テニス=フェデラーが全米オープン決勝進出、6年ぶり

9月11日、テニスの四大大会の今季最終戦、全米オープンの男子シングルス準決勝、第2シードのロジャー・フェデラー(写真)は第5シードのスタン・バブリンカとのスイス勢対決を6─4、6─3、6─1で制し、6年ぶりの決勝進出(2015年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - テニスの四大大会の今季最終戦、全米オープンは11日、ニューヨークで男子シングルス準決勝を行い、第2シードのロジャー・フェデラーは第5シードのスタン・バブリンカとのスイス勢対決を6─4、6─3、6─1で制し、同大会で6年ぶりとなる決勝進出を決めた。ここまで1セットも落とすことなく勝ち進んできたフェデラーは、全米で6回目、四大大会では2012年ウィンブルドン選手権以来となる通算18回目のタイトルに挑む。試合後には「全米の決勝に再び戻るためにこの6年頑張ってきた。ここまで非常にいい戦いができている」と語った。もう1つの試合では第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を6─0、6─1、6─2で下し、チリッチの連覇の夢を打ち砕いた。
【全米OPテニス】
ジョコビッチ、休養たっぷり 昨年Vのチリッチに完勝
2日間の休養でリフレッシュしたジョコビッチはチリッチに1時間25分で完勝。「相手が右足首にけがをしていることは知っていたが、それに惑わされることなくプレーすることを心掛けた」と最後まで高い集中力を保った。今季の四大大会では初めて全ての大会で決勝進出。2011年以来の全米制覇となれば、4年ぶり2度目の四大大会年間3勝となる。「期待やプレッシャーには慣れている。優勝トロフィーを手にしたい」と力強く宣言した。(共同)
テニス=セリーナ4強で敗退、年間グランドスラム達成ならず

9月11日、テニスの四大大会最終戦、全米オープンの女子シングルス準決勝、世界ランク1位で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(写真)がノーシードの世界ランク43位、ロベルタ・ビンチに6─2、4─6、4─6で敗れる大波乱が起きた(2015年 ロイター/Carlo Allegri)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - テニスの四大大会最終戦、全米オープンは11日、女子シングルス準決勝の試合を行い、世界ランク1位で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)がノーシードで世界ランク43位のロベルタ・ビンチ(イタリア)に6─2、4─6、4─6で敗れる大波乱が起きた。もう1試合では第26シードのフラビア・ペンネッタ(イタリア)が第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)にストレート勝ち。決勝はイタリア勢による対決となった。ビンチは第1セットで圧倒されたが、第2セットは第5ゲームをブレークしてものにした。第3セットは開始から0─2とされたがすぐにブレークバックすると、第7ゲームにセリーナのダブルフォールト2回のすきを突いてリードを奪った。最後はハーフボレーで決めた。全米オープン4連覇、そして年間グランドスラムの夢がついえたセリーナは、四大大会で初めてのシングルス準決勝を32歳で戦ったビンチについて「今日、人生で最高のテニスをしたと思う。一心不乱にプレーしていた」と語った。ビンチは感極まった様子でインタビューに応じ、「信じられない。夢のよう。セリーナに勝って決勝に進むなんて」とコメント。セリーナの偉業達成を応援していた地元米国のファンに、「今日は私の日だった。ごめんなさい」と謝った。
【全米OPテニス】
驚きの33歳ペンネッタ 四大大会初の決勝進出

女子シングルス準決勝で勝利し、観客の声援にこたえるフラビア・ペンネッタ=ニューヨーク(共同)
ペンネッタが左太もものけがで動きが悪かったハレプを圧倒した。四大大会で初の決勝進出を果たした33歳のベテランは「大会前はここまで勝ち上がることができるとは思っていなかった。全てがうまくいったし、攻撃的なプレーができた」と笑みを浮かべた。四大大会は2003年に初出場し、これまでは13年全米での準決勝進出が最高の成績だった。「子供のころはローマの大会に出ることが夢だった」と最後まで驚きの表情だった。(共同)
テニス=ヒンギス組が今季3冠、全米OP混合ダブルス

