【フィギュア】
宮原、SPは本場でフラメンコ 「大きな拍手もらいたい

公式練習で調整する宮原知子=バルセロナ(共同)
 GP参戦3シーズン目で念願の舞台に立つ宮原は「ファイナル出場の目標を達成できたので、思い切って楽しんで滑りたい。今も楽しみでどきどき」と笑みを浮かべ、本番が待ち切れない様子だった。NHK杯では自身初の合計200点超えを果たし、浅田らを抑えてGP初制覇を飾った。好調を維持しているようで、得点源の2連続3回転ジャンプも軽やかだった。SPはスペインの伝統舞踊、フラメンコで滑る。「本場の観客に大きな拍手をもらえるように頑張りたい」と情熱の舞いを誓った。(共同)

【フィギュア】
2季ぶりの浅田 完成度の高い演技を約束
公式練習で調整する浅田真央=バルセロナ(共同)

 2季ぶりに出場する浅田は、日本勢で最後にバルセロナ入りした。初練習ではジャンプの確実性に課題を残したものの、「もっとフワフワするかと思ったが(国内で)ぎりぎりまでしっかり練習してきたので、いつもより体の動きは良かった。氷も違和感がなくて良かった」と気にする様子はなかった。3位に終わったNHK杯の後は、精彩を欠いたジャンプの練習に割く時間を増やして修正に努めてきた。休養中だった1年前はテレビで観戦したという大会で「技術ももちろん大事だが、自分が表現したいものを皆さんにお見せできたらいい」と完成度の高い演技を目指す。(共同)

【フィギュア】
羽生はSP5番 滑走順は成績下位順 

公式練習で笑顔を見せる羽生結弦(右)と宇野昌磨=バルセロナ(共同)
 6人で争う男女SPの滑走順は、GPシリーズの成績下位からとなる。男子は羽生が5番、宇野が4番、村上が1番で登場。女子は浅田が3番、宮原は4番で滑る。(共同)

【競馬】
ゴールドシップが1位 有馬記念のファン投票

ゴールドシップ=10日、栗東トレセン(撮影・岩川晋也)
 日本中央競馬会(JRA)は10日、第60回有馬記念(27日、中山、GI)のファン投票の最終結果を発表し、GI6勝で、この一戦が現役最後のレースとなる6歳牡馬ゴールドシップが12万981票を獲得し、昨年に続いて1位で選出された。2位は今年、GI2勝を含む重賞6勝を挙げている5歳牡馬ラブリーデイで11万3412票。3位は菊花賞を勝った3歳牡馬キタサンブラックで9万3925票だった。4位はオークス、秋華賞の牝馬2冠を獲得したミッキークイーン。以下ショウナンパンドラ、ドゥラメンテ、イスラボニータ、ヌーヴォレコルト、リアルスティール、モーリスまでの上位10頭は、出馬登録すれば出走権を得られる。有効投票総数は147万5755票。

【米女子ゴルフ】
有村43位で限定的資格 来季出場の最終予選会

最終ラウンド、4番でティーショットを放つ有村智恵。43位となり限定的な出場権を確保=LPGAインターナショナル(共同)
 米女子ゴルフツアーの来季出場資格を争う最終予選会は6日、フロリダ州デイトナビーチのLPGAインターナショナル(パー72)で最終の第5ラウンドが行われ、65位から出た有村智恵は5バーディー、4ボギーの71で回り通算2オーバー、362で43位に上がった。限定的な資格を与えられる45位以内で、他の選手の欠場が多い大会などで出場機会を得られる見込み。ことしは米ツアーで8戦、下部ツアーで14戦に出場した有村は、どちらでも十分な結果を残せなかった。「ショットはいい方向に変わっているかなと思うので、どんな芝にも対応できるようなショートゲームを身に付けたい。しっかり体を整えて鍛え直し、米ツアーのカード(シード権)を取りたいという気持ちと、下部ツアーの一番上を目指す」と抱負を語った。(共同)

【女子ゴルフ】
篠原が優勝 新人戦加賀電子杯

新人戦加賀電子カップ最終日 笑顔で優勝カップを掲げる篠原真里亜=10日、千葉県グレートアイランド倶楽部(撮影・今野顕)
 女子プロゴルフのLPGA新人戦加賀電子カップは10日、千葉県グレートアイランドC(6480ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、首位で出た篠原真里亜が69で回って通算7アンダー、137で優勝し、賞金180万円を獲得した。1打差の2位は武尾咲希、さらに1打差の3位は種子田香夏だった。