【ラグビー】
日本、香港に圧勝し2連勝 アジア選手権

【ラグビー日本代表対香港代表】後半、突進する立川理道=2日、秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介)
ラグビーのアジア選手権は2日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本は第2戦で香港に41-0で圧勝し、2連勝で勝ち点を12に伸ばした。香港は2連敗。9月開幕のワールドカップ(W杯)イングランド大会に出場する日本はWTB山田(パナソニック)が先制トライを挙げるなど前半を19-0で折り返した。後半にも山田、WTB藤田(早大)らがトライを追加し、リードを広げた。第3戦の韓国戦は9日に福岡・レベルファイブスタジアムで行われる。
【ラグビー】関東代表がNZ学生代表破る
ラグビーのニュージーランド学生代表来日シリーズは2日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、関東代表がニュージーランド学生代表に32―28で勝った。関東代表は前半に6―21とリードされたが、後半にフランカー山下(NTTコミュニケーションズ)の2トライなど4トライを集めて逆転した。5日には関東学生代表が対戦する。
ラグビーのオセアニア・ジュニア選手権は2日、オーストラリアのゴールドコーストで行われ、U―20(20歳以下)日本代表はU―20ニュージーランド代表に0―75で大敗した。(共同)
【シンクロ】
ソロ予選は乾が1位通過 日本選手権開幕

乾友紀子のソロフリールーティン=2日、東京辰巳国際水泳場(撮影・桐山弘太)
シンクロナイズドスイミングのジャパン・オープンを兼ねた日本選手権は2日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、非五輪種目のソロ予選は世界選手権(7~8月、ロシア・カザン)代表の乾友紀子(井村シンクロク)が、テクニカルルーティン(TR)とフリールーティン(FR)の合計180・5749点で1位通過した。デュエットTRは世界選手権代表の乾、三井梨紗子(東京シンクロク)組が89・7699点で首位に立ち、チームTRも同代表の日本(乾、三井、中村、箱山、吉田、中牧、丸茂、小俣)が90・1142点でトップとなった。
【シンクロ】
チームTR 同調性に欠け、井村HC「65点」

日本代表のチームテクニカルルーティン=2日、東京辰巳国際水泳場(桐山弘太撮影)
高らかに響く笛の音に乗り、8人が躍動した。今季初披露したチームTRで、水面から高く跳び上がるリフトでは観客席からどよめきが起きた。それでも井村雅代ヘッドコーチは「65点。日本本来の同調性が取れていない」と厳しかった。テーマは「弥栄日本」。歌舞伎を模した動きで日本らしさを前面に出したプログラムは、2004年まで五輪6大会連続メダルに導いた指揮官が得意とするところだ。今の代表にとって初挑戦で、主将の乾は「勢いを出せた」と振り返った。だが、演技は技の高さや選手間の距離にバラツキが出て課題を残した。50メートルプールを使用する試合会場は、空間が練習拠点の国立スポーツ科学センターと比べ、とても広い。井村コーチは「小さなブレ、小さな食い違いが目に入る。小手先の演技では(審判に)バレる」と指摘。4大会ぶりの表彰台を目指す7月の世界選手権へ向け、振り付けの変更も辞さない。今大会後は、大阪で国際大会の会場と同じ規模のプールで合宿する。その前に、残すフリールーティンで、どこまで修正し一体感を描けるかだ。(青山綾里)
【ボクシング】
粟生、3階級制覇成らず 王座決定戦で2回TKO負け

レイムンド・ベルトラン(右)のパンチを受ける粟生隆寛=ラスベガス(AP=共同)
世界ボクシング機構(WBO)ライト級王座決定戦12回戦が1日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、同級1位の粟生隆寛(帝拳)は同4位のレイムンド・ベルトラン(メキシコ)に2回1分29秒でTKO負けを喫し、3階級制覇は成らなかった。ベルトランは前日計量で体重超過となったため、王座は空位のままとなる。2009年に世界ボクシング評議会(WBC)フェザー級、10年に同スーパーフェザー級王座を奪取した粟生は勝てば日本選手で亀田興毅、井岡一翔(井岡)に続く3階級での王座獲得だった。(共同)
【競馬】
キズナが単勝3・3倍で1番人気 天皇賞・春前日最終オッズ