9月11日、テニスの四大大会最終戦、全米オープンの混合ダブルス決勝、第4シードのマルチナ・ヒンギス(左)、リーンダー・パエス(右)組がベサニー・マテックサンズ、サム・クエリー組に6─4、3─6、10─7で勝利し、今季3冠を達成(2015年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - テニスの四大大会最終戦、全米オープンは11日、混合ダブルス決勝を行い、第4シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)、リーンダー・パエス(インド)組がベサニー・マテックサンズ、サム・クエリー(ともに米国)組に6─4、3─6、10─7で勝利し、優勝した。ヒンギス組は最終のタイブレークを1─4から逆転。全豪オープン、ウィンブルドン選手権に続いて四大大会を制した。シーズン3冠は1969年のマーガレット・コート(オーストラリア)組以来。ヒンギスは四大大会でシングルスと女子ダブルス含めて通算18回目のタイトル獲得となった。
【全米OPテニス】
国枝が決勝進出 上地は4強入り 車いすの部

男子シングルス準決勝でリターンする国枝慎吾=ニューヨーク(共同)
テニスの全米オープン車いすの部は11日、ニューヨークで行われ、男子シングルス準決勝で2年連続6度目の優勝を狙う第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)はベルギー選手を6-4、6-1で下し、決勝に進んだ。同じベルギー選手と組んだダブルスはフランスのペアに1回戦で敗れた。女子シングルスで2連覇を目指す上地結衣(エイベックス)は1回戦でオランダ選手に6-1、4-6、6-3で勝ち、準決勝に進んだ。前日に雨天順延となり、第3セット途中から再開した。英国選手と組んだダブルスは1回戦で敗退した。(共同)
【テニス】
綿貫ペア、決勝進出逃す 全米OPジュニア
テニスの全米オープン・ジュニアは11日、ニューヨークで行われ、男子ダブルス準決勝で綿貫陽介(グローバルプロTA)と南アフリカ選手のペアは米国のペアと対戦し、6-4、4-6で迎えた10点先取のマッチタイブレークを8-10で落とし、決勝進出はならなかった。(共同)

9月11日、テニスの四大大会の今季最終戦、全米オープンの男子シングルス準決勝、第2シードのロジャー・フェデラー(写真)は第5シードのスタン・バブリンカとのスイス勢対決を6─4、6─3、6─1で制し、6年ぶりの決勝進出(2015年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - テニスの四大大会の今季最終戦、全米オープンは11日、ニューヨークで男子シングルス準決勝を行い、第2シードのロジャー・フェデラーは第5シードのスタン・バブリンカとのスイス勢対決を6─4、6─3、6─1で制し、同大会で6年ぶりとなる決勝進出を決めた。ここまで1セットも落とすことなく勝ち進んできたフェデラーは、全米で6回目、四大大会では2012年ウィンブルドン選手権以来となる通算18回目のタイトルに挑む。試合後には「全米の決勝に再び戻るためにこの6年頑張ってきた。ここまで非常にいい戦いができている」と語った。もう1つの試合では第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を6─0、6─1、6─2で下し、チリッチの連覇の夢を打ち砕いた。
【全米OPテニス】
ジョコビッチ、休養たっぷり 昨年Vのチリッチに完勝
2日間の休養でリフレッシュしたジョコビッチはチリッチに1時間25分で完勝。「相手が右足首にけがをしていることは知っていたが、それに惑わされることなくプレーすることを心掛けた」と最後まで高い集中力を保った。今季の四大大会では初めて全ての大会で決勝進出。2011年以来の全米制覇となれば、4年ぶり2度目の四大大会年間3勝となる。「期待やプレッシャーには慣れている。優勝トロフィーを手にしたい」と力強く宣言した。(共同)
テニス=セリーナ4強で敗退、年間グランドスラム達成ならず

