【女子ゴルフ】
未勝利の福嶋浩が首位、2位は鈴木 サイバーエージェント第1日

福嶋浩子=グランフィールズCC 撮影・高橋朋彦
 女子ゴルフのサイバーエージェント・レディースは29日、静岡県グランフィールズCC(6562ヤード、パー72)で第1ラウンドを行い、ツアー未勝利で38歳の福嶋浩子が8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67で首位に立った。1打差の2位に鈴木愛、さらに2打差の3位に前田陽子と川満陽香理が続いた。71の5位に堀琴音ら5人、72の10位に原江里菜ら13人が並んだ。熊本出身の笠りつ子は、渡辺彩香、イ・ボミ(韓国)らとともに23位、上田桃子は39位にいる。(賞金総額7千万円、優勝1260万円、出場108選手=アマ5)

【男子ゴルフ】
片岡が単独首位、池田が2位、ジャンボは予選落ち 中日C第2日

18番H、第2打を放った片岡大育=名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(撮影・森本幸一)
 男子ゴルフの中日クラウンズは29日、愛知県名古屋GC和合=6545ヤード、パー70)で第2ラウンドを行い、7位から出た片岡大育が1バーディー、1ボギーの70で回って通算4アンダーの136とし、単独首位に立った。1打差の2位には前週優勝の池田勇太とブレンダン・ジョーンズ(豪州)。さらに1打差の4位に小田孔明、金庚泰(韓国)ら4人。初日首位の稲森佑貴が通算1アンダーの8位。通算5オーバーまでの60選手が決勝ラウンドに進み、尾崎将司は17オーバーで予選落ちした。(賞金総額1億2千万円、優勝2400万円)

【Jリーグ】
浦和、3連勝で首位 J1復帰の福岡初勝利

後半、突破をはかる、浦和・関根貴大(右)=埼玉スタジアム
 明治安田J1第1ステージ第9節第1日は29日、埼玉スタジアムなどで4試合が行われ、浦和が柏木、武藤らの得点で名古屋に4-1で快勝、3連勝として勝ち点22で首位を守った。2位の川崎は大久保の決勝点でG大阪を1-0で下し、同20。大久保はJ1通算162点目で歴代最多を更新した。磐田は広島を1-0で破り、勝ち点を15とした。5年ぶりにJ1復帰の福岡はFC東京に1-0で競り勝ち、初勝利を挙げた。残り5試合は30日に行われる。

【陸上】
男子100、山県が10秒27でV 女子の福島は決勝棄権 織田記念国際

男子100メートル決勝 10秒27で優勝した山県亮太(19)=エディオンスタジアム広島
 リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた陸上の織田記念国際は29日、エディオンスタジアム広島で行われ、男子100メートルはロンドン五輪代表の山県亮太(セイコーホールディングス)が向かい風2・5メートルの条件の下、10秒27で優勝した。女子100メートルの福島千里(北海道ハイテクAC)は予選1組で11秒93の2着となった後、右ふくらはぎのけいれんのために決勝を棄権した。やり投げの男子は村上幸史(スズキ浜松AC)が79メートル93で制し、日本陸連が定めた派遣設定記録を満たしている新井涼平(スズキ浜松AC)は78メートル07で6位に終わった。女子は日本記録を持つ海老原有希(スズキ浜松AC)が58メートル40で4連覇した。男子三段跳びは長谷川大悟(日立ICT)が五輪参加標準記録を突破する16メートル88で2連覇。同棒高跳びは日本記録保持者の沢野大地(富士通)が5メートル60で勝った。

【シンクロ】
日本がチームTRで首位 日本選手権開幕

乾友紀子(左)、三井梨紗子の演技=29日、東京辰巳国際水泳場 (川口良介撮影)
 シンクロナイズドスイミングのジャパン・オープンを兼ねた日本選手権は29日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、チーム・テクニカルルーティン(TR)でリオデジャネイロ五輪代表の日本(乾、三井、吉田、箱山、中村、丸茂、中牧、小俣)が92・4360点で首位に立った。デュエットTRは乾(井村シンクロク)と三井(東京シンクロク)の五輪代表ペアが92・0957点で1位。非五輪種目のソロは、乾がTRとフリールーティン(FR)予選の合計でトップの182・3055点を出し、決勝に進んだ。

【柔道】
王子谷が2度目の日本一 五輪狙う“両雄”は準決勝敗退
 体重無差別で争う柔道の全日本選手権は29日、東京・日本武道館でリオデジャネイロ五輪男子100キロ超級代表最終選考会を兼ねて行われ、一昨年と同じ顔合わせとなった決勝は23歳の王子谷剛志(旭化成)が26歳の上川大樹(京葉ガス)に合わせ技で一本勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たした。五輪代表候補1番手で2連覇を狙った原沢久喜(日本中央競馬会)は準決勝で上川に旗判定で敗戦。逆転での代表入りを狙った七戸龍(九州電力)も準決勝で王子谷に一本負けした。全日本柔道連盟は強化委員会を開き、男子100キロ超級の五輪代表を決める。