【Jリーグ】
広島、G大阪が最終調整 2日夜にCS決勝第1戦

G大阪戦に向け、調整する佐藤(左端)、青山(右端)ら広島イレブン=Eスタ
J1の年間王者を決める明治安田チャンピオンシップはホームアンドアウェー方式による決勝の第1戦が2日午後7時半から大阪・万博記念競技場で行われ、年間勝ち点1位でシードされた広島と同3位のG大阪が対戦する。1日は両チームが地元で最終調整した。今季対戦成績は1勝1敗。直近の対決だった11月7日は第2ステージを制した広島がリーグ戦過去10戦未勝利だった万博で2-0と快勝した。決勝では2012、13年と連覇して以来の頂点を狙う。昨季王者のG大阪は年間勝ち点2位の浦和を破った準決勝から中3日で臨む。決勝第2戦は5日にエディオンスタジアム広島で実施される。優勝チームは今月10日から日本で開催されるクラブワールドカップ(W杯)に開催国代表として出場する。
【Jリーグ】
“下克上”狙うG大阪 中3日の疲労懸念も、遠藤「自分たちの方が勢いがある」

宇佐美が決めれば…期待は高まるばかり
120分の激闘を制した浦和戦から中3日で臨むG大阪。日程面では、リーグ最終節から9日間の調整期間があった広島に分があるが、主将の遠藤は「あと2試合なので疲れがどうこうと言ってる場合じゃない。自分たちの方が勢いがある」と意に介さない。宇佐美も「(11月に負けた)借りを返すためにも、ホームで勝ちたい。身体的にはみんなきついと思うけど、結果を残したい」。リーグ最少の30失点と堅守を誇る広島は、先制すれば18勝1分けと無類の強さを誇る。「守るとなったら、とことん守る」と今野。相手の勝ちパターン阻止に向け、丹羽は「先制点が一番重要」と話した。ホームアンドアウェー方式だけにアウェーゴールも鍵を握る。第1戦をホームで戦う長谷川監督は「スコアレスドローで問題ないと考える監督もいるが、ホームで勝利を収められるかどうかが大事。全てを出し切りたい」と力を込めた。
川上、「遠い」山口を意識=全日本総合バドミントン

女子シングルス予選でシャトルを追う川上紗恵奈=1日、東京・代々木第2体育館
女子シングルスで予選を突破した川上は、「目指すのは優勝」と目標を高く掲げた。今年のニュージーランド・オープンとベトナム・オープンで優勝を飾った高校3年生。同じ1997年生まれの山口茜が既に国際舞台で活躍し、「上過ぎて遠い」という存在になっているが、刺激も受けている。本戦で勝ち進めば準々決勝で当たりそう。「一戦一戦大事に戦うことがテーマ」と自分に言い聞かせた。
【バドミントン】
桃田「全日本で勝ってこそ『日本のエース』」

バドミントン全日本総合選手権で男子シングルス初優勝を狙う桃田賢斗(左)が前回優勝の佐々木翔にファイティングポーズを仕掛ける=東京都渋谷区
国内大会である全日本総合選手権の結果は、来年のリオデジャネイロ五輪代表争いには直接関係しない。しかし、桃田はいつになく緊張感を漂わせ、大会制覇への強い思いを口にした。「この大会で勝ってこそ『日本のエース』と認められる。今年がチャンスだと思う」今年は男子シングルス日本人初のスーパーシリーズ制覇(2勝)。世界ランクも一時3位まで上げるなど断トツの実績を残し、誰もが認める存在となった。ただ、全日本のタイトルはない。昨年の大会も準優勝に終わり、悔しさをしばらく引きずった。やるだけのことはやってきた。苦手のウエートトレーニングやランニングに取り組み「フィジカルは今年のほうが上がった」。世界の舞台で試合を重ね「ワンステップ上のステージで戦えている」という実感もある。「優勝できるだろうという曖昧な気持ちでなく、優勝するという強い気持ちで戦う」。日本のエースとしてリオに乗り込むため、全日本王者の称号を全力で奪いに行く。(森本利優)
41年ぶり「悲願」開催=苗場で来年2月にW杯アルペン

アルペンスキー男子のワールドカップ湯沢苗場大会の概要を発表し、写真撮影に応じる関係者。右から皆川賢太郎氏、田村正幸新潟県湯沢町長、北野貴裕全日本スキー連盟会長、菱沼信夫大会組織委員長=1日、東京都内
来年2月に開催されるアルペンスキー男子のワールドカップ(W杯)湯沢苗場大会(新潟・苗場スキー場)の概要が1日、東京都内で発表された。アルペンW杯の国内開催は2006年以来10年ぶりで、苗場では1975年以来41年ぶり。全日本スキー連盟の北野貴裕会長は「連盟にとっても悲願の開催となる。アルペンスキーを盛り上げたい」と述べた。2月13日に大回転、14日に回転を実施し、日本男子のエース湯浅直樹(スポーツアルペンク)らの上位進出が期待される。地元の新潟県湯沢町出身で、06年トリノ五輪回転4位の皆川賢太郎大会実行委員会副会長は「子供たちが(世界を)目指す契機になってくれたらうれしい。地球上で最も速い人間たちが、実力を発揮できるコースコンディションを用意したい」と力を込めた。
広島、G大阪が最終調整 2日夜にCS決勝第1戦

