サッカー=バルセロナが「クラシコ」圧勝、メッシが復帰

 11月21日、サッカーのスペイン1部の昨季王者バルセロナはライバル、レアル・マドリードとの伝統の一戦「クラシコ」を敵地で戦い、4─0で圧勝した。写真は、4点目を喜ぶバルセロナの選手ら(2015年 ロイター)
[マドリード 21日 ロイター] - サッカーのスペイン1部は21日、各地で試合を行った。昨季王者バルセロナはライバル、レアル・マドリードとの伝統の一戦「クラシコ」を敵地で戦い、4─0で圧勝した。バルセロナは前半11分、ルイス・スアレスが先制ゴール。ネイマールが同39分に得点し、2点リードで折り返した。後半8分にはアンドレス・イニエスタがゴールを決めた。ひざのけがで離脱していたリオネル・メッシは同12分に途中出場。スアレスの2点目をアシストした。レアルはクリスティアノ・ロナルド、ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマのトリオを先発出場させたが、ほとんどチャンスを作れなかった。デポルティボはセルタを2─0で退け、バレンシアはラスパルマスと1─1で引き分けた。レアル・ソシエダはセビリアに2─0で勝利。エスパニョールはマラガを2─0で下した。12試合を終えてバルセロナが勝ち点30とし、レアルに6差をつけた。セルタは同21で暫定4位。バレンシアが同19の暫定6位とした。

サッカー=バイエルン勝利、大迫所属のケルンは引き分け

 11月21日、サッカーのドイツ1部、ブンデスリーガは各地で試合を行い、首位バイエルン・ミュンヘンはシャルケを3─1で下した。(2015年 ロイター/Ina Fassbender)
[21日 ロイター] - サッカーのドイツ1部、ブンデスリーガは21日、各地で試合を行い、首位バイエルン・ミュンヘンはシャルケを3─1で下した。バイエルンは今季13試合で12勝。勝ち点37とし、2位ドルトムントとの勝ち点差を8に広げた。大迫勇也と長沢和輝の所属するケルンは武藤嘉紀のマインツとスコアレスドローに終わった。大迫はフル出場。武藤は先発し、後半途中までプレーした。長沢はベンチ入りしなかった。長谷部誠の所属するアイントラハト・フランクフルトはレーバークーゼンに1─3で敗れた。長谷部は先発し、後半32分までプレーした。清武弘嗣と酒井宏樹が所属するハノーバーはボルシアMGに1─2で敗戦。両選手ともに欠場した。

【重量挙げ】
三宅が銅、五輪有力に「ほっとしているのと、悔しい気持ちも」 世界選手権

 女子48キロ級 トータル193キロで銅メダルを獲得した三宅宏実=ヒューストン(ゲッティ=共同)
 重量挙げのリオデジャネイロ五輪出場枠を懸けた世界選手権第2日は21日、米テキサス州ヒューストンで行われ、女子48キロ級でロンドン五輪銀メダリストの三宅宏実(いちご)はスナッチ85キロ、ジャーク108キロのトータル193キロで銅メダルを獲得し、4大会連続の五輪出場が有力となった。17歳の蒋恵花(中国)がトータル198キロで優勝した。五輪出場枠は昨年と今回の世界選手権の国別得点を合計した順位によって決まる。日本協会は獲得する枠数に応じ、最上位の入賞選手を五輪代表とするなどの条件を定めている。
■三宅宏実の話 「ほっとしているのと、悔しい気持ちもある。メダルは届かないかなと思ったけど、失敗する選手が多かった。今大会の選手たちが来年の(リオ五輪の)メンバーなので、負けないよう体力づくりをしたい」(共同)

ゴルフ=宮里藍が8位キープ、米女子ツアー今季最終戦

[21日 ロイター] - 米女子ゴルフの今季最終戦、CMEツアー選手権は21日、フロリダ州ネープルズのティブロンGC(パー72)で第3ラウンドを行い、宮里藍は68で回り、通算9アンダーの207で8位タイをキープした。野村敏京は通算1オーバーの50位タイ。宮里美香は通算3オーバーの63位タイに後退した。66で回ったクリスティ・カー(米国)が通算13アンダーとして張ハナ(韓国)と並び首位。世界ランク1位のリディア・コ(ニュージーランド)は2打差の3位タイとした。
■宮里藍の話 「90点をあげたい内容だった。最終日はことしを締めくくる最後のラウンド。しっかりとスコアを伸ばしたい」
■野村敏京の話 「6アンダーくらい出るプレーだったのに、パットが入ってくれなかった。優勝はできないので、最終日にせめてホールインワンでも出したい」
■宮里美香の話 「14番でティーショットが鳥にダイレクトに激突してしまった。こんなことは初めてでびっくりした。あと1日あるのが唯一の救い」(共同)

ゴルフ=岩田は34位に後退、米ツアーのRSMクラシック
[21日 ロイター] - 米男子ゴルフツアーのRSMクラシックは21日、ジョージア州セントシモンズ島のシーサイド・コースで第3ラウンドを行い、5位タイで出た岩田寛は72で回り、通算6アンダーの206で34位タイに後退した。PGAツアー初優勝を目指すケビン・キズナー(米国)が64でラウンドし、通算16アンダーの単独首位に立った。ケビン・チャペル(米国)が3打差の2位。