【ウィンブルドン】
錦織、4回戦を途中棄権 土居はケルバーに敗れる


男子シングルス4回戦の第2セット途中で棄権し、マリン・チリッチ(左)と握手する錦織圭=ウィンブルドン(共同)
テニスのウィンブルドン選手権第8日は4日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス4回戦で世界ランキング6位の第5シード、錦織圭(日清食品)が第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦し、第1セットを1-6で落とした後、第2セットが1-5となったところで途中棄権した。2014年の全米オープン決勝で敗れたチリッチとの対戦で、錦織は序盤からサーブを全力で打てず一方的な展開となった。昨年のウィンブルドンも左脚のけがのため2回戦を棄権。2年続けて無念の形で大会を終え、自身初、日本男子では1995年の松岡修造以来の8強入りを果たせなかった。女子シングルス4回戦では土居美咲(ミキハウス)が1月の全豪オープン覇者で第4シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に3-6、1-6で敗れた。(共同)
【テニス】
女子単の本玉が2回戦へ ウィンブルドン・ジュニア

ウィンブルドン・ジュニアの女子シングルス1回戦に出場した本玉真唯=ウィンブルドン(共同)
テニスのウィンブルドン・ジュニア選手権は3日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、シングルス1回戦で女子の本玉真唯(S・ONEグリーンTC)がモルドバ選手を7-5、6-2で下し、2回戦に進んだ。村松千裕(吉田記念テニス研修センター)は米国選手、内藤祐希(TEAM YONEZAWA)はウクライナ選手にそれぞれ敗れた。男子の清水悠太(兵庫・西宮甲英学院)はフランス選手に競り負けた。(共同)
【プロ野球】
広島、ロッテから7人 オールスター陣容出そろう

マツダオールスター2016に監督推薦で選出された広島の(左から)中崎翔太、野村祐輔、鈴木誠也、菊池涼介=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
プロ野球のマツダオールスターゲーム2016の監督推薦選手が4日に発表され、ファン投票と選手間投票による選出選手を合わせたセ、パ両リーグ28選手ずつの陣容が出そろった。セ首位を走る広島から野村や菊池らが監督推薦で選ばれ、ロッテと並んで最多の7人が選出された。大谷(日本ハム)はファン投票、選手間投票ともにパ先発投手部門で1位となり、プロ1年目から4年連続の選出。初選出は鈴木(広島)や新人の高山(阪神)ら19人で、選出回数は坂本(巨人)、糸井(オリックス)の8度が最多だった。第1戦は15日にヤフオクドーム、第2戦は16日に横浜スタジアムで行われる。
【プロ野球】
「阪神育成の星」原口が球宴監督推薦「驚きとうれしさでいっぱい」 岩貞も初選出

室内で打撃練習する阪神・原口文仁=4日、神宮球場(松永渉平撮影)
4月末に支配下に再登録され、監督推薦で初のオールスター出場を射止めた阪神の原口からは「驚きとうれしさでいっぱい」と初々しさがあふれた。ファン投票でも捕手部門2位で「感謝しかない」というプロ7年目。一発にも期待が懸かり、「自分のスイングをした結果が、いい結果になればいい」と意気込んだ。同じく初選出の3年目、岩貞は「一生懸命、チームのために投げてきたことを見てもらえたのかな」と話し、「いい経験だと思い、勉強させてもらいたい」と抱負を述べた。
【陸上】
女子長距離代表の鈴木ら練習公開「無の境地で走りたい」

リオ五輪陸上女子5000メートル、1万メートル代表の鈴木亜由子
リオデジャネイロ五輪陸上女子5000メートル、1万メートル代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)と同1万メートル代表の関根花観(同)が4日、東京都内で練習を公開した。昨年の世界選手権5000メートルで9位だった鈴木は「五輪が決まって、やっとスタート。結果にこだわりすぎて硬くならないよう、無の境地で走りたい」と語り、入賞を目標に掲げた。世界大会初出場の20歳、関根は「出ただけで終わりたくない。レース前半からチャレンジしていけたら」とベストを尽くすことを誓った。2人は6日に米国合宿に出発する。
【リオ五輪】
「ロンドンよりいいメダル」 サオリンが意気込み、4度目の大舞台

リオ五輪への意気込みを語る全日本女子チームの木村沙織=4日、味の素ナショナルトレーニングセンター(蔵賢斗撮影)
ロンドン五輪の「銅」に続くメダル獲得を目指すバレーボール女子の日本代表は東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで1日から合宿中。チームを束ねる主将の木村は「ロンドンよりいい色のメダル。このメンバーで絶対に目標を達成する強い気持ちがある」と決意をにじませた。バレーボール女子の日本選手では初となる4度目の五輪。2004年アテネ五輪はチームでただ1人の高校生だった新星は、リオ五輪期間中に30歳を迎える。エースとして活躍した前回のロンドン五輪後、一時は現役引退に傾いたこともあったが、13年には主将に就任。世代交代が進むチームで、若手と会話を重ね「エネルギーのある若い選手が伸び伸びできるような雰囲気作り」に努めてきた。大黒柱として重責を担ってきた木村を、真鍋監督は「一年一年、チームのことを考えて成長している」と評価する。世界の壁に対し、「日本らしいコンビバレー」で挑む。そして「選ばれなかった仲間の気持ちを込めて戦いたい」。5月の五輪最終予選で痛めた右手小指は回復途上という主将は大舞台を見据える。(吉原知也)
錦織、4回戦を途中棄権 土居はケルバーに敗れる


