【ラグビーTL】ヤマハ、サントリー11連勝
 ラグビーのトップリーグ第11節第1日は10日、東京・秩父宮ラグビー場などで5試合が行われ、ヤマハ発動機とサントリーはともに勝ち、開幕からの連勝を11に伸ばした。ヤマハ発動機はNECに47-5で圧勝して勝ち点53。サントリーは48-12でコカ・コーラを下して同52とした。パナソニックは新人WTB福岡がリーグの1試合個人最多トライ記録に並ぶ6トライをマークして69-14でホンダに大勝し、9勝目(2敗)を挙げた。キヤノンは近鉄に17-10で勝って4勝7敗とし、クボタはリコーに21-18で逆転勝ちして4勝1分け6敗となった。

【ラグビー】法大、日大はともに残留 ラグビー関東L入れ替え戦
 ラグビーの関東大学リーグは10日、埼玉・熊谷ラグビー場でリーグ戦の1、2部入れ替え戦が行われ、法大(1部7位)と日大(1部8位)がともに1部残留を決めた。法大は立正大(2部2位)に40-16で、日大は山梨学院大(2部1位)に40-35でそれぞれ勝った。

【ジャンプ】高梨、開幕3連勝逃し3位 W杯女子第3戦
 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は10日、ロシアのニジニタギルで個人第3戦(ヒルサイズ=HS100メートル)が行われ、昨季総合女王の高梨沙羅(クラレ)は102メートル、86メートルの218・3点で3位に終わり、開幕3連勝を逃した。高梨は1回目に最長不倒をマークしてトップに立ったものの、2回目は風でバランスを崩した。22歳のマーレン・ルンビー(ノルウェー)が1回目の6位から逆転し、229・6点でW杯初勝利を挙げた。2戦連続2位の伊藤有希(土屋ホーム)は87・5メートル、88メートルの214・2点で4位。勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は10位だった。岩渕香里(北野建設)は本戦の直前に実施された予選で落選した。(共同)

【サッカークラブW杯】鹿島きょうサンダウンズと準々決勝
 サッカーのクラブワールドカップ(W杯)は、11日に大阪府吹田市の市立吹田スタジアムで準々決勝が行われ、8日の1回戦を勝ち上がったJ1王者の鹿島(開催国枠)はアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦する。10日は大阪市内で約1時間半、調整した。練習は冒頭15分が公開され、柴崎らが走り込みで汗を流した。非公開部分ではセットプレーの守備などを確認。左足首の不安で1回戦はベンチスタートだった金崎もメニューを全てこなしたもようだ。石井監督は「短い時間だがしっかり準備をしてきた。1回戦よりも攻撃的な形で試合に入っていければ」と話した。11日はアジア王者の全北(韓国)と北中米カリブ海代表のアメリカ(メキシコ)の対戦も行われる。

【卓球】平野、石川は準決勝敗退 卓球グランドファイナル
 卓球のワールドツアー上位選手で争うグランドファイナル第3日は10日、ドーハで行われ、女子シングルス準決勝で16歳の平野美宇(エリートアカデミー)はリオデジャネイロ五輪団体銀メダルのハン・イン(ドイツ)に0-4で敗れ、決勝進出を逃した。石川佳純(全農)も世界ランキング4位の朱雨玲(中国)にストレート負けした。平野は準々決勝では帖雅娜(香港)を4-3、石川は梁夏銀(韓国)を4-2で下した。男子シングルスは村松雄斗(東京アート)が準々決勝で世界3位の許●(=日へんに斤)(中国)にストレートで敗れた。男子ダブルスで2連覇を狙う森薗政崇(明大)大島祐哉(ファースト)組は準決勝で何鈞傑、唐鵬組(香港)に快勝し、決勝に進出した。女子ダブルス準決勝は浜本由惟(エリートアカデミー)早田ひな(福岡・希望が丘高)組が、橋本帆乃香(大阪・四天王寺高)佐藤瞳(ミキハウス)組を下した。21歳以下の部の男子シングルスは準決勝で村松が及川瑞基(専大)に勝って決勝に進出した。(共同)

【MLB】川崎宗則選手が熊本で野球教室 復興支援、小学生と交流
 今季、米大リーグのカブスでプレーした川崎宗則内野手(35)が10日、熊本地震の被災地復興を支援するため、熊本市の藤崎台県営野球場で野球教室を開いた。熊本県内の小学生約120人と交流し「楽しい時間を過ごさせてもらった。逆に元気をもらった」と話した。ノックで助言を送る姿はとても楽しげ。今月2日に第2子の長女が誕生したそうで「子どもは好きなんだけど、自分の息子や娘ができると、また違う」と目を細めた。野球教室に先立ち、益城町の仮設住宅を訪問し「いろんな人が復興のためにやっていけたら」と思いを新たにした。カブスからフリーエージェントとなり、来季を日米のどちらでプレーするか迷っている。「まだ決まっていない。(決断は)年明けになるかも」と語った。