サッカー=欧州CL、マンC勝利 ユベントス引き分け

 10月21日、サッカーの欧州CL1次リーグ、D組のマンチェスター・シティーはホームでセビリアに2─1で逆転勝利。写真は決勝点を決めたケビン・デブルイネ(2015年 ロイター)
[マンチェスター(英国) 21日 ロイター] - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は21日、各地で1次リーグを行い、D組のマンチェスター・シティー(マンC、イングランド)はホームでセビリア(スペイン)に2─1で逆転勝利した。CLでのホームゲーム15試合でわずか5勝のマンCは、前半30分に先制点を許したものの、その6分後にウィルフリード・ボニのボールタッチがオウンゴールを誘って同点に追いついた。そして、マンCは後半アディショナルタイム、今季新加入でチームをけん引するケビン・デブルイネが決勝点を決めた。マンCは先月のボルシアMG(ドイツ)でも試合終了間際にセルヒオ・アグエロのPKで劇的な勝利を収めていた。同組で昨季準優勝のユベントス(イタリア)はホームでボルシアMGとスコアレスドローだった。C組では、アトレチコ・マドリード(スペイン)がホームでアスタナ(カザフスタン)に4─0で完勝。ガラタサライ(トルコ)はホームでベンフィカ(ポルトガル)に2─1で競り勝った。

サッカー=マンU引き分け、レアルもドロー 欧州CL


 10月21日、サッカーの欧州CL1次リーグ、B組のマンチェスター・ユナイテッド(写真)は敵地でCSKAモスクワと1─1で引き分けた(2015年 ロイター)
[モスクワ 21日 ロイター] - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は21日、各地で1次リーグを行い、B組のマンチェスター・ユナイテッド(マンU、イングランド)は敵地でCSKAモスクワ(ロシア)と1─1で引き分けた。マンUは好スタートを切ったものの、アンソニー・マルシアルがPKを献上。PKそのものはGKダビド・デヘアが止めたものの、こぼれ球をドゥンビアに押し込まれて前半15分に先制を許した。しかし、マンUは後半20分、アントニオ・バレンシアのクロスからマルシアルがヘッドで同点ゴールを決め、ミスを帳消しにした。同組のウォルフスブルク(ドイツ)はホームでPSVアイントホーフェン(オランダ)に2─0で完勝した。A組では、レアル・マドリード(スペイン)が敵地でパリ・サンジェルマン(フランス、PSG)とスコアレスドロー。マルメ(スウェーデン)はホームでシャフタル・ドネツク(ウクライナ)に1─0で勝利した。

サッカー=レバンドフスキ、次戦のGKチェフ攻略に意欲

 10月21日、サッカーのドイツ1部、バイエルン・ミュンヘンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(写真)が、アーセナルのチェコ代表GKペトル・チェフからゴールを決めることに意欲を燃やしている。20日撮影(2015年 ロイター)
[ロンドン 21日 ロイター] - サッカーのドイツ1部、バイエルン・ミュンヘンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが、アーセナル(イングランド)のチェコ代表GKペトル・チェフからゴールを決めることに意欲を燃やしている。レバンドフスキはこれまで代表戦で3回、クラブでは1回チェフと対戦しているが、一度もゴールを決めたことがない。20日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)のアーセナル戦では後半に2回ファインセーブでチャンスを潰されていた。レバンドフスキは「彼は非常に優秀なGKだ。しかし、数週間後にアーセナルがわれわれのホームにやってくるし、ポーランド代表も来月チェコ代表と対戦するので、すぐに彼を攻略するチャンスがあるのはいいことだ」と語り、打倒チェフの意気込みを語った。バイエルンは11月4日にホームでアーセナルと対戦。ポーランド代表は同17日にホームでチェコ代表と戦う。レバンドフスキはクラブと代表を合わせた16試合で22得点を決めており、今シーズンは好パフォーマンスを見せて注目を集めている。

サッカー=FIFA倫理委、ベッケンバウアー氏も調査対象に

 10月21日、FIFAの倫理委員会は、処罰検討リストのなかにドイツサッカー界の英雄フランツ・ベッケンバウアー氏(写真)らの名前が含まれていることを明らかにした。2011年6月撮影(2015年 ロイター/Arnd Wiegmann)
[チューリヒ 21日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は21日、処罰検討リストのなかにドイツサッカー界の英雄フランツ・ベッケンバウアー氏らの名前が含まれていることを明らかにした。FIFA理事会で調査に関する情報開示の権限を認められた倫理委員会は、ベッケンバウアー氏についての調査が完了し、審査部門が処分を下す段階に入っていると明かした。ベッケンバウアー氏は倫理委員会の調査に非協力的だったことが問われている。ベッケンバウアー氏は2014年6月にもワールドカップ(W杯)誘致に関する調査への協力を拒否したとして90日間の活動停止処分を受けたことがある。その時は2週間後に調査協力に同意したことで処分解除となっていた。また倫理委員会は、FIFAからミシェル・プラティニ副会長に不透明な200万スイスフラン(約2億5千万円)の支払いがあったとして、同副会長とゼップ・ブラッター会長に90日間の活動停止処分を科した件も調査していると発表した。