男子シングルス4回戦の第2セット途中で棄権し、マリン・チリッチ(左)と握手する錦織圭=ウィンブルドン(共同)
テニスのウィンブルドン選手権第8日は4日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス4回戦で世界ランキング6位の第5シード、錦織圭(日清食品)が第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦し、第1セットを1-6で落とした後、第2セットが1-5となったところで途中棄権した。2014年の全米オープン決勝で敗れたチリッチとの対戦で、錦織は序盤からサーブを全力で打てず一方的な展開となった。昨年のウィンブルドンも左脚のけがのため2回戦を棄権。2年続けて無念の形で大会を終え、自身初、日本男子では1995年の松岡修造以来の8強入りを果たせなかった。女子シングルス4回戦では土居美咲(ミキハウス)が1月の全豪オープン覇者で第4シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に3-6、1-6で敗れた。(共同)
【テニス】
女子単の本玉が2回戦へ ウィンブルドン・ジュニア

ウィンブルドン・ジュニアの女子シングルス1回戦に出場した本玉真唯=ウィンブルドン(共同)
テニスのウィンブルドン・ジュニア選手権は3日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、シングルス1回戦で女子の本玉真唯(S・ONEグリーンTC)がモルドバ選手を7-5、6-2で下し、2回戦に進んだ。村松千裕(吉田記念テニス研修センター)は米国選手、内藤祐希(TEAM YONEZAWA)はウクライナ選手にそれぞれ敗れた。男子の清水悠太(兵庫・西宮甲英学院)はフランス選手に競り負けた。(共同)
【プロ野球】
広島、ロッテから7人 オールスター陣容出そろう

マツダオールスター2016に監督推薦で選出された広島の(左から)中崎翔太、野村祐輔、鈴木誠也、菊池涼介=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
プロ野球のマツダオールスターゲーム2016の監督推薦選手が4日に発表され、ファン投票と選手間投票による選出選手を合わせたセ、パ両リーグ28選手ずつの陣容が出そろった。セ首位を走る広島から野村や菊池らが監督推薦で選ばれ、ロッテと並んで最多の7人が選出された。大谷(日本ハム)はファン投票、選手間投票ともにパ先発投手部門で1位となり、プロ1年目から4年連続の選出。初選出は鈴木(広島)や新人の高山(阪神)ら19人で、選出回数は坂本(巨人)、糸井(オリックス)の8度が最多だった。第1戦は15日にヤフオクドーム、第2戦は16日に横浜スタジアムで行われる。
【プロ野球】
「阪神育成の星」原口が球宴監督推薦「驚きとうれしさでいっぱい」 岩貞も初選出

室内で打撃練習する阪神・原口文仁=4日、神宮球場(松永渉平撮影)
4月末に支配下に再登録され、監督推薦で初のオールスター出場を射止めた阪神の原口からは「驚きとうれしさでいっぱい」と初々しさがあふれた。ファン投票でも捕手部門2位で「感謝しかない」というプロ7年目。一発にも期待が懸かり、「自分のスイングをした結果が、いい結果になればいい」と意気込んだ。同じく初選出の3年目、岩貞は「一生懸命、チームのために投げてきたことを見てもらえたのかな」と話し、「いい経験だと思い、勉強させてもらいたい」と抱負を述べた。
【陸上】
女子長距離代表の鈴木ら練習公開「無の境地で走りたい」

リオ五輪陸上女子5000メートル、1万メートル代表の鈴木亜由子
リオデジャネイロ五輪陸上女子5000メートル、1万メートル代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)と同1万メートル代表の関根花観(同)が4日、東京都内で練習を公開した。昨年の世界選手権5000メートルで9位だった鈴木は「五輪が決まって、やっとスタート。結果にこだわりすぎて硬くならないよう、無の境地で走りたい」と語り、入賞を目標に掲げた。世界大会初出場の20歳、関根は「出ただけで終わりたくない。レース前半からチャレンジしていけたら」とベストを尽くすことを誓った。2人は6日に米国合宿に出発する。
【リオ五輪】
「ロンドンよりいいメダル」 サオリンが意気込み、4度目の大舞台

リオ五輪への意気込みを語る全日本女子チームの木村沙織=4日、味の素ナショナルトレーニングセンター(蔵賢斗撮影)
ロンドン五輪の「銅」に続くメダル獲得を目指すバレーボール女子の日本代表は東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで1日から合宿中。チームを束ねる主将の木村は「ロンドンよりいい色のメダル。このメンバーで絶対に目標を達成する強い気持ちがある」と決意をにじませた。バレーボール女子の日本選手では初となる4度目の五輪。2004年アテネ五輪はチームでただ1人の高校生だった新星は、リオ五輪期間中に30歳を迎える。エースとして活躍した前回のロンドン五輪後、一時は現役引退に傾いたこともあったが、13年には主将に就任。世代交代が進むチームで、若手と会話を重ね「エネルギーのある若い選手が伸び伸びできるような雰囲気作り」に努めてきた。大黒柱として重責を担ってきた木村を、真鍋監督は「一年一年、チームのことを考えて成長している」と評価する。世界の壁に対し、「日本らしいコンビバレー」で挑む。そして「選ばれなかった仲間の気持ちを込めて戦いたい」。5月の五輪最終予選で痛めた右手小指は回復途上という主将は大舞台を見据える。(吉原知也)