【W杯ジャンプ】
葛西が表彰台、最年長記録を更新 W杯ジャンプ個人第6戦


個人第6戦で3位に入った葛西紀明。自身の持つW杯最年長表彰台記録を塗り替えた=エンゲルベルク(共同)
 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は19日、スイスのエンゲルベルクで個人第6戦(HS137メートル、K点125メートル)が行われ、43歳6カ月の葛西紀明(土屋ホーム)が273・5点で3位となり、自身の持つW杯最年長表彰台記録を塗り替えた。表彰台はことし3月以来で今季初、通算57度目。1回目は131・5メートルの12位だったが、2回目に134メートルを飛んだ。ペテル・プレブツ(スロベニア)が139・5メートル、134メートルの297・1点で今季2勝目、通算8勝目を挙げた。弟の16歳、ドメン・プレブツが2位。伊東大貴(雪印メグミルク)は18位、作山憲斗(北野建設)は26位だった。雪印メグミルク勢の栃本翔平は42位、小林潤志郎は44位、竹内択(北野建設)は46位で2回目に進めなかった。(共同)
◼葛西紀明の話 まさか。信じられない。今季は(表彰台に立つのが)厳しいかなと思っていた。こうなると欲も出てくる。上を目指していければ。(共同)

サッカー=レスター勝利、岡崎がPK獲得と今季3点目

 12月19日、サッカーのイングランド・プレミアリーグ、岡崎慎司(右)のレスターはエバートンを3─2で下した。フル出場した岡崎は今季3点目を記録(2015年 ロイター)
[ロンドン 19日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグは19日、各地で試合を行い、岡崎慎司の首位レスターはエバートンを3─2で下した。フル出場した岡崎は先制点につながるPKを獲得したほか、今季3点目を記録した。レスターは17試合を終えて、勝ち点38に伸ばした。吉田麻也のサウサンプトンはトットナムに0─2で敗戦。吉田は出場しなかった。17日にジョゼ・モウリーニョ監督を解任したチェルシーはサンダーランドを3─1で下し、15位に浮上。マンチェスター・ユナイテッドはノリッジに1─2で敗れた。

【バレーボール】
高校勢は東福岡、金蘭会、東九州龍谷が2回戦へ 全日本選手権開幕

バレー全日本選手権第1日 東九州龍谷高-柏エンゼルクロス 第2セット、スパイクを放つ東九州龍谷高・中川=東京体育館
 バレーボールの全日本選手権は18日、東京体育館で開幕して1回戦が行われ、来年1月の全日本高校選手権(春の高校バレー)にも出場する男女計7校の高校勢では、男子の東福岡高と女子の大分・東九州龍谷高、大阪・金蘭会高が2回戦に進んだ。東福岡高は東海大札幌、東九州龍谷高はプレミアリーグ下部、チャレンジリーグの柏エンゼルクロスにストレート勝ち。金蘭会高はクラブチームのEHIMEを3-1で退けた。今夏の高校総体を制した男子の大阪・大塚高は愛媛大にフルセットで敗れた。大会には男女各24チームが出場し、プレミアリーグ勢は19日の2回戦から登場。準決勝は26日、決勝は27日に東京・大田区総合体育館で開かれる。

【MLB】
元広島ルイスがレ軍と合意 ボーグルソンはパ軍入り

レンジャーズの右腕ルイス(AP)
 米大リーグのレンジャーズが、チームからフリーエージェント(FA)になった元プロ野球広島の先発右腕ルイスと1年契約で合意したと18日、球団公式サイトなどが伝えた。パイレーツはかつて阪神とオリックスでプレーした右腕ボーグルソンと1年契約を結んだと発表した。36歳のルイスは今季、33試合に先発して204回2/3を投げ、自己最多の17勝(9敗)をマーク。シーズン終了後に手術を受けた右膝の回復経過は良好という。来季年俸は600万ドル(約7億3千万円)。ジャイアンツからFAとなった38歳のボーグルソンは今季、9勝11敗、防御率4・67の成績だった。パイレーツは古巣で、来日する前に2001年途中から06年まで所属した。米メディアによると年俸は200万ドルで、出来高払いが付いた。

【バレーボール】
中大、東海大がプレミア勢破って8強
 バレーボールの全日本選手権は第2日の19日、東京体育館でプレミアリーグ勢が登場して男女とも16チームによる2回戦が行われ、男子では中大と東海大がプレミアリーグ勢を破り、20日の準々決勝に進んだ。大学王者の中大はサントリー、東海大はジェイテクトをともに3-1で下した。女子は4連覇を狙う久光製薬などプレミア勢が8強を占めた。来年1月の全日本高校選手権(春の高校バレー)にも出場する高校勢で勝ち残っていた3校は姿を消した。男子の東福岡高は東レに1-3で敗れ、東九州龍谷高(大分)はトヨタ車体、金蘭会高(大阪)は岡山シーガルズにストレート負けした。20日は準々決勝が実施される。

【バレーボール】
「ニュー宮部です」春高での復活へ再始動 日本代表の金蘭会高・宮部、
 金蘭会高は日本代表アタッカー宮部(2年)を起用せずに2回戦進出を決めた。腰痛を悪化させた夏の全国高校総体以降、試合出場のない宮部は先週からスパイク練習を再開したばかり。この日は久しぶりに同校のユニホームに袖を通し、ウオーミングアップにも参加した。「痛みはないことはないが、高校総体よりはいい」と話す17歳は、少し伸びた髪に「ニュー宮部です」とにっこり。池条監督は「春高にピークを持っていって活躍してほしい」と復活に期待をかけた。