【テニス】
錦織、熊本にマットレス1000枚「苦難乗り越えて」


4強に進出した錦織は地震の被災地に1000枚のマットレスを贈ることを公式ブログで明かした (共同)
男子テニス・バルセロナ・オープン(22日、スペイン・バルセロナ)単準々決勝で、3連覇を狙う第2シードで世界ランキング6位の錦織圭(26)=日清食品=は、第11シードで同30位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(27)=ウクライナ=を7-5、6-0で下して4強入り。22日に更新した公式ブログで地震が相次ぐ熊本の被災地へ、マットレス1000枚を贈ることを発表した。準決勝では第6シードで同22位のブノワ・ペア(26)=フランス=と対戦する。(サンケイスポーツ)公私ともに良く知っている友人に完勝した。ドルゴポロフは1歳年上の同世代で、ジュニア時代には複を組んだこともある仲だ。ショットの正確さと勝負どころで精神力を発揮し、錦織がV3へまた一歩、前進した。「厳しい試合だったが、満足している。第1セットを取れたのが不思議なぐらい」5-5で迎えた第1セット第11ゲーム、相手の足元やコースを突いたショットで追い込み、ミスを誘発してブレーク。第12ゲームも同様の展開で、ものにしてこのセットを奪うと、流れは一気に錦織へ傾いた。第2セットは6ゲームを連取し、1時間19分で試合を終わらせた。遠く離れたバルセロナから、母国の災害を気遣った。自身も使用しているマットレス1000枚を熊本の避難所へ贈ると公式ブログで発表。「まだまだ数は足りないかもしれませんが、一人でも多くの人の体を休められるのに役立ってもらえばと思います」と被災者へ思いを募らせ。「もう少しの間みなさんには踏ん張ってこの苦難を乗り越えてほしいです」準決勝(23日予定)で当たるペアとの過去の対戦成績は2勝2敗。昨年の全米オープン1回戦、楽天ジャパン・オープン準決勝と連敗を喫した。日本のエースが、くせ者との因縁に蹴りをつけ、情熱の国から白星と元気を届ける。第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)は第12シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)を制した。準決勝の相手は第10シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)。
テニス=日比野は4強入りならず、イスタンブール杯
[22日 ロイター] - 女子テニスのイスタンブール・カップは22日、イスタンブールでシングルス準々決勝を行い、第6シードの日比野菜緒はチャグラ・ブユカジャイ(トルコ)に1─6、2─6で敗れた。第5シードのダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)がシード勢で唯一4強入りを果たした。
ゴルフ=野村が3打差の単独首位に浮上、米女子ツアー

[22日 ロイター] - 米女子ゴルフのスウィンギングスカート・クラシックは22日、カリフォルニア州デーリーシティーのレークマセドGC(パー72)で第2ラウンドを行い、野村敏京が3バーディー、1ボギーの70でラウンドし、通算9アンダーの135で単独首位に立った。宮里美香も70で回り、通算1アンダーの23位タイに浮上。横峯さくらは72のラウンドで通算1オーバーの37位タイにつけた。17歳のアマチュア、畑岡奈紗は通算2オーバーの48位タイで予選を通過。上原彩子は通算7オーバー、宮里藍は通算9オーバーで決勝ラウンドに進めなかった。首位と3打差の2位タイにミンジ・リー(オーストラリア)ら3選手がつけた。
■野村敏京の話「こういう狭いコースが好きなので楽しかった。前半はなかなかパットが入らなかったけど、そういう日もある。後半は入ってくれて気持ちが良かった。週末も風が強そうだから、しっかり自分のプレーに集中したい」(共同)

■宮里美香(23位)の話「コンディションが悪い中、しっかりと自分の中でショットのイメージを描いてうまくプレーできた。いいパーもたくさん拾うことができた。アンダー(パー)で回る目標を達成できたのは大きい」

■横峯さくら(37位)の話「ショットがあまり良くなくてだましだましのプレー。その中で予選を通れたのは良かった。最後の18番で3パットのボギーにしたのが私の弱い部分。決勝(ラウンド)は気持ちを切り替えて頑張る」
■畑岡奈紗(48位)の話「予選通過が第一の目標だったので、それが達成できてうれしい。予報と違って(午後は)晴れてくれたので、天気が味方になってくれたのかなと思った。残りの2日間はアンダーパーで回りたい」(共同)
ゴルフ=米男子ツアーは日没サスペンデッド、岩田は暫定80位
[22日 ロイター] - 米男子ゴルフのテキサス・オープンは22日、テキサス州サンアントニオのTPCサンアントニオ(パー72)で第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、途中で日没サスペンデッドとなった。岩田寛は16番を2オーバーで終え、通算1オーバーの暫定80位タイとした。ブレンダン・スティール(米国)が第2ラウンドを70で回り、通算10アンダーの134で後続に3打差をつけて暫定首位に立った。カットラインは通算イーブンパーの144に設定されており、通算4オーバーでホールアウトしたフィル・ミケルソン(米国)は予選落ちがほぼ確実とみられる。
錦織、熊本にマットレス1000枚「苦難乗り越えて」


