日 ロイター] - 男子ゴルフの世界ランク2位、ロリー・マキロイ(英国)は、16日に受けた検査で肋骨の疲労骨折が判明。アブダビHSBC選手権(19日開幕)を欠場するという。欧州ツアーが発表した。マキロイは欧州ツアーの声明で「けがで今週の大会を欠場しなければならないのはとても残念だが、大会が大きな成功を収めると確信している」とコメント。「けがが完治するまで休むよう、専門家から助言を受けた」と説明した。マキロイは13日、BMW南アフリカ・オープンの第2ラウンドで苦戦。週末に治療を受けたほか、痛み止めも服用した。同大会ではプレーオフで敗れ、2位だった。