ゴルフ=マキロイ、全米プロ出場に向け「足首は問題ない」

 8月9日、男子ゴルフの世界ランク1位、ロリー・マキロイは、連覇のかかるメジャー最終戦、全米プロ選手権(13日開幕)に出場できると明かした。米ワシントン州ユニバーシティープレースで6月撮影(2015年 ロイター/John David Mercer-USA TODAY Sports)
[9日 ロイター] - 男子ゴルフの世界ランク1位、ロリー・マキロイ(26、英国)は9日、連覇のかかるメジャー最終戦、全米プロ選手権(13日開幕)に出場できると明かした。マキロイはゴルフチャンネルに対し、足首のけがは「問題ない」と述べた。マキロイは7月4日、友人とサッカーをしていた際に左足首の靭帯を損傷。以来、実戦を離れているが、全米プロの開催コース、米ウィスコンシン州コーラーのウィスリングストレイツで2日続けて練習ラウンドを行った。同選手は全米プロの第1─第2ラウンドでは、 マスターズと全米オープンの王者ジョーダン・スピース、全英オープンの覇者ザック・ジョンソン(ともに米国)と同組。

ゴルフ=スピース、最終R好スコアで全米プロに弾み

 8月9日、男子ゴルフのマスターズ・トーナメントと全米オープン選手権の王者ジョーダン・スピースは、ブリヂストン招待の最終ラウンドで今大会自己ベストの4アンダー66をマーク。全米プロ選手権に向けて弾みをつけた。米オハイオ州アクロンで8日撮影(2015年 ロイター/Greg Bartram-USA TODAY Sports)
[アクロン(米オハイオ州) 9日 ロイター] - 男子ゴルフのマスターズ・トーナメントと全米オープン選手権の王者ジョーダン・スピース(米国)は9日、世界選手権シリーズ、ブリヂストン招待の最終ラウンドで今大会自己ベストの4アンダー66をマーク。メジャー最終戦、全米プロ選手権(13日開幕)に向けて弾みをつけた。世界ランク2位のスピースは「今日はより勢いがあったし、一貫性を感じた」とコメント。72をたたいた第3ラウンド以外はいいゴルフができたと話し、「このラウンドの勢いを次につなげたい」と語った。また、現在の状態については、マスターズや全米オープンの前ほどの自信はないとしながらも、「それは数日で変わる可能性がある」と全米プロに向けて意欲を示した。同一年度でのメジャー3勝を達成すれば、近代ではベン・ホーガン、タイガー・ウッズ(ともに米国)に続く3人目の偉業となる。

【男子ゴルフ】
松山、復調気配の6バーディー 全米プロへ「たぶん大丈夫」

最終ラウンド、18番でバーディーパットを決め、ギャラリーの声援に応える松山英樹。通算3オーバーで37位=ファイアストーンCC(共同)
 復調気配を感じさせる6バーディーだった。前日までショットが乱れていた松山は「忘れていたものを思い出しながらやれたかな。いいラウンドで終わることができて良かった」と手応えを語った。1番(パー4)で第2打をピン右奥3メートルにつけるなど連続バーディーで発進。10番でも2メートルに寄せ、同組のスター選手、フィル・ミケルソン(米国)目当てで集まった観衆から歓声を浴びた。8、14番のボギーはティーショットを左右に大きく曲げたもので「とんでもないことが起こることもあった」と反省。ただ、感触の悪さは払拭できたようだ。メジャー最終戦の全米プロ選手権開幕が13日に控える。「またどうなるか分からないが、たぶん大丈夫。初日にいい状態で入れるようにしたい」と力強かった。(共同)

【男子テニス】
復帰戦で5試合勝ち抜く 錦織「3勝目うれしい」全米OPに最高のスタート

シティ・オープンで優勝、トロフィーにキスする錦織圭=9日、ワシントン(USA TODAY)
 ラストショットは柔らかいタッチのバックボレーだった。錦織が左ふくらはぎを痛めて2回戦を棄権したウィンブルドン選手権以来の復帰戦で5試合を勝ち抜いた。今季3度目のツアー大会制覇に「2、3年前は全く駄目だった時期でもあるので(夏に)今季3勝目というのはうれしい」と喜びに浸った。身長208センチのイスナーとは2度目の対戦。4月のマイアミ・オープンでは高速サーブに対応できず完敗した。第1セットこそ第10ゲームをブレークされて失ったが、第2セットは第1ゲーム、第3セットは第3ゲームと序盤でブレークに成功した。「第1サーブの読みが当たり、返せた時はポイントが取れた。作戦が当たった」と前回の反省を生かし、狙い通りの展開に持ち込んだ。昨年準優勝した全米へ、まずは最高のスタートを切った。(共同)

【男子テニス】
錦織、笑顔で記者会見 「ランキングは気にしない。ツアー・ファイナル出場が大事」

男子テニスのシティ・オープンのシングルスで初優勝し、喜びを爆発させる錦織圭=9日、ワシントン(共同)
ツアー通算10個目のタイトルを手にした錦織は笑顔で記者会見に応じた。(共同)
--イスナーには前回は敗れた「第1サーブで高い得点率をマークできたし、リターンでも前回よりは攻撃的に返すことができた」
--世界ランキングは4位に再浮上「ランキングは上下するので気にしていない。大事なことはこの順位を維持して(年間成績上位8人の)ロンドンでのツアー・ファイナルに出場すること」
--夏場の大会では初めての優勝「2、3年前は全く駄目だった季節でもあるし、去年は(シティ・オープンと全米オープンの間は)試合に出られなかった。大事な時期で、いいスタートを切れた」
--3週間後に開幕する全米オープンに向けて「(大会前に)けがをしないことが大事になる」