NBA=ウエストブルックが連続トリプルダブル、サンダー快勝

 1月17日、NBAのサンダーはヒートに99─74で快勝。ラッセル・ウエストブルック(右)は13得点、10リバウンド、15アシストで2試合連続のトリプルダブルを達成した(2016年 ロイター/Mark D. Smith-USA TODAY Sports)
[17日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は17日、各地で試合を行い、サンダーはヒートに99─74で快勝。ラッセル・ウエストブルックは2試合連続のトリプルダブルを達成した。ウエストブルックは13得点、10リバウンド、15アシストをマーク。ケビン・デュラントは24得点、サージ・イバカは19得点で貢献した。スパーズはマーベリックスに112─83で圧勝し、11連勝。ティンバーウルブズもサンズに117─87の大差で勝利した。

ゴルフ=ソニーOPでゴメス優勝、片岡は33位

 1月17日、米男子ゴルフのソニー・オープン、最終ラウンド、ファビアン・ゴメスがPGAツアー2勝目を挙げた(2016年 ロイター/Brian Spurlock-USA TODAY Sports)
[17日 ロイター] - 米男子ゴルフのソニー・オープンは17日、ハワイ州ホノルルのワイアラエCC(パー70)で最終ラウンドを行い、ファビアン・ゴメス(アルゼンチン)がPGAツアー2勝目を挙げた。ゴメスは62でラウンド。通算20アンダーの260で並んだブラント・スネデカー(米国)をプレーオフ2ホール目で下した。6位タイで出た片岡大育は通算10アンダーの33位タイで終了。宮里優作は通算4アンダーの70位タイ。谷原秀人は通算3アンダーの73位だった。
■片岡大育の話 「成績は良くなかったけれど、自分のプレーはできたと思う。9番のイーグルで勢いに乗れるかと思ったが、最後までほんの1ミリ違ってパットが入らなかった。悔しい。でも世界の最高峰で4日間プレーできて良かった」 
■宮里優作の話 「ショットのコントロールができずに4日間終わってしまった。その中で最後にイーグルを決められたのは良かった。ことしは複数回勝つのが目標。(日本に)帰ってしっかり練習したい」
■谷原秀人の話 「ショットとパット、両方駄目だった。フェアウエーにあまり打てず攻めることもできなかった。すぐに(日本ツアーの)シンガポールとミャンマーの試合に出るので、課題をしっかり詰めたい」(共同)

【大相撲初場所】
白鵬、変化で9連勝 琴奨も全勝、日馬1敗

【大相撲1月場所】9日目 上手出し投げで栃煌山を下した白鵬=18日、東京・両国国技館(鴨川一也撮影)
 大相撲初場所9日目は18日、両国国技館で行われ、横綱白鵬は立ち合いの変化からの上手出し投げで関脇栃煌山を下し、大関琴奨菊も魁聖を寄り切ってともに9戦全勝とした。横綱日馬富士は琴勇輝を上手投げで退け、1敗を守った。平幕の隠岐の海と高安は2敗目を喫した。横綱鶴竜は大関豪栄道をはたき込んで7勝目を挙げ、豪栄道は5敗目。大関稀勢の里は碧山に押し出され、4敗目となった。十両は英乃海と大翔丸が2敗でトップに並んでいる。

【欧州サッカー】
本田は守備で奮闘 指揮官は評価「とても献身的…」

フィオレンティナ戦の前半、競り合うACミランの本田(左)=ミラノ(共同)
 ACミランの本田は守備で奮闘した。右MFながらサイドバックより後方に位置することもしばしばで、無失点によるリーグ3試合ぶりの勝利に貢献。ミハイロビッチ監督は「とても献身的だった。ひとたび戦術を理解すればきちんと実行する選手」と語り、信頼が高まっていることをうかがわせた。後半にはドリブルで中央に攻め込み左足でシュートを放ったが、枠の上に外れた。本田は試合後、取材対応はせずに引き揚げた。(共同)

【プロ野球】
斎藤雅樹氏、工藤公康氏ら5人が殿堂入り 

得票上位者
 ことしの野球殿堂入りが18日、東京都内の野球殿堂博物館で発表され、プロ野球西武などで通算224勝を挙げたソフトバンクの工藤公康監督(52)、巨人で沢村賞を3度受賞した斎藤雅樹氏(50)、大毎(現ロッテ)などで2314安打の故榎本喜八氏ら5人の野球殿堂入りを発表した。工藤氏は候補者の資格を得た1年目での選出で、故ビクトル・スタルヒン氏、王貞治氏、野茂英雄氏に次いで4人目。アマチュア球界からは、法政大で東京六大学リーグ史上最多の48勝を挙げた山中正竹氏(68)、戦後の野球復興や国際交流に尽力した元衆院議員の故松本瀧蔵氏が特別表彰で選ばれた。

テニス=大規模な八百長横行か、四大大会覇者も関与と報道

1月18日、プロテニス界で大規模な八百長が横行している疑いがあると、英BBCとオンラインメディアの「バズフィード」が報じた。ロンドンで2014年6月撮影(2016年 ロイター/TOBY MELVILLE)
[メルボルン 18日 ロイター] - プロテニス界で大規模な八百長が横行している疑いがあると、英BBCとオンラインメディアの「バズフィード」が報じた。報道によると、この10年間で世界ランク50位以内の選手16人が、試合に故意に負けた疑いがあるという。四大大会の一つ、ウィンブルドン選手権でも八百長が行われた可能性がある。テニス界の不正問題を監視するテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)には、八百長疑惑の報告が繰り返し届いているという。疑いが持たれている選手の中には、四大大会の優勝経験者も含まれているもよう。しかし、本人の電話、銀行やコンピューターの記録にアクセスできなければ八百長関与の裏付けは困難だとして、報道では選手らの名前に触れていない。また、選手らは出場停止処分を受けておらず、そのうち8人は18日に開幕した四大大会初戦の全豪オープンに出場するという。男子プロテニス協会(ATP)のクリス・カーモード会長は18日、八百長疑惑に関する情報は隠ぺいしておらず、TIUが徹底的に調査しているとコメント。「われわれは過去のことだけでなく、新たな情報についても調査する」とした。