【世界国別対抗フィギュア】
「自分が引っ張る」と羽生、2種類の4回転を成功させジャンプ好調 16日に開幕

大会に向け公式練習で調整する羽生結弦=15日、代々木第一(撮影・桐山弘太)

公式練習で調整する村上佳菜子=15日、代々木第一(撮影・桐山弘太)

公式練習で調整する宮原知子=15日、代々木第一(撮影・桐山弘太)
フィギュアスケートの世界国別対抗戦が、16日から東京・国立代々木競技場で行われる。前回3位の日本は、3月の世界選手権でともに銀メダルを獲得した男子の羽生結弦(ANA)、女子の宮原知子(大阪・関大高)を中心に上位を狙う。15日は公式練習後、東京都内で日本選手が記者会見し、羽生は「僕が一番このチームを引っ張っていかないといけない立場。ベストなパフォーマンスを見せたい」とエースの自覚を口にした。羽生はジャンプが絶好調。公式練習では2種類の4回転ジャンプを計4本続けて着氷し、さらにフリー曲「オペラ座の怪人」をかけたときにも、冒頭の4回転サルコーをきれいに降りた。世界選手権から帰国後、国内で調整してきた羽生は、「(連覇を逃した)世界選手権の悔しさがあり、この2週間ちょっとで課題はしっかり克服できた」と話した。今季の主要国際大会の成績を得点化して上位6カ国が出場。2014年ソチ五輪で団体金メダルのロシア、前回大会を制した米国が優勝争いを引っ張りそうだ。
【バレーボール】
真鍋監督「W杯で世界一に」 全日本女子が会見 6月にはブラジル遠征

記者会見で記念写真に納まるバレーボール女子日本代表の木村沙織(中列中央)、宮部藍梨(後列左から3人目)、真鍋政義監督(後列右端)ら=15日午後、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター
バレーボールの全日本女子が15日、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京・北区)で記者会見し、真鍋政義監督は「ワールドカップ(W杯)でもう一度、世界一に挑戦したい」と、上位2チームが来年のリオデジャネイロ五輪出場権を得る日本開催のW杯(8~9月)制覇に意欲を示した。主将でエースの木村沙織(東レ)も「W杯でリオ五輪の切符を取ることが最大の目標。心を一つにして戦いたい」と意気込んだ。16歳の宮部藍梨(大阪・金蘭会高)ら新顔5人が加わったチームは14日から強化合宿を開始。6月のブラジル遠征では、リオ五輪会場などで強化試合に臨む。銅メダルを獲得した12年ロンドン五輪の1年前も現地を視察した。真鍋監督は「リオで試合ができるのは大きい」と強調した。
【バドミントン】
くまモンも登場、再春館チームがお披露目会

ついに始動した再春館製薬所バドミントンチーム。お披露目会にはくまモンも駆けつけた=15日、代々木第二体育館(森本利優撮影)
4月に発足した再春館製薬所バドミントンチームが15日、東京・代々木第二体育館でお披露目会を行った。経営合理化策の一環で廃部となったルネサスからチームをそのまま受け入れ、誕生。昨年の世界選手権銅メダルの前田美順、垣岩令佳ペアら所属選手が新しいユニホーム姿で登場すると、会場から大きな拍手が巻き起こった。拠点を構える熊本県出身でスポーツキャスターの陣内貴美子さんや同県のPRキャラクター「くまモン」も駆けつけ、「マエカキ」ペアとのエキシビションマッチで盛り上げた。今井彰宏監督は「この日を迎えられたことが奇跡で、心がいっぱい。バドミントン界に新しい風を吹かせるために頑張りたい」と感無量の様子。垣岩主将は「苦しかったことをコートでしっかり返していかないといけない」と決意を新たにしていた。
【マラソン】
発着はスーパーアリーナ さいたま国際マラソン、初開催でリオ五輪選考会 コースは「若干タフ」

会見に出席した高橋尚子さん、清水勇人さいたま市長、横川浩日本陸連会長、上田清司知事(右から)=15日、さいたま市中央区の「ラフレさいたま」
日本陸連などは15日、第1回さいたま国際マラソン(11月15日)の大会概要を発表し、さいたまスーパーアリーナを発着とするコースで行うことになった。昨年で終了した横浜国際女子マラソンの後継大会として開催するもので、来年のリオデジャネイロ五輪の女子代表選考会を兼ねる。大会組織委員会によると500人から千人の参加を想定している。選考レースとは別に、4時間以内で完走することを条件とした定員5千人の男女一般の部を設けた。中学生などが対象の3キロの部も実施する。コースは埼玉スタジアム付近が中間点で有料道路も走る。高低差は17・6メートル。小刻みなアップダウンと3カ所の折り返しがある。日本陸連の尾県貢専務理事は「若干タフなコースだが、リズムをつかめれば好記録が期待できる」と話した。
「自分が引っ張る」と羽生、2種類の4回転を成功させジャンプ好調 16日に開幕

