サッカー=レアル勝利、欧州CL決勝はマドリードダービーに

 5月4日、サッカーの欧州CL準決勝第2戦、レアル・マドリード(写真)はホームでマンチェスター・シティーに1─0で勝利し、通算14回目の決勝進出を決めた(2016年 ロイター/Paul Hanna)
[マドリード 4日 ロイター] - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は4日、準決勝第2戦の1試合を行い、レアル・マドリード(スペイン)はホームでマンチェスター・シティー(マンC/イングランド)に1─0で勝利し、通算14回目の決勝進出を決めた。レアルは前半20分、ガレス・ベイルのシュートがフェルナンドのオウンゴールを誘って先制。一方、開始10分で精神的支柱の主将バンサン・コンパニを負傷で失ったマンCは、枠内シュートゼロで敗退した。レアルのジネディーヌ・ジダン監督は「全員が全力を尽くしたので決勝に進めた。結果に満足している。決勝は完全に互角の試合になると思うが、楽しみたい」と話した。5月28日に行われる決勝は、レアルとアトレチコのマドリードダービーになる。両者は2014年にも決勝で対戦し、その時はレアルが勝利して10度目の優勝を飾った。

NBA=キャブスがスリー新記録、ホークスに2連勝

 5月4日、NBAのプレーオフ準決勝、東カンファレンス第1シードのキャバリアーズは第4シードのホークスに123─98で圧勝し、2連勝とした。レブロン・ジェームズ(23番)は27得点(2016年 ロイター/Ken Blaze-USA TODAY Sports)
[4日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は4日、プレーオフ準決勝の1試合を行い、東カンファレンス第1シードのキャバリアーズは第4シードのホークスに123─98で圧勝し、2連勝とした。キャバリアーズは前半だけでスリーポイントシュート18本を決め、74─38と圧倒して折り返し。後半にも7本を加え、NBA新記録となるスリーポイントシュート25本を成功させた。JR・スミスはチーム最多のスリー7本を決めて23得点、レブロン・ジェームズは27得点、カイリー・アービングは19得点をマークした。

【卓球】
リオ五輪に石川、福原ら6人決定 15歳伊藤も団体で出場

石川佳純=香港(共同)
 卓球のリオデジャネイロ五輪に女子の石川佳純(全農)福原愛(ANA)、男子の水谷隼(ビーコン・ラボ)丹羽孝希(明大)が個人のシングルスに出場することが5日、決定した。国際卓球連盟が5月の五輪シングルスランキングを発表し、4人は各大陸予選で出場権を得た選手を除いて上位22人に入り、出場条件を満たした。日本は3人で臨む団体の出場権も合わせて獲得し、女子で15歳の伊藤美誠(スターツ)、男子の吉村真晴(名古屋ダイハツ)も団体メンバーとして五輪出場が決まった。伊藤は2004年アテネ五輪に日本の史上最年少で出場した福原と同じ15歳での五輪代表となる。福原はアテネ五輪から4大会、水谷は3大会、石川と丹羽は2大会連続の出場となる。伊藤と吉村は初出場。

サッカー=ACL、FC東京が決勝T進出
[4日 ロイター] - サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は4日、各地で1次リーグ最終戦を行い、E組のFC東京は敵地でビンズオン(ベトナム)に2─1で勝利し、同組2位で決勝トーナメントに進出した。FC東京は前半21分に前田遼一のヘディングで先制すると、後半10分にも前田が加点。その後、PKを与えて1点差にされると、クロスバー直撃の決定的なシュートを打たれる場面もあったが、逃げ切った。元王者の全北(韓国)は江蘇(中国)と2─2で引き分け。この結果、FC東京は全北と勝ち点10で並んだが、当該対戦成績で2位となった。すでに敗退が決まっていたF組の広島は、ホームでFCソウル(韓国)を2─1で下した。広島は前半に浅野拓磨、皆川佑介が得点を決めた。

サッカー=トゥーロン国際、日本はイングランドらと対戦
[4日 ロイター] - 日本サッカー協会(JFA)は4日、U─23日本代表が参加するトゥーロン国際大会のグループステージ組み合わせを発表。日本はイングランド、ギニア、パラグアイ、ポルトガルとB組に入った。トゥーロン国際は参加10カ国が2組に分かれて争い、各組1位が決勝、2位が3位決定戦に進む。日本は21日にパラグアイ、23日にポルトガル、25日にギニア、27日にイングランドと対戦する。手倉森誠監督は「日本サッカーの新たな歴史を作りたいリオデジャネイロ五輪。そこに向けた貴重な大会となります。良い準備が良い成果をもたらします。まさしく良い準備をしなければいけない大会です。我々が目指すところを意識して、志をもって一戦一戦大事に戦っていきたいと思います」と語った。