錦織、快勝で8強進出=準々決勝はドルゴポロフと-男子テニス

メキシコ・オープンの男子シングルス2回戦に快勝し、8強入りした錦織圭=25日、メキシコ・アカプルコ(EPA=時事)
 【アカプルコ(メキシコ)時事】テニスのメキシコ・オープンは25日、メキシコのアカプルコで行われ、男子シングルス2回戦で第1シードの錦織圭(日清食品)が世界ランキング61位の盧彦勲(台湾)に6-1、6-3で快勝した。26日(日本時間27日)の準々決勝では、第5シードで世界33位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。女子ダブルス1回戦では穂積絵莉(エモテント)二宮真琴(橋本総業)組がマリアナ・デュケマリーノ(コロンビア)マリア・イリゴエン(アルゼンチン)組を6-2、7-5で破った。

錦織が8強進出=61位の盧彦勲に快勝-男子テニス

メキシコ・オープンの男子シングルス2回戦でリターンショットを放つ錦織圭=25日、メキシコ・アカプルコ(AFP=時事)
 【アカプルコ(メキシコ)時事】テニスのメキシコ・オープンは25日、メキシコのアカプルコで男子シングルス2回戦が行われ、第1シードの錦織圭(日清食品)は、世界ランキング61位の盧彦勲(台湾)を6-1、6-3で下し、8強に進出した。26日の準々決勝では第5シードで、世界33位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。世界ランク5位の錦織は、2週前のメンフィス・オープンに続き、出場2大会連続優勝が懸かる。 
◇自信になる
 錦織圭 ストレート勝ちは自信になる。相手もいいプレーをしたので勝ててよかった。(次の対戦相手の)ドルゴポロフはサーブがいいし、大変な試合になると思う。

【米女子ゴルフ】
宮里美が3打差14位 ホンダLPGA第1日

 米女子ゴルフのホンダLPGAは26日、タイ・パタヤのサイアムCC(パー72)で第1ラウンドが行われ、宮里美香が4バーディー、1ボギーの69で回り、首位と3打差の14位と好発進した。5年前にこの大会を制した宮里藍は2バーディー、1ボギーの71で27位につけた。野村敏京は1バーディー、2ボギーの73で、70選手中54位。66をマークしたステーシー・ルイス、ブリタニー・ラング(ともに米国)と曽雅●(=女へんに尼)(台湾)が首位に並んだ。(共同)
宮里美香の話「ショットが良かった。パー5を取れていたらトップに追いついたが、ボギーを一つで抑えられたし満足している。上がスコアを伸ばしているので、食らいついていきたい」(共同)

【米女子ゴルフ】
声弾ませる宮里藍 「2打以上は得した気分」

第1ラウンド、1番でティーショットを放つ宮里藍。1アンダーで27位につけた=サイアムCC(共同)
 宮里藍は18番(パー5)のピンチをしのいで気分よく一日を終えた。3打目をグリーン奥に外したが、ピンまで約20ヤードの下り傾斜のラフからぴたりと寄せた。「もう一度やれと言われても難しい。2打以上は得した気分。アンダーパーは目標だったので良かった」と声を弾ませた。ショットがピンに寄っても下りのラインが残るホールが多く、バーディーは二つにとどまった。「グリーンを転がって上までいくのは仕方ないこと。2日目以降も下りの距離感を合わせたい」とパットの感覚を研ぎ澄ませて浮上を狙う。(共同)

カズ、48歳の誓い=「1点でも多く」-J2横浜C

48歳の誕生日を迎え、ケーキを前に笑みを浮かべる横浜Cの三浦知良選手=26日、横浜市内
 サッカーJ2横浜Cの元日本代表FW、三浦知良が26日、48歳の誕生日を迎えた。練習後、横浜市内のクラブハウスで取材に応じた三浦は、ケーキと48本のバラに