【プロ野球】
巨2-8神 阪神が3連勝

6回阪神2死二、三塁、高山が右前に2点打を放つ。投手ポレダ=東京ドーム
 阪神は投打がかみ合い3連勝。藤浪が8回2失点で2勝目を挙げた。1-1の三回に横田の内野安打などで3点を勝ち越し、六回は高山の2点打などで4点を加えた。高山は4安打。巨人はポレダが自己ワーストの8失点と誤算だった。

【プロ野球】
阪神、苦手ポレダを攻略

6回、うつむく巨人・ポレダ=東京ドーム(撮影・森田達也)
 阪神が昨季8試合の対戦で5勝を献上したポレダを攻略した。重盗を決めるなど、新体制で意識改革に掲げた走塁を絡めて8得点で圧倒し、金本監督は「隙が多かったので狙って行った。選手のプレーする意識が変わって来ている」と大きくうなずいた。その中心にあったのは新人の高山だ。一回は左前打で突破口を開き、三回も藤浪との連打で好機を演出。六回にも貴重な2点適時打を放つなど4安打をマークしたリードオフマンは「(初の巨人戦に)のまれることなく自分のプレーができて良かった。本当にうれしい」と相好を崩した。(東京ドーム)

【競泳】
33歳・北島、リオ五輪代表持ち越し、15歳・池江は初の切符

リオ五輪派遣標準記録の突破ならず、悔しがる北島康介 =東京辰巳国際水泳場 (撮影・甘利慈)
 競泳男子平泳ぎの北島康介(33)=日本コカ・コーラ=は5日、東京辰巳国際水泳場で行われた日本選手権の男子100メートル平泳ぎ決勝で59秒93の2位にとどまり、リオデジャネイロ五輪の代表入りは持ち越しとなった。7日からの200メートル平泳ぎで5大会連続の代表を狙う。4日の準決勝を59秒62のトップで通過した北島は、決勝で日本水連が定めた派遣標準記録(59秒63)を切って2位以内という選考基準を満たせなかった。女子100メートルバタフライ決勝では池江璃花子(15)=ルネサンス亀戸=が派遣標準を突破する57秒71で優勝し、初の五輪代表を決めた。

【競泳】
萩野が全体1位、松田は3位で準決勝へ 男子200メートル自由形 日本選手権

【競泳】男子200メートル自由形予選に出場した萩野公介=東京辰巳国際水泳場(共同)
 リオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第2日は5日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル自由形予選は4日の400メートル個人メドレーを制した萩野公介(東洋大)が1分47秒16の全体1位で、31歳の松田丈志(セガサミー)が同3位で夜の準決勝に進んだ。女子100メートル平泳ぎ予選は金藤理絵(Jaked)が1分6秒91でトップ通過し、渡部香生子(JSS立石)は3位で準決勝進出を決めた。男子100メートル背泳ぎ予選は入江陵介(イトマン東進)が53秒90の1位で突破し、女子200メートル自由形予選で15歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)は2分0秒65の3番手で準決勝へ進んだ。

【東都大学野球】
国学院大、東洋大が先勝

8回から登板し、勝利投手となった国学院大学・宮内崇匡 =神宮球場(撮影・加藤圭祐)
 東都大学野球春季リーグは5日、神宮球場で開幕して1回戦2試合が行われ、国学院大が秋春連覇を狙う亜大を7-6で破り、7季ぶりに1部へ復帰した東洋大は専大に8-3で先勝した。5点差をひっくり返された国学院大は八回、進藤と山崎の連続適時二塁打で再逆転した。東洋大は四回に3長短打で4点を勝ち越し、初先発の石倉が完投で初勝利を挙げた。

【サッカー】
G大阪、ACL1次リーグ突破へ「ホームで勝利を」 6日に上海上港戦
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグG組のG大阪は6日、ホームに上海上港(中国)を迎えて第4戦に臨む。ここまで勝ち点2の3位と低迷するチームは5日、大阪府吹田市内で約1時間半の最終調整。長谷川監督は「勝たないと(1次リーグ突破が)非常に厳しい状況になる。ホームで力を出し、ぜひ勝利を収めたい」と語り、主将の遠藤は「勝てば十分にチャンスが出てくる。早い時間帯に先制点を奪いたい」と意気込んだ。上海上港は2勝1敗の勝ち点6で、同組首位に立つ。2002年ワールドカップ日韓大会でイングランド代表を率いたエリクソン監督は「いい状況にいるが、引き分け狙いはしない。常に勝ちを目指すのがわれわれのスタイルだ」と話した。

【フェンシング】
太田ら4人がリオ五輪代表に 徳南、西岡は最終予選へ
 日本フェンシング協会は5日、男子フルーレで2008年北京五輪個人と12年ロンドン五輪団体の銀メダルを獲得した太田雄貴(森永製菓)ら4選手のリオデジャネイロ五輪出場が正式に決まったと発表した。4日付の世界ランキングで確定した。男子はエペの見延和靖(ネクサス)、女子はエペの佐藤希望(大垣共立銀行)とサーブルの青木千佳(ネクサス)の出場も決まった。30歳の太田は4大会連続出場。旧姓中野でロンドン五輪に出場した佐藤は2大会連続、見延、青木は初出場となる。男子サーブルの徳南堅太(デロイトトーマツコンサルティング)と女子フルーレの西岡詩穂(ネクサス)は11、12日に中国の無錫で行われるアジア・オセアニア最終予選に出場する。