【ラグビーTL】
サントリー、開幕5連勝 サニックスは東芝に逆転勝ち 第5節最終日

サントリー-キヤノン 前半、トライを決めるサントリー・竹下=中銀スタ
 ラグビーのトップリーグ第5節最終日は2日、甲府市の山梨中銀スタジアムなどで2試合が行われ、サントリーがキヤノンを37-22で下して開幕5連勝とした。13-17で折り返したが、後半に3トライを奪った。キヤノンは4連敗。今季昇格したサニックスは昨季2位の東芝に31-21で逆転勝ちし、4勝1敗。東芝は3勝2敗となった。

【バスケットBリーグ】
琉球が2連勝 A東京、三遠は開幕4連勝

千葉-栃木 第1クオーター、ゴール下でパスを出す栃木・田臥=船橋市総合体育館
 バスケットボール男子のBリーグは2日、沖縄市体育館などで行われ、旧TKbjリーグ最後の覇者で西地区の琉球は滋賀を77-49で下し、2連勝で2勝2敗の五分に戻した。滋賀は4連敗。東地区のA東京、中地区の三遠はともに開幕4連勝をマークした。A東京はギレンウォーターの21得点などで秋田に84-70で逆転勝ち、三遠はドジャー、太田ら4人が2桁得点し、富山に70-64で競り勝った。中地区のSR渋谷は新潟に66-76で敗れ、初黒星で3勝1敗。東地区の栃木は千葉を87-69で破り、3連勝。西地区の名古屋Dは三河に78-73で競り勝って3勝1敗となった。2連敗の三河は2勝2敗。

【ビーチバレー】
長谷川徳海、高橋巧の組が初代王者 ジャパンツアー


ビーチバレー国内ツアーの初代年間王者になった男子の長谷川(左)、高橋組
 ビーチバレーの国内ツアー年間王者を決めるジャパンツアーファイナルが2日、大阪市のグランフロント大阪うめきた広場で行われ、男子は長谷川徳海(フリー)高橋巧(了徳寺大職)組が2-0で白鳥勝浩(トヨタ自動車)庄司憲右(愛媛県競技力向上対策本部)組を下して初代チャンピオンになった。女子は石井美樹(湘南ベルマーレ)村上めぐみ(オーイング)組が2-0で西堀健実、溝江明香組(トヨタ自動車)を退けた。ジャパンツアーは昨年までのJVAシリーズ(日本バレーボール協会主催)とJBVツアー(日本ビーチバレーボール連盟主催)が統合されて誕生した。

【岩手国体】
高校野球は東邦(愛知)など8強 第2日

秀岳館-東邦 5回表東邦無死一、三塁、藤嶋が左中間に2点二塁打を放つ=花巻球場
 国民体育大会「2016希望郷いわて国体」は2日、盛岡市の岩手県営野球場などで行われ、特別競技の高校野球硬式の1回戦で東邦(愛知)が夏の甲子園大会ベスト4の秀岳館(熊本)を8-1の七回コールドゲームで破り、8強入りした。木更津総合(千葉)は夏準優勝の北海(北海道)に3-2でサヨナラ勝ち。履正社(大阪)は地元の盛岡大付(岩手)を10-6で下し、広島新庄は明徳義塾(高知)を4-1で退けて準々決勝に進んだ。トライアスロンの成年女子はリオデジャネイロ五輪代表の上田藍(千葉)が優勝した。

【柔道】
男子最重量級で小川雄勢が連覇 バルセロナ五輪銀メダルで元世界王者の小川直也氏の長男 全日本学生体重別選手権

男子100キロ超級で2連覇した小川雄勢。左は父の直也氏=日本武道館
 柔道の全日本学生体重別選手権最終日は2日、東京・日本武道館で男女各3階級が行われ、男子100キロ超級は小川雄勢(明大)が決勝で影浦心(東海大)に優勢勝ちして2連覇した。小川は1992年バルセロナ五輪銀メダルで元世界王者の小川直也氏の長男。男子100キロ級は4月の全日本選抜体重別選手権覇者のウルフ・アロン(東海大)、同90キロ級は向翔一郎(日大)が初優勝した。女子は48キロ級で岡本理帆(国士舘大)が、2連覇を狙った小山亜利沙(帝京大)に決勝で一本勝ちして初優勝。57キロ級は出口クリスタ、52キロ級は米田愛理子(ともに山梨学院大)が初制覇した。