1番人気に支持されたキズナ=29日、栗東トレセン(岩川晋也撮影)
3日に京都競馬場で開催される春の長距離王決定戦、第151回天皇賞・春(GI、11R、芝3200メートル、17頭)の前日発売の最終オッズ(午後5時30分現在)が2日発表され、単勝はキズナが3・3倍で1番人気となった。ゴールドシップが5・0倍、サウンズオブアースが6・0倍、アドマイヤデウスが6・5倍で続いている。枠連は〔7〕〔8〕が4・2倍、馬連は(1)(13)が8・2倍、馬単は(13)(1)が15・4倍、3連複は(13)(15)(17)が16・4倍、3連単は(13)(15)(17)が66・3倍で人気を集めている。
【バレーボール】パナソニックなど8強出揃う 全日本選抜大会
バレーボールの全日本男女選抜大会第2日は2日、大阪市中央体育館で1次リーグが行われ、男子は2連覇を狙うパナソニックがフルセットで大分三好に勝ち、2連勝で準々決勝進出を決めた。プレミアリーグ優勝のJT、同2位のサントリーも2連勝し、8強は同リーグ勢が独占した。女子は前回覇者のトヨタ車体が龍谷大を3―0で下し、2連勝。プレミアリーグ優勝のNECは日体大をストレートで退けた。8強には同リーグの7チームと、金蘭会高(大阪)を下したチャレンジリーグ1位のJTが入った。
バレーボール女子のU―23(23歳未満)アジア選手権は1日、フィリピンのパシグで開幕し、1次リーグC組の日本はモルディブに3―0で快勝して白星スタートを切った。1次リーグは12チームが4組に分かれて行われ、各組の2位までが2次リーグに進む。(共同)
【水球女子】決勝大会出場権逃す
水球女子のワールドリーグで欧州以外の決勝大会出場国を決める予選は2日、ニュージーランドのオークランドで行われ、日本は5~8位決定予備戦でカザフスタンに7―8で敗れ、7位以下が決まって決勝大会出場権を逃した。7、8位決定戦ではニュージーランドと対戦する。今大会は開催国として既に出場権を持つ中国を除く上位4カ国が決勝大会に進む。(共同)
日本、香港に圧勝し2連勝 アジア選手権

【ラグビー日本代表対香港代表】後半、突進する立川理道=2日、秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介)
ラグビーのアジア選手権は2日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本は第2戦で香港に41-0で圧勝し、2連勝で勝ち点を12に伸ばした。香港は2連敗。9月開幕のワールドカップ(W杯)イングランド大会に出場する日本はWTB山田(パナソニック)が先制トライを挙げるなど前半を19-0で折り返した。後半にも山田、WTB藤田(早大)らがトライを追加し、リードを広げた。第3戦の韓国戦は9日に福岡・レベルファイブスタジアムで行われる。
【ラグビー】関東代表がNZ学生代表破る
ラグビーのニュージーランド学生代表来日シリーズは2日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、関東代表がニュージーランド学生代表に32―28で勝った。関東代表は前半に6―21とリードされたが、後半にフランカー山下(NTTコミュニケーションズ)の2トライなど4トライを集めて逆転した。5日には関東学生代表が対戦する。
ラグビーのオセアニア・ジュニア選手権は2日、オーストラリアのゴールドコーストで行われ、U―20(20歳以下)日本代表はU―20ニュージーランド代表に0―75で大敗した。(共同)
【シンクロ】
ソロ予選は乾が1位通過 日本選手権開幕

乾友紀子のソロフリールーティン=2日、東京辰巳国際水泳場(撮影・桐山弘太)
シンクロナイズドスイミングのジャパン・オープンを兼ねた日本選手権は2日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、非五輪種目のソロ予選は世界選手権(7~8月、ロシア・カザン)代表の乾友紀子(井村シンクロク)が、テクニカルルーティン(TR)とフリールーティン(FR)の合計180・5749点で1位通過した。デュエットTRは世界選手権代表の乾、三井梨紗子(東京シンクロク)組が89・7699点で首位に立ち、チームTRも同代表の日本(乾、三井、中村、箱山、吉田、中牧、丸茂、小俣)が90・1142点でトップとなった。
【シンクロ】
チームTR 同調性に欠け、井村HC「65点」

