【ラグビーTL】
五郎丸が通算1000得点 ヤマハ白星スタート 

ラグビートップリーグのトヨタ自動車戦で、通算1000得点目となるゴールキックを決めるヤマハ発動機の五郎丸歩選手=14日、パロマ瑞穂ラグビー場
 ラグビーのトップリーグ(TL)第1節第2日は14日、名古屋市のパロマ瑞穂ラグビー場などで6試合が行われ、B組は昨季準優勝のヤマハ発動機がトヨタ自動車に18-11で勝ち、白星スタートを飾った。ヤマハ発動機の日本代表FB五郎丸は1ゴール2PGで8点を挙げ、史上2人目の通算千得点を達成。NTTドコモはコカ・コーラに23-19で勝ち、豊田自動織機は24-17でNECを破った。A組は東芝が日本代表のリーチがトライを挙げるなど47-3でクボタに圧勝し、NTTコミュニケーションズはリコーに39-12で快勝。近鉄はトップリーグ復帰のホンダを25-12で下した。15日はB組の神戸製鋼-キヤノンが神戸ユニバー記念競技場で行われる。

【女子ゴルフ】
イ・ボミが単独首位守る 伊藤園L第2日

【伊藤園レディース】2日目3番H、ティーショットを打つイ・ボミ=14日、千葉県グレートアイランド倶楽部(撮影・今野顕)
 伊藤園レディース第2日は14日、千葉県グレートアイランドC(6639ヤード、パー72)で行われ、初日トップで賞金ランキング1位のイ・ボミ(韓国)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算11アンダーの133で首位を守った。2打差の2位に菊地絵理香、青木瀬令奈、若林舞衣子、さらに1打差の5位に賞金2位のテレサ・ルー(台湾)と笠りつ子が続いた。2位スタートの堀琴音は通算7アンダーで、福田真未らと並ぶ7位に後退。イーブンパーまでの57選手が決勝ラウンドに進み、昨年優勝の前田陽子は3打及ばず予選落ちした。(出場94選手=アマ2、雨、気温15・3度、西北西の風1・1メートル、観衆3047人)

【大相撲九州場所】
白鵬、盤石の6連勝 理事長、早くも「確率は80%」

大相撲十一月場所六日目 豊ノ島を下し、全勝を守った白鵬=13日、福岡国際センター(撮影・中川春佳)
 白鵬は鋭い出足で主導権を握った。もろ差しで豊ノ島をとらえ、短身の相手より低い姿勢を保ったまま寄り切った。無傷の6連勝。横綱昇進後は初めてとなる休場明けの場所で早くも単独トップに立った。「また引っ張っていくというのはうれしい。まあ一番一番ね」と上機嫌に語った。北の湖理事長(元横綱)は「白鵬は万全だ。危ない相撲がなく、このまま逃げ切るだろう。確率は80%」と見通しを語った。

【明治神宮野球】
敦賀気比、大阪桐蔭が4強 早大も進出、第2日

木更津総合戦の3回、逆転3ランを放つ大阪桐蔭・栗林=神宮
 明治神宮野球大会第2日は14日、神宮球場で準々決勝などが行われ、各地区秋季大会優勝校による高校の部は今春の選抜大会を制した敦賀気比(北信越)と大阪桐蔭(近畿)、大学の部は全日本大学選手権優勝の早大(東京六大学)が4強入りした。敦賀気比は山崎が4安打で完投し、5-1で創志学園(中国)を下した。大阪桐蔭は栗林の逆転3ランなどで木更津総合(関東)を5-2で破った。早大は茂木の3点三塁打と大竹の完封で、愛知大(愛知・東海・北陸)に3-0で快勝。環太平洋大(中国・四国)は天理大(関西1)に3-1で勝ち、準々決勝に進んだ。

【フィギュア】
同時テロで大会中止 フランス杯

フィギュアスケート・フランス杯の中止決定を聞く選手たち=14日、ボルドー(共同)
 国際スケート連盟(ISU)は14日、パリ中心部での同時多発テロを受け、フランス南西部のボルドーで開催中だったフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ、フランス杯を中止すると発表した。14日は大会最終日でフリーの演技を予定していた。日本からは13日のショートプログラム(SP)で首位に立った宇野昌磨選手(17)=愛知・中京大中京高=ら4人が出場していた。成績の取り扱いについては未定だが、ISU関係者によると、12月のGPファイナル(バルセロナ)出場を争うポイントについては、SPの成績がそのまま換算される方向という。ISUは警備を強化して開催する方針を決め、選手も練習していた。しかし、フランス全土が非常事態宣言下にあることから、フランス内務相とボルドー市長が、フランス連盟に対して大会の中止を指示。ISUもこれを受けて決定を下した。フランス連盟のガイアゲ会長は「非常に残念で、申し訳なく思う」と苦渋の表情で話した。(共同)