9月11日、テニスの四大大会最終戦、全米オープンの女子シングルス準決勝、世界ランク1位で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(写真)がノーシードの世界ランク43位、ロベルタ・ビンチに6─2、4─6、4─6で敗れる大波乱が起きた(2015年 ロイター/Carlo Allegri)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - テニスの四大大会最終戦、全米オープンは11日、女子シングルス準決勝の試合を行い、世界ランク1位で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)がノーシードで世界ランク43位のロベルタ・ビンチ(イタリア)に6─2、4─6、4─6で敗れる大波乱が起きた。もう1試合では第26シードのフラビア・ペンネッタ(イタリア)が第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)にストレート勝ち。決勝はイタリア勢による対決となった。ビンチは第1セットで圧倒されたが、第2セットは第5ゲームをブレークしてものにした。第3セットは開始から0─2とされたがすぐにブレークバックすると、第7ゲームにセリーナのダブルフォールト2回のすきを突いてリードを奪った。最後はハーフボレーで決めた。全米オープン4連覇、そして年間グランドスラムの夢がついえたセリーナは、四大大会で初めてのシングルス準決勝を32歳で戦ったビンチについて「今日、人生で最高のテニスをしたと思う。一心不乱にプレーしていた」と語った。ビンチは感極まった様子でインタビューに応じ、「信じられない。夢のよう。セリーナに勝って決勝に進むなんて」とコメント。セリーナの偉業達成を応援していた地元米国のファンに、「今日は私の日だった。ごめんなさい」と謝った。
【全米OPテニス】
驚きの33歳ペンネッタ 四大大会初の決勝進出

女子シングルス準決勝で勝利し、観客の声援にこたえるフラビア・ペンネッタ=ニューヨーク(共同)
ペンネッタが左太もものけがで動きが悪かったハレプを圧倒した。四大大会で初の決勝進出を果たした33歳のベテランは「大会前はここまで勝ち上がることができるとは思っていなかった。全てがうまくいったし、攻撃的なプレーができた」と笑みを浮かべた。四大大会は2003年に初出場し、これまでは13年全米での準決勝進出が最高の成績だった。「子供のころはローマの大会に出ることが夢だった」と最後まで驚きの表情だった。(共同)
テニス=ヒンギス組が今季3冠、全米OP混合ダブルス

9月11日、テニスの四大大会最終戦、全米オープンの混合ダブルス決勝、第4シードのマルチナ・ヒンギス(左)、リーンダー・パエス(右)組がベサニー・マテックサンズ、サム・クエリー組に6─4、3─6、10─7で勝利し、今季3冠を達成(2015年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - テニスの四大大会最終戦、全米オープンは11日、混合ダブルス決勝を行い、第4シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)、リーンダー・パエス(インド)組がベサニー・マテックサンズ、サム・クエリー(ともに米国)組に6─4、3─6、10─7で勝利し、優勝した。ヒンギス組は最終のタイブレークを1─4から逆転。全豪オープン、ウィンブルドン選手権に続いて四大大会を制した。シーズン3冠は1969年のマーガレット・コート(オーストラリア)組以来。ヒンギスは四大大会でシングルスと女子ダブルス含めて通算18回目のタイトル獲得となった。
【全米OPテニス】
国枝が決勝進出 上地は4強入り 車いすの部

男子シングルス準決勝でリターンする国枝慎吾=ニューヨーク(共同)
テニスの全米オープン車いすの部は11日、ニューヨークで行われ、男子シングルス準決勝で2年連続6度目の優勝を狙う第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)はベルギー選手を6-4、6-1で下し、決勝に進んだ。同じベルギー選手と組んだダブルスはフランスのペアに1回戦で敗れた。女子シングルスで2連覇を目指す上地結衣(エイベックス)は1回戦でオランダ選手に6-1、4-6、6-3で勝ち、準決勝に進んだ。前日に雨天順延となり、第3セット途中から再開した。英国選手と組んだダブルスは1回戦で敗退した。(共同)
【テニス】
綿貫ペア、決勝進出逃す 全米OPジュニア
テニスの全米オープン・ジュニアは11日、ニューヨークで行われ、男子ダブルス準決勝で綿貫陽介(グローバルプロTA)と南アフリカ選手のペアは米国のペアと対戦し、6-4、4-6で迎えた10点先取のマッチタイブレークを8-10で落とし、決勝進出はならなかった。(共同)