【卓球】
日本男女、世界一に届かず、ともに中国に敗れる 世界選手権団体

 男子決勝 中国戦の第1試合でラリーをする水谷隼=6日、クアラルンプール(共同)
 国・地域別で卓球の世界一を争う世界選手権団体戦は6日、クアラルンプールで決勝が行われ、男女そろって決勝に進んだ日本はともに世界ランキング1位の中国に0-3で敗れ、世界一返り咲きはならなかった。8月のリオデジャネイロ五輪で雪辱を目指す。2012年ロンドン五輪銀メダルの女子は、福原愛(27)=ANA、石川佳純(23)=全農、伊藤美誠(15)=スターツ=の布陣で臨み、2大会連続の準優勝だった。39年ぶりに決勝に進んだ男子はエースの水谷隼(26)=ビーコン・ラボ=らが完敗した。(共同)

【卓球】
日本女子、45年ぶり世界一に届かず 中国に0-3で敗れる 世界団体戦

女子決勝 中国戦の第1試合でプレーする福原愛=クアラルンプール(共同)
 国・地域別で卓球の世界一を争う世界選手権団体戦は6日、クアラルンプールで決勝が行われ、2012年ロンドン五輪銀メダルの日本女子は世界ランキング1位の中国に0-3で敗れ、2大会連続の準優勝だった。1971年名古屋大会以来45年ぶりの世界一はならなかった。中国は3連覇。日本は福原愛(ANA)石川佳純(全農)伊藤美誠(スターツ)の布陣で臨んだが及ばず、8月のリオデジャネイロ五輪での雪辱を目指す。(共同)

【シンクロ】
日本、2位でリオ五輪へ、世界最終予選 6大会連続も本番に不安残す 

チーム・テクニカルルーティンで演技する日本=リオデジャネイロ(共同)
 シンクロナイズドスイミングのリオデジャネイロ五輪世界最終予選は6日、同五輪会場のマリア・レンク水泳センターでチーム・フリールーティン(FR)が行われ、日本(乾、三井、箱山、中牧、小俣、中村、吉田、林)はテクニカルルーティン(TR)との合計186・7330点で2位になり、6大会連続の五輪出場を決めた。五輪代表は後日決定する。1位ウクライナと3位イタリアも五輪切符をつかんだ。前日のTRを終えてウクライナに次ぐ2位だった日本は合計で0・0525点及ばず、五輪本番へ向けては不安を残す結果となった。ロンドン五輪3位のスペインは5位に終わり、五輪出場を逃した。五輪に出るのは8カ国で、既に枠を獲得していた5カ国は今予選に出場していない。(共同)

【陸上】
北島が日本勢最高2位 びわ湖毎日マラソン

2時間9分16秒で日本勢トップの2位でゴールする北島寿典=大津市皇子山陸上競技場
 リオデジャネイロ五輪男子マラソン代表最終選考会を兼ねたびわ湖毎日マラソンは6日、大津市皇子山陸上競技場発着で行われ、31歳の北島寿典(安川電機)が2時間9分16秒で日本勢トップの2位となり、代表入りに名乗りを上げた。石川末広(ホンダ)が4位に入った。ルーカス・キメリ・ロティチ(ケニア)が2時間9分11秒で優勝した。一般参加の川内優輝(埼玉県庁)は7位、ロンドン五輪6位の中本健太郎(安川電機)は8位だった。

【自転車】
男子オムニアム窪木が16位 世界選手権第4日

男子オムニアムで16位の窪木一茂=ロンドン(共同)
 自転車トラック種目の世界選手権第4日は5日、ロンドンで行われ、オムニアムで男子の窪木一茂(NIPPOヴィーニファンティーニ)が16位となった。女子の塚越さくら(鹿屋体大大学院)は前半の3種目を終えて最下位の20位。日本は男女ともオムニアムのリオデジャネイロ五輪出場枠獲得を既に確実にしている。非五輪種目の女子ポイントレースで前回大会銀メダルの上野みなみ(鹿屋体大大学院)は13位だった。
◼窪木一茂の話 「結果が全て。残念な結果で納得はしていない。ちょっと悔いはある」
◼上野みなみの話 「最後に落車してしまったので、悔しい。そんなに甘くないなと感じた」(共同)

【バレーボール】
女子はJTがプレミア復帰、PFUは初昇格 男子はプレミア勢残留
 バレーボールのプレミアリーグ入れ替え戦は最終日の6日、千葉・船橋アリーナなどで第2戦が行われ、女子は2部相当のチャレンジリーグ勢のJTが3季ぶり、PFUが初の昇格を決めた。元日本代表主将の吉原監督が今季から指揮するJTは上尾メディックスを第1戦に続いて3-0で破った。PFUはデンソーに1-3で敗れ、1勝1敗の勝ち点3で並んだがセット率で上回った。男子はサントリー、FC東京のプレミア勢が2連勝で残留を決めた。