【フィギュア】
浅田真央、平昌冬季五輪目指すと明言 「最高の舞台に行きたいという思いは強い」

9日、「STARS ON ICE」で演技を披露した浅田真央=大阪市中央体育館(撮影・山下香)
フィギュアスケート女子の浅田真央=(25)=中京大=が12日、東京都内で行われたイベントに参加し「最高の舞台に行きたいという思いは強い。それが最終目標になると思う」と2018年平昌五輪を目指すことを初めて明らかにした。浅田はさきの世界選手権で7位に終わり、「経験を次に生かしていきたい」と、来季への現役続行の意向を示していた。
【競泳】
複数金の目標へ戦う集団になれるかが鍵

五輪代表メンバーが発表され、記者会見が行われた =11日午後、東京都北区のナショナルトレーニングセンター(大橋純人撮影)
厳しい選考基準が設けられた“一発勝負”の国内予選を勝ち抜き、男女34人が夢舞台への切符をつかんだ。平井監督が掲げた「複数の金メダル獲得」をブラジルの地で達成するためには、チームを「戦う集団」に変えられるかが鍵になる。必要なのは「全員で世界と勝負する」という意識。04年アテネ五輪では指導者同士が所属の垣根を越えて「北島康介に金メダルを取らせる」目標を持ち、情報交換を行った。頂点への一体感を醸成した指導者、北島と時間を過ごした選手も「自分も頑張れる」と自信を持ち、自己最高の泳ぎにつなげて金3個を含む8個のメダルを獲得した。リオへ向けても、ベテランと若手が切(せつ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)できる環境を作りたい。五輪本番は初日に男子400メートル個人メドレーで萩野と瀬戸が出場する。「ワンツーフィニッシュをしたい」(瀬戸)と誓う2人は、チームの火付け役を担う。続く女子100メートルバタフライで初出場の15歳池江が伸び伸びと決勝進出を目指し、6日目の女子200メートル平泳ぎ決勝で「世界記録を目指したい」と宣言する金藤が結果を残す。34人全員が一つの波に乗ると、前回ロンドン五輪の11個に続く2桁のメダル獲得に近づく。4年後の東京五輪にも弾みがつく。初の南米開催に向けた準備は重要。時差調整はもちろん、朝晩が冷え込む冬の気候も考える必要がある。競泳会場は屋根付きの吹き抜けプール。決勝開始は午後10時と遅い。治安に問題がない国内合宿などで、決勝時刻に合わせて水に入る経験を積むことも必要か。事前の情報収集と準備を怠れば、成績の落ち込みは避けられない。(西沢綾里)
【競馬】
藤田菜七子が中央競馬で初勝利 JRA女性騎手12年ぶり


JRA初勝利を挙げた藤田菜々子騎手(撮影・佐藤雄彦)
日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりに誕生した女性騎手の藤田菜七子(18)=根本康広厩舎=が10日、福島競馬場で行われた第9レースでサニーデイズ(5歳牡馬)に騎乗して1着となり、JRAのレース騎乗51戦目で初勝利を挙げた。中央競馬でJRA所属の女性騎手が勝ったのは、2004年6月の牧原(後に増沢)由貴子以来で12年ぶり。藤田は3月24日に地方・浦和競馬でデビュー初勝利と2勝目を挙げたが、中央ではこれまで同5日のJRAデビュー戦と、4月2日の第5レースで2着になったのが最高だった。
■藤田菜七子の話「ほっとした気持ちが一番強い。そしてやっと勝てたんだなあという気持ち。たくさんの方に応援していただき感謝の気持ちでいっぱいです」
【卓球】
「一番楽しいと感じたのがロンドン五輪」 穏やかな表情で平野早矢香が引退会見

笑顔で会見する平野早矢香=大阪府八尾市のミキハウス本社(岩川晋也撮影)
2012年ロンドン五輪の卓球女子団体で銀メダルに輝いた平野早矢香(31)が12日、所属するミキハウスの本社(大阪府八尾市)で現役引退の記者会見に臨み、「思う存分、卓球に向き合えたことに感謝したい。幸せな競技生活を送れた」と笑顔で振り返った。ロンドン五輪で一緒に戦った福原愛(ANA)と石川佳純(全農)にもメールで引退を報告したという。福原については「小さいときから注目され、プレッシャーの中でも実力を発揮できる選手」、石川についても「明るくて妹のような存在」と話し、「卓球が一番楽しいと感じたのがロンドン五輪だった」と感謝の言葉を口にした。今後もミキハウスに社員として残り、後輩の指導や子供たちへの講習会を中心に活動していく。
【サッカーW杯】
日本は豪州、イラクなどと同組 アジア最終予選組み合わせ
9月に開幕するサッカー2018年W杯ロシア大会のアジア最終予選の組み合わせ抽選会がクアラルンプールで行われ、日本は豪州やサウジアラビア、アラブ首長国連邦、イラク、タイと同組に入った。
■グループA
イラン(42位)
韓国(56位)
ウズベキスタン(66位)
中国(81位)
カタール(83位)
シリア(110位)
■グループB
オーストラリア(50位)
日本(57位)
サウジアラビア(60位)
アラブ首長国連邦(UAE)(68位)
イラク(105位)
タイ(119位)
浅田真央、平昌冬季五輪目指すと明言 「最高の舞台に行きたいという思いは強い」