G大阪戦に向け、調整する佐藤(左端)、青山(右端)ら広島イレブン=Eスタ
J1の年間王者を決める明治安田チャンピオンシップはホームアンドアウェー方式による決勝の第1戦が2日午後7時半から大阪・万博記念競技場で行われ、年間勝ち点1位でシードされた広島と同3位のG大阪が対戦する。1日は両チームが地元で最終調整した。今季対戦成績は1勝1敗。直近の対決だった11月7日は第2ステージを制した広島がリーグ戦過去10戦未勝利だった万博で2-0と快勝した。決勝では2012、13年と連覇して以来の頂点を狙う。昨季王者のG大阪は年間勝ち点2位の浦和を破った準決勝から中3日で臨む。決勝第2戦は5日にエディオンスタジアム広島で実施される。優勝チームは今月10日から日本で開催されるクラブワールドカップ(W杯)に開催国代表として出場する。
【Jリーグ】
“下克上”狙うG大阪 中3日の疲労懸念も、遠藤「自分たちの方が勢いがある」

宇佐美が決めれば…期待は高まるばかり
120分の激闘を制した浦和戦から中3日で臨むG大阪。日程面では、リーグ最終節から9日間の調整期間があった広島に分があるが、主将の遠藤は「あと2試合なので疲れがどうこうと言ってる場合じゃない。自分たちの方が勢いがある」と意に介さない。宇佐美も「(11月に負けた)借りを返すためにも、ホームで勝ちたい。身体的にはみんなきついと思うけど、結果を残したい」。リーグ最少の30失点と堅守を誇る広島は、先制すれば18勝1分けと無類の強さを誇る。「守るとなったら、とことん守る」と今野。相手の勝ちパターン阻止に向け、丹羽は「先制点が一番重要」と話した。ホームアンドアウェー方式だけにアウェーゴールも鍵を握る。第1戦をホームで戦う長谷川監督は「スコアレスドローで問題ないと考える監督もいるが、ホームで勝利を収められるかどうかが大事。全てを出し切りたい」と力を込めた。
川上、「遠い」山口を意識=全日本総合バドミントン

女子シングルス予選でシャトルを追う川上紗恵奈=1日、東京・代々木第2体育館
女子シングルスで予選を突破した川上は、「目指すのは優勝」と目標を高く掲げた。今年のニュージーランド・オープンとベトナム・オープンで優勝を飾った高校3年生。同じ1997年生まれの山口茜が既に国際舞台で活躍し、「上過ぎて遠い」という存在になっているが、刺激も受けている。本戦で勝ち進めば準々決勝で当たりそう。「一戦一戦大事に戦うことがテーマ」と自分に言い聞かせた。
【バドミントン】
桃田「全日本で勝ってこそ『日本のエース』」

バドミントン全日本総合選手権で男子シングルス初優勝を狙う桃田賢斗(左)が前回優勝の佐々木翔にファイティングポーズを仕掛ける=東京都渋谷区
国内大会である全日本総合選手権の結果は、来年のリオデジャネイロ五輪代表争いには直接関係しない。しかし、桃田はいつになく緊張感を漂わせ、大会制覇への強い思いを口にした。「この大会で勝ってこそ『日本のエース』と認められる。今年がチャンスだと思う」今年は男子シングルス日本人初のスーパーシリーズ制覇(2勝)。世界ランクも一時3位まで上げるなど断トツの実績を残し、誰もが認める存在となった。ただ、全日本のタイトルはない。昨年の大会も準優勝に終わり、悔しさをしばらく引きずった。やるだけのことはやってきた。苦手のウエートトレーニングやランニングに取り組み「フィジカルは今年のほうが上がった」。世界の舞台で試合を重ね「ワンステップ上のステージで戦えている」という実感もある。「優勝できるだろうという曖昧な気持ちでなく、優勝するという強い気持ちで戦う」。日本のエースとしてリオに乗り込むため、全日本王者の称号を全力で奪いに行く。(森本利優)
41年ぶり「悲願」開催=苗場で来年2月にW杯アルペン

アルペンスキー男子のワールドカップ湯沢苗場大会の概要を発表し、写真撮影に応じる関係者。右から皆川賢太郎氏、田村正幸新潟県湯沢町長、北野貴裕全日本スキー連盟会長、菱沼信夫大会組織委員長=1日、東京都内
来年2月に開催されるアルペンスキー男子のワールドカップ(W杯)湯沢苗場大会(新潟・苗場スキー場)の概要が1日、東京都内で発表された。アルペンW杯の国内開催は2006年以来10年ぶりで、苗場では1975年以来41年ぶり。全日本スキー連盟の北野貴裕会長は「連盟にとっても悲願の開催となる。アルペンスキーを盛り上げたい」と述べた。2月13日に大回転、14日に回転を実施し、日本男子のエース湯浅直樹(スポーツアルペンク)らの上位進出が期待される。地元の新潟県湯沢町出身で、06年トリノ五輪回転4位の皆川賢太郎大会実行委員会副会長は「子供たちが(世界を)目指す契機になってくれたらうれしい。地球上で最も速い人間たちが、実力を発揮できるコースコンディションを用意したい」と力を込めた。