大会に向け公式練習で調整する羽生結弦=15日、代々木第一(撮影・桐山弘太)

公式練習で調整する村上佳菜子=15日、代々木第一(撮影・桐山弘太)

公式練習で調整する宮原知子=15日、代々木第一(撮影・桐山弘太)
フィギュアスケートの世界国別対抗戦が、16日から東京・国立代々木競技場で行われる。前回3位の日本は、3月の世界選手権でともに銀メダルを獲得した男子の羽生結弦(ANA)、女子の宮原知子(大阪・関大高)を中心に上位を狙う。15日は公式練習後、東京都内で日本選手が記者会見し、羽生は「僕が一番このチームを引っ張っていかないといけない立場。ベストなパフォーマンスを見せたい」とエースの自覚を口にした。羽生はジャンプが絶好調。公式練習では2種類の4回転ジャンプを計4本続けて着氷し、さらにフリー曲「オペラ座の怪人」をかけたときにも、冒頭の4回転サルコーをきれいに降りた。世界選手権から帰国後、国内で調整してきた羽生は、「(連覇を逃した)世界選手権の悔しさがあり、この2週間ちょっとで課題はしっかり克服できた」と話した。今季の主要国際大会の成績を得点化して上位6カ国が出場。2014年ソチ五輪で団体金メダルのロシア、前回大会を制した米国が優勝争いを引っ張りそうだ。
【バレーボール】
真鍋監督「W杯で世界一に」 全日本女子が会見 6月にはブラジル遠征

記者会見で記念写真に納まるバレーボール女子日本代表の木村沙織(中列中央)、宮部藍梨(後列左から3人目)、真鍋政義監督(後列右端)ら=15日午後、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター
バレーボールの全日本女子が15日、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京・北区)で記者会見し、真鍋政義監督は「ワールドカップ(W杯)でもう一度、世界一に挑戦したい」と、上位2チームが来年のリオデジャネイロ五輪出場権を得る日本開催のW杯(8~9月)制覇に意欲を示した。主将でエースの木村沙織(東レ)も「W杯でリオ五輪の切符を取ることが最大の目標。心を一つにして戦いたい」と意気込んだ。16歳の宮部藍梨(大阪・金蘭会高)ら新顔5人が加わったチームは14日から強化合宿を開始。6月のブラジル遠征では、リオ五輪会場などで強化試合に臨む。銅メダルを獲得した12年ロンドン五輪の1年前も現地を視察した。真鍋監督は「リオで試合ができるのは大きい」と強調した。
【バドミントン】
くまモンも登場、再春館チームがお披露目会

ついに始動した再春館製薬所バドミントンチーム。お披露目会にはくまモンも駆けつけた=15日、代々木第二体育館(森本利優撮影)
4月に発足した再春館製薬所バドミントンチームが15日、東京・代々木第二体育館でお披露目会を行った。経営合理化策の一環で廃部となったルネサスからチームをそのまま受け入れ、誕生。昨年の世界選手権銅メダルの前田美順、垣岩令佳ペアら所属選手が新しいユニホーム姿で登場すると、会場から大きな拍手が巻き起こった。拠点を構える熊本県出身でスポーツキャスターの陣内貴美子さんや同県のPRキャラクター「くまモン」も駆けつけ、「マエカキ」ペアとのエキシビションマッチで盛り上げた。今井彰宏監督は「この日を迎えられたことが奇跡で、心がいっぱい。バドミントン界に新しい風を吹かせるために頑張りたい」と感無量の様子。垣岩主将は「苦しかったことをコートでしっかり返していかないといけない」と決意を新たにしていた。
【マラソン】
発着はスーパーアリーナ さいたま国際マラソン、初開催でリオ五輪選考会 コースは「若干タフ」

会見に出席した高橋尚子さん、清水勇人さいたま市長、横川浩日本陸連会長、上田清司知事(右から)=15日、さいたま市中央区の「ラフレさいたま」
日本陸連などは15日、第1回さいたま国際マラソン(11月15日)の大会概要を発表し、さいたまスーパーアリーナを発着とするコースで行うことになった。昨年で終了した横浜国際女子マラソンの後継大会として開催するもので、来年のリオデジャネイロ五輪の女子代表選考会を兼ねる。大会組織委員会によると500人から千人の参加を想定している。選考レースとは別に、4時間以内で完走することを条件とした定員5千人の男女一般の部を設けた。中学生などが対象の3キロの部も実施する。コースは埼玉スタジアム付近が中間点で有料道路も走る。高低差は17・6メートル。小刻みなアップダウンと3カ所の折り返しがある。日本陸連の尾県貢専務理事は「若干タフなコースだが、リズムをつかめれば好記録が期待できる」と話した。