NBA=ブルズがクリッパーズに勝利、サンダーは快勝

 12月10日、NBAのブルズはクリッパーズに83─80で競り勝った。パウ・ガソルが24得点(2015年 ロイター/MikeDiNovo-USA TODAY Sports)
[10日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は10日、各地で試合を行い、ブルズはクリッパーズに83─80で競り勝った。ブルズはパウ・ガソルが24得点、ジミー・バトラーが14得点。デリック・ローズも終盤に活躍し、11得点で貢献した。サンダーはホークスに107─94で快勝し、ケビン・デュラントが25得点、12リバウンド、10アシストのトリプルダブルをマーク。ラッセル・ウエストブルックが23得点、10アシスト、サージ・イバカも23得点、10リバウンドのダブルダブルを記録した。ネッツはセブンティシクサーズに100─91の勝利。

【陸上】
「リオ五輪の8月を見据えて練習」 女子短距離の福島千里が練習公開 

練習を公開した福島千里=11日、北海道恵庭市
 陸上女子短距離の福島千里(北海道ハイテクAC)が11日、北海道恵庭市で報道陣に練習を公開し「まずまず充実した1年になった」と今季を振り返った。8月に北京で開催された世界陸上は100メートルが準決勝敗退で、200メートルは予選で落選した。いずれも目標だった自己ベストの更新は果たせなかった。それでも今季のトレーニング内容に手応えを感じている。昨年から冬の期間になっても量を落とさずに練習を積んでおり、所属先の中村宏之監督も「力強さは増している」と認める。この日はスタートに重点を置いたダッシュを繰り返した。来年のリオデジャネイロ五輪出場が決まれば、3大会連続となる。女子短距離のエースは「(リオ五輪の)8月を見据えて練習したい。やってきたことが全て形になる五輪になればいい」と大舞台へ意欲を示した。

【春高バレー】
組み合わせ決定 「3冠」狙う女子・九州文化学園、初戦は盛岡誠桜-岡崎学園の勝者


全日本バレーボール高校選手権 女子組み合わせ
 「ジャパネット杯 春の高校バレー」第68回全日本バレーボール高校選手権の組み合わせ抽選会が6日、東京・台場のフジテレビで行われ、対戦カードが決まった。男子は今夏の全国高校総体を制した大塚(大阪)が初戦の2回戦で鎮西(熊本)-荏田(神奈川)の勝者と対戦。連覇を目指す東福岡は松山工(愛媛)-清風(大阪)の勝者と激突する。女子で高校総体、国体との「3冠」を狙う九州文化学園(長崎)は初戦の2回戦で盛岡誠桜(岩手)-岡崎学園(愛知)の勝者と対戦。昨年度「3冠」を達成した金蘭会(大阪)、総体準優勝の文京学院大女(東京)も2回戦が初戦となる。本大会は東京体育館で来年1月5~7日に1回戦から準々決勝までを実施。準決勝は同9日、決勝は同10日に行われる。

【春高バレー】
男子展望 東福岡の連覇阻止なるか

【春高バレー福岡大会・男子決勝】スパイクを決める東福岡の佐伯=福岡市博多区(中村雅和撮影)
 前回、圧倒的な強さで初の頂点に駆け上がった東福岡の連覇に待ったをかけるチームが現れるかに注目が集まる。東福岡はエース金子聖輝(3年)やセッター井口直紀(3年)ら主力の多くが残る。高校総体は頂点に届かなかったものの、同校主体の福岡選抜で臨んだ秋の国体は全試合ストレート勝ちで優勝を飾り、地力を感じさせた。高校総体覇者の大塚は伝統の多彩なコンビバレーが特長。同じブロックには前々回王者の星城(愛知)や石川工など難敵が控えるが、セッター近藤海斗(3年)を中心にした、的を絞らせない攻撃で6大会ぶりの頂点を狙う。前回準優勝の大村工(長崎)も得点源の松下大悟(3年)らが残り、能力は高い。東亜学園には、東京都予選で高校総体準優勝の駿台学園を圧倒した勢いがある。総体4強の開智(和歌山)、国体5位の創造学園(長野)、前々回準優勝の鹿児島商や日本代表アタッカー鈴木祐貴(3年)を擁する雄物川(秋田)なども上位を狙う力を持つ。(奥村信哉)

【春高バレー】
女子展望 九州文化学園「3冠」に挑戦 
 名門・九州文化学園(長崎)が昨年度の金蘭会(大阪)に続く高校総体、国体、春高の「3冠」獲得に挑む。連覇を目指しながら3回戦敗退に終わった前回大会の悔しさを知るエース中島未来(3年)らが成長。国体準決勝では金蘭会をフルセットで退けるなど、しぶとさも光る。同じブロックでは総体、国体とも4強の誠英(山口)が最大の壁か。2連覇が懸かる金蘭会は、腰痛を抱える日本代表アタッカー宮部藍梨(2年)を欠きながら大阪府予選を1位通過し、底力を感じさせた。初戦の2回戦では前回準決勝で顔を合わせた東九州龍谷(大分)との強豪対決が予想される中、宮部の状態が一つのカギとなりそうだ。ともに東京勢で高校総体準優勝の文京学院大女、2大会ぶり出場の八王子実践も上位候補。前回4強の柏井(千葉)はエース中元南(3年)が故障から回復途上と不安を残す。熊本信愛女学院の30大会連続出場を阻んだ鎮西(熊本)など初出場5校の戦いも注目される。(奥村信哉)

【バドミントン】
桃田が2連勝で準決勝へ 早川、遠藤組は2連敗 スーパーシリーズ・ファイナル
 バドミントンのスーパーシリーズ・ファイナル第2日は10日、アラブ首長国連邦のドバイで1次リーグの2戦目が行われ、男子シングルスで8月の世界選手権で銅メダルを獲得した桃田賢斗(NTT東日本)は世界ランキング7位の周天成(台湾)にストレート勝ちし、2連勝で準決勝進出を決めた。同ダブルスで世界選手権3位の早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)は世界ランク4位の中国ペアに1-2で敗れ、2連敗で4強入りを逃した。女子シングルスの奥原希望(日本ユニシス)は昨年優勝の戴資穎(台湾)を2-0で破って2連勝。同ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は韓国ペアを退けて2連勝でベスト4に進んだ。(共同)