日本代表のチームテクニカルルーティン=2日、東京辰巳国際水泳場(桐山弘太撮影)
高らかに響く笛の音に乗り、8人が躍動した。今季初披露したチームTRで、水面から高く跳び上がるリフトでは観客席からどよめきが起きた。それでも井村雅代ヘッドコーチは「65点。日本本来の同調性が取れていない」と厳しかった。テーマは「弥栄日本」。歌舞伎を模した動きで日本らしさを前面に出したプログラムは、2004年まで五輪6大会連続メダルに導いた指揮官が得意とするところだ。今の代表にとって初挑戦で、主将の乾は「勢いを出せた」と振り返った。だが、演技は技の高さや選手間の距離にバラツキが出て課題を残した。50メートルプールを使用する試合会場は、空間が練習拠点の国立スポーツ科学センターと比べ、とても広い。井村コーチは「小さなブレ、小さな食い違いが目に入る。小手先の演技では(審判に)バレる」と指摘。4大会ぶりの表彰台を目指す7月の世界選手権へ向け、振り付けの変更も辞さない。今大会後は、大阪で国際大会の会場と同じ規模のプールで合宿する。その前に、残すフリールーティンで、どこまで修正し一体感を描けるかだ。(青山綾里)
【ボクシング】
粟生、3階級制覇成らず 王座決定戦で2回TKO負け

レイムンド・ベルトラン(右)のパンチを受ける粟生隆寛=ラスベガス(AP=共同)
世界ボクシング機構(WBO)ライト級王座決定戦12回戦が1日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、同級1位の粟生隆寛(帝拳)は同4位のレイムンド・ベルトラン(メキシコ)に2回1分29秒でTKO負けを喫し、3階級制覇は成らなかった。ベルトランは前日計量で体重超過となったため、王座は空位のままとなる。2009年に世界ボクシング評議会(WBC)フェザー級、10年に同スーパーフェザー級王座を奪取した粟生は勝てば日本選手で亀田興毅、井岡一翔(井岡)に続く3階級での王座獲得だった。(共同)
【競馬】
キズナが単勝3・3倍で1番人気 天皇賞・春前日最終オッズ

1番人気に支持されたキズナ=29日、栗東トレセン(岩川晋也撮影)
3日に京都競馬場で開催される春の長距離王決定戦、第151回天皇賞・春(GI、11R、芝3200メートル、17頭)の前日発売の最終オッズ(午後5時30分現在)が2日発表され、単勝はキズナが3・3倍で1番人気となった。ゴールドシップが5・0倍、サウンズオブアースが6・0倍、アドマイヤデウスが6・5倍で続いている。枠連は〔7〕〔8〕が4・2倍、馬連は(1)(13)が8・2倍、馬単は(13)(1)が15・4倍、3連複は(13)(15)(17)が16・4倍、3連単は(13)(15)(17)が66・3倍で人気を集めている。
【バレーボール】パナソニックなど8強出揃う 全日本選抜大会
バレーボールの全日本男女選抜大会第2日は2日、大阪市中央体育館で1次リーグが行われ、男子は2連覇を狙うパナソニックがフルセットで大分三好に勝ち、2連勝で準々決勝進出を決めた。プレミアリーグ優勝のJT、同2位のサントリーも2連勝し、8強は同リーグ勢が独占した。女子は前回覇者のトヨタ車体が龍谷大を3―0で下し、2連勝。プレミアリーグ優勝のNECは日体大をストレートで退けた。8強には同リーグの7チームと、金蘭会高(大阪)を下したチャレンジリーグ1位のJTが入った。
バレーボール女子のU―23(23歳未満)アジア選手権は1日、フィリピンのパシグで開幕し、1次リーグC組の日本はモルディブに3―0で快勝して白星スタートを切った。1次リーグは12チームが4組に分かれて行われ、各組の2位までが2次リーグに進む。(共同)
【水球女子】決勝大会出場権逃す
水球女子のワールドリーグで欧州以外の決勝大会出場国を決める予選は2日、ニュージーランドのオークランドで行われ、日本は5~8位決定予備戦でカザフスタンに7―8で敗れ、7位以下が決まって決勝大会出場権を逃した。7、8位決定戦ではニュージーランドと対戦する。今大会は開催国として既に出場権を持つ中国を除く上位4カ国が決勝大会に進む。(共同)