9日、「STARS ON ICE」で演技を披露した浅田真央=大阪市中央体育館(撮影・山下香)
フィギュアスケート女子の浅田真央=(25)=中京大=が12日、東京都内で行われたイベントに参加し「最高の舞台に行きたいという思いは強い。それが最終目標になると思う」と2018年平昌五輪を目指すことを初めて明らかにした。浅田はさきの世界選手権で7位に終わり、「経験を次に生かしていきたい」と、来季への現役続行の意向を示していた。
【競泳】
複数金の目標へ戦う集団になれるかが鍵

五輪代表メンバーが発表され、記者会見が行われた =11日午後、東京都北区のナショナルトレーニングセンター(大橋純人撮影)
厳しい選考基準が設けられた“一発勝負”の国内予選を勝ち抜き、男女34人が夢舞台への切符をつかんだ。平井監督が掲げた「複数の金メダル獲得」をブラジルの地で達成するためには、チームを「戦う集団」に変えられるかが鍵になる。必要なのは「全員で世界と勝負する」という意識。04年アテネ五輪では指導者同士が所属の垣根を越えて「北島康介に金メダルを取らせる」目標を持ち、情報交換を行った。頂点への一体感を醸成した指導者、北島と時間を過ごした選手も「自分も頑張れる」と自信を持ち、自己最高の泳ぎにつなげて金3個を含む8個のメダルを獲得した。リオへ向けても、ベテランと若手が切(せつ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)できる環境を作りたい。五輪本番は初日に男子400メートル個人メドレーで萩野と瀬戸が出場する。「ワンツーフィニッシュをしたい」(瀬戸)と誓う2人は、チームの火付け役を担う。続く女子100メートルバタフライで初出場の15歳池江が伸び伸びと決勝進出を目指し、6日目の女子200メートル平泳ぎ決勝で「世界記録を目指したい」と宣言する金藤が結果を残す。34人全員が一つの波に乗ると、前回ロンドン五輪の11個に続く2桁のメダル獲得に近づく。4年後の東京五輪にも弾みがつく。初の南米開催に向けた準備は重要。時差調整はもちろん、朝晩が冷え込む冬の気候も考える必要がある。競泳会場は屋根付きの吹き抜けプール。決勝開始は午後10時と遅い。治安に問題がない国内合宿などで、決勝時刻に合わせて水に入る経験を積むことも必要か。事前の情報収集と準備を怠れば、成績の落ち込みは避けられない。(西沢綾里)
【競馬】
藤田菜七子が中央競馬で初勝利 JRA女性騎手12年ぶり


JRA初勝利を挙げた藤田菜々子騎手(撮影・佐藤雄彦)
日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりに誕生した女性騎手の藤田菜七子(18)=根本康広厩舎=が10日、福島競馬場で行われた第9レースでサニーデイズ(5歳牡馬)に騎乗して1着となり、JRAのレース騎乗51戦目で初勝利を挙げた。中央競馬でJRA所属の女性騎手が勝ったのは、2004年6月の牧原(後に増沢)由貴子以来で12年ぶり。藤田は3月24日に地方・浦和競馬でデビュー初勝利と2勝目を挙げたが、中央ではこれまで同5日のJRAデビュー戦と、4月2日の第5レースで2着になったのが最高だった。
■藤田菜七子の話「ほっとした気持ちが一番強い。そしてやっと勝てたんだなあという気持ち。たくさんの方に応援していただき感謝の気持ちでいっぱいです」
【卓球】
「一番楽しいと感じたのがロンドン五輪」 穏やかな表情で平野早矢香が引退会見

笑顔で会見する平野早矢香=大阪府八尾市のミキハウス本社(岩川晋也撮影)
2012年ロンドン五輪の卓球女子団体で銀メダルに輝いた平野早矢香(31)が12日、所属するミキハウスの本社(大阪府八尾市)で現役引退の記者会見に臨み、「思う存分、卓球に向き合えたことに感謝したい。幸せな競技生活を送れた」と笑顔で振り返った。ロンドン五輪で一緒に戦った福原愛(ANA)と石川佳純(全農)にもメールで引退を報告したという。福原については「小さいときから注目され、プレッシャーの中でも実力を発揮できる選手」、石川についても「明るくて妹のような存在」と話し、「卓球が一番楽しいと感じたのがロンドン五輪だった」と感謝の言葉を口にした。今後もミキハウスに社員として残り、後輩の指導や子供たちへの講習会を中心に活動していく。
【サッカーW杯】
日本は豪州、イラクなどと同組 アジア最終予選組み合わせ
9月に開幕するサッカー2018年W杯ロシア大会のアジア最終予選の組み合わせ抽選会がクアラルンプールで行われ、日本は豪州やサウジアラビア、アラブ首長国連邦、イラク、タイと同組に入った。
■グループA
イラン(42位)
韓国(56位)
ウズベキスタン(66位)
中国(81位)
カタール(83位)
シリア(110位)
■グループB
オーストラリア(50位)
日本(57位)
サウジアラビア(60位)
アラブ首長国連邦(UAE)(68位)
イラク(105位)
タイ(119位)