NBA=スパーズが記録タイのホーム40勝、ヒートは3位浮上

 4月12日、NBAの西カンファレンス2位スパーズはサンダーに延長の末102─98で競り勝った。今季ホーム試合を40勝1敗で終え、1985─86シーズンのセルティックスの記録に並んだ。写真中央はスパーズのラマーカス・オルドリッジ(2016年 ロイター/Soobum Im-USA TODAY Sports)
[12日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は12日、各地で試合を行い、西カンファレンス2位スパーズはサンダーに延長の末102─98で競り勝った。今季ホーム試合を40勝1敗で終え、1985─86シーズンのセルティックスの記録に並んだ。スパーズはクワイ・レナードが26得点、トニー・パーカーが20得点。サンダーは主力選手を休養させた。ヒートはピストンズを99─93で制し、東カンファレンス4位ホークスと同勝率の同3位に浮上。ペーサーズはニックスを102─90で下し、同7位が確定した。ピストンズは同8位。

テニス=モンテカルロ大会でフェデラー快勝、ダニエルも初戦突破

 4月12日、男子テニスのマスターズ・モンテカルロ大会、男子シングルス2回戦、2月3日にひざを手術して以来、初の実戦となった第3シードのロジャー・フェデラー(写真)がギリェルモ・ガルシアロペスにストレート勝ち(2016年 ロイター/Eric Gaillard)
[12日 ロイター] - 男子テニスのマスターズ・モンテカルロ大会は12日、モナコのモンテカルロで男子シングルスの試合を行い、ダニエル太郎は1回戦でアドリアン・マナリノ(フランス)を6─3、6─4で制し、2回戦に進んだ。2月3日にひざを手術して以来、初の実戦となった第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)は2回戦でギリェルモ・ガルシアロペス(スペイン)にストレート勝ち。クレーコート開幕戦で初優勝を狙う。世界ランク2位で第2シードのアンディ・マリー(英国)はフルセットに持ち込まれたものの、順当に3回戦へ。第8シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)も勝ち上がった。

【MLB】
イチローが今季初安打 ボンズの通算安打数を抜く 「あれはアウトですね」

【MLB】メッツ戦の七回、代打で今季初安打となる遊撃内野安打を放ち、一塁に駆け込むマーリンズのイチロー=12日、ニューヨーク(共同)
 マーリンズのイチローは12日、ニューヨークでのメッツ戦で七回に代打で今季初安打となる遊撃内野安打を放ち、1打数1安打だった。メジャー歴代単独34位となる通算2936安打とした。守備には就かず、チームは2-1で勝った。
■イチローの話「(今季初安打となる遊撃内野安打に)あれはアウトですね。でもこういうこともあるわな。ヒットを(判定で)アウトにされたこと、何回もありますから。(ボンズ打撃コーチの通算安打数を抜いたが)別に」(共同)

【MLB】
前田は6回無失点も白星つかず 「自分の仕事はできた」

【MLB】ダイヤモンドバックスとの本拠地開幕戦に先発し、6回を5安打無失点と好投したドジャースの前田健太投手=12日、ロサンゼルス(共同)
 【ロサンゼルス=中村将】プロ野球広島から米大リーグ、ドジャースに移籍した前田建太投手(28)が12日、米ロサンゼルスのドジャーススタジアムで行われた本拠地開幕戦のダイヤモンドバックス戦に先発し、前回の登板に続き、6回を5安打無失点と好投した。ドジャースは不安視されていた救援陣が不調で2-4で逆転負けを喫した。前田は走者を背負いながらも粘り強いピッチングをみせたものの、勝敗はつかなかった。前田は試合後、「もう少し球数を減らして投げられればよかった」と自身の投球を振り返ったが、「スライダーはよかった。チームは負けてしまったが、自分の仕事はできたと思う」と語った。

【MLB】
田中は5回2失点、勝敗つかず 「数字と中身はちょっと違う」

【MLB】ブルージェイズ戦に先発し、5回を3安打2失点のヤンキース・田中=12日、トロント(共同)
 ヤンキースの田中は12日、トロントでのブルージェイズ戦に先発して5回92球を投げ、3安打2失点、6三振4四球1死球で勝敗は付かなかった。チームは3-2で勝った。
■田中の話「結果が全てだけど、数字と中身はちょっと違う。ボールの動きは試合を通して良かった。際どいところがボールになってしまったり、打者に振ってもらえなかったりというのがあった」(共同)



ゴルフ=ニクラウス氏もスピースに同情、「経験から学べ」

4月12日、男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズ・トーナメントで連覇を逃したジョーダン・スピース(写真)について、ジャック・ニクラウス氏は「世界のゴルフ界が同情していると思う」と寄り添った。10日撮影(2016年 ロイター/Rob Schumacher)
[オーガスタ(米ジョージア州) 12日 ロイター] - 男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズ・トーナメント最終日の後半に大崩れし、連覇を逃したジョーダン・スピース(米国)について、同大会で最多6回の優勝を誇るジャック・ニクラウス氏は「世界のゴルフ界が同情していると思う」と寄り添った。スピースは最終日のバックナインに5打リードで臨んだが、10番からの3ホールでボギー、ボギー、そしてパー3で7打のクアドルプルボギーを喫すメジャー史上ワースト級の転落劇に見舞われ、ダニー・ウィレット(英国)に優勝をさらわれた。ニクラウス氏は自身のウェブサイトで、「本当に特別で、数少ない選手しかやっていないことを最年少で成し遂げるチャンスが彼にはあった」とし、「彼に起きたことには同情する。しかし、ジョーダンはこの経験から確実に学ぶ若者で、これが良い結果につながるだろう」と励ました。これまではプレッシャーへの強さで知られてきたスピース本人は、「ショートゲームのおかげでリードできた」としながらも、全体を把握する能力が欠けていたことが敗因と分析。これまでと変わらずキャディーと協力してプレーすると語り、「息が合っているときの自分たちは世界一だ」と自信を示した。