【男子テニス】
錦織、初戦は世界1位ジョコビッチ 15日開幕のATPツアー・ファイナル

 錦織圭
 年間成績上位8人で争われる男子テニスの最終戦、ATPツアー・ファイナル(15日開幕・ロンドン)の組み合わせが12日決まり、シングルスで世界ランキング8位の錦織圭(日清食品)は4連覇を狙う同1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と15日に1次リーグ初戦で対戦することになった。初出場の昨年は準決勝でジョコビッチに敗れた。2年連続出場の錦織は1次リーグで同3位のロジャー・フェデラー(スイス)、同6位のトマーシュ・ベルディハ(チェコ)とも同組となった。今大会は1次リーグを4人ずつ2組に分けて総当たり戦を実施し、各組上位2人が準決勝に進む。もう1つの組は、世界2位のアンディ・マリー(英国)、同4位のスタン・バブリンカ(スイス)、同5位のラファエル・ナダルと同7位のダビド・フェレールのスペイン勢で構成された。(共同)

【米女子ゴルフ】
横峯は4打差12位でスタート ロレーナ・オチョア招待第1R

 米女子ゴルフのロレーナ・オチョア招待は12日、メキシコ市のメキシコGC(パー72)で第1ラウンドが行われ、横峯さくらは1バーディー、1ボギーの72で回り、首位と4打差の12位でスタートした。朴仁妃(韓国)が7バーディー、3ボギーの68で単独首位に立った。1打差の2位でスサン・ペテルセン(ノルウェー)、アンジェラ・スタンフォード(米国)、ミンジ・リー(オーストラリア)の3人が続いた。今大会は36人が出場し、予選落ちはない。(共同)
■横峯さくらの話「前半はショットが乱れてしまって、パットでしのいでという形だった。耐えることができて、後半でイーブンに戻せたので良かった」(共同)

【スピードスケート】
加藤、小平ら最終調整 W杯きょう開幕

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)今季第1戦は13日(日本時間14日未明)にカルガリーで開幕する。12日は会場のリンクで公式練習が行われ、男子の加藤条治(日本電産サンキョー)や女子の小平奈緒(相沢病院)らがリラックスした表情で最終調整した。空気抵抗の少ない高地のリンクで好記録が期待されるが、2季ぶりに実戦復帰した加藤はまだ万全には遠い。レース感覚を取り戻し切れていない中で、スピードが出やすく、低地以上にカーブの技術が求められる高速リンクに挑む。「慎重に入っているのに、全然曲がれない。あまり期待はできないかな」と不安を口にした。それでも「体は動かそうと思えば動く」と4月に痛めた右膝を気にするそぶりは見せず、軽やかにリンクを疾走した。気合も十分で、8年ぶりのスキンヘッドを披露。当時も不調だった時期に験直しで頭を丸め、W杯で優勝したという。(共同)

【フィギュア】
宇野、何度も4回転確認 GP第4戦フランス杯開幕へ
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、フランス杯は13日、フランスのボルドーで開幕する。12日は会場で公式練習が行われ、男子の昨季世界ジュニア選手権覇者で、スケートアメリカ2位の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)らが調整した。宇野は練習の終了時間ぎりぎりまで4回転ジャンプを何度も繰り返し跳んだ。「質のいいジャンプができるまで跳ぼうと思った。練習の成果を出せるようにしたい」と落ち着いた様子で話した。村上大介(陽進堂)も入念に細部を確認した。女子の村上佳菜子(中京大)と今井遥(新潟県連盟)も順調な調整ぶりをうかがわせた。昨季世界選手権女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)も氷の感触を確認した。(共同)

【カーリング】
SC軽井沢クが準決勝進出 パシフィック・アジア選手権
 カーリングのパシフィック・アジア選手権は12日、カザフスタンのアルマトイで1次リーグが行われ、男子代表のSC軽井沢クは香港に19-2、韓国に8-7で勝ち、通算6勝1敗で準決勝進出が決まった。既に準決勝進出を決めている女子で日本代表のLS北見は韓国に1-9で敗れたが、ニュージーランドに7-3で勝って通算5勝2敗とした。(共同)