4強に進出した錦織は地震の被災地に1000枚のマットレスを贈ることを公式ブログで明かした (共同)
男子テニス・バルセロナ・オープン(22日、スペイン・バルセロナ)単準々決勝で、3連覇を狙う第2シードで世界ランキング6位の錦織圭(26)=日清食品=は、第11シードで同30位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(27)=ウクライナ=を7-5、6-0で下して4強入り。22日に更新した公式ブログで地震が相次ぐ熊本の被災地へ、マットレス1000枚を贈ることを発表した。準決勝では第6シードで同22位のブノワ・ペア(26)=フランス=と対戦する。(サンケイスポーツ)公私ともに良く知っている友人に完勝した。ドルゴポロフは1歳年上の同世代で、ジュニア時代には複を組んだこともある仲だ。ショットの正確さと勝負どころで精神力を発揮し、錦織がV3へまた一歩、前進した。「厳しい試合だったが、満足している。第1セットを取れたのが不思議なぐらい」5-5で迎えた第1セット第11ゲーム、相手の足元やコースを突いたショットで追い込み、ミスを誘発してブレーク。第12ゲームも同様の展開で、ものにしてこのセットを奪うと、流れは一気に錦織へ傾いた。第2セットは6ゲームを連取し、1時間19分で試合を終わらせた。遠く離れたバルセロナから、母国の災害を気遣った。自身も使用しているマットレス1000枚を熊本の避難所へ贈ると公式ブログで発表。「まだまだ数は足りないかもしれませんが、一人でも多くの人の体を休められるのに役立ってもらえばと思います」と被災者へ思いを募らせ。「もう少しの間みなさんには踏ん張ってこの苦難を乗り越えてほしいです」準決勝(23日予定)で当たるペアとの過去の対戦成績は2勝2敗。昨年の全米オープン1回戦、楽天ジャパン・オープン準決勝と連敗を喫した。日本のエースが、くせ者との因縁に蹴りをつけ、情熱の国から白星と元気を届ける。第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)は第12シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)を制した。準決勝の相手は第10シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)。
テニス=日比野は4強入りならず、イスタンブール杯
[22日 ロイター] - 女子テニスのイスタンブール・カップは22日、イスタンブールでシングルス準々決勝を行い、第6シードの日比野菜緒はチャグラ・ブユカジャイ(トルコ)に1─6、2─6で敗れた。第5シードのダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)がシード勢で唯一4強入りを果たした。
ゴルフ=野村が3打差の単独首位に浮上、米女子ツアー

[22日 ロイター] - 米女子ゴルフのスウィンギングスカート・クラシックは22日、カリフォルニア州デーリーシティーのレークマセドGC(パー72)で第2ラウンドを行い、野村敏京が3バーディー、1ボギーの70でラウンドし、通算9アンダーの135で単独首位に立った。宮里美香も70で回り、通算1アンダーの23位タイに浮上。横峯さくらは72のラウンドで通算1オーバーの37位タイにつけた。17歳のアマチュア、畑岡奈紗は通算2オーバーの48位タイで予選を通過。上原彩子は通算7オーバー、宮里藍は通算9オーバーで決勝ラウンドに進めなかった。首位と3打差の2位タイにミンジ・リー(オーストラリア)ら3選手がつけた。
■野村敏京の話「こういう狭いコースが好きなので楽しかった。前半はなかなかパットが入らなかったけど、そういう日もある。後半は入ってくれて気持ちが良かった。週末も風が強そうだから、しっかり自分のプレーに集中したい」(共同)

■宮里美香(23位)の話「コンディションが悪い中、しっかりと自分の中でショットのイメージを描いてうまくプレーできた。いいパーもたくさん拾うことができた。アンダー(パー)で回る目標を達成できたのは大きい」

■横峯さくら(37位)の話「ショットがあまり良くなくてだましだましのプレー。その中で予選を通れたのは良かった。最後の18番で3パットのボギーにしたのが私の弱い部分。決勝(ラウンド)は気持ちを切り替えて頑張る」
■畑岡奈紗(48位)の話「予選通過が第一の目標だったので、それが達成できてうれしい。予報と違って(午後は)晴れてくれたので、天気が味方になってくれたのかなと思った。残りの2日間はアンダーパーで回りたい」(共同)
ゴルフ=米男子ツアーは日没サスペンデッド、岩田は暫定80位
[22日 ロイター] - 米男子ゴルフのテキサス・オープンは22日、テキサス州サンアントニオのTPCサンアントニオ(パー72)で第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、途中で日没サスペンデッドとなった。岩田寛は16番を2オーバーで終え、通算1オーバーの暫定80位タイとした。ブレンダン・スティール(米国)が第2ラウンドを70で回り、通算10アンダーの134で後続に3打差をつけて暫定首位に立った。カットラインは通算イーブンパーの144に設定されており、通算4オーバーでホールアウトしたフィル・ミケルソン(米国)は予選落ちがほぼ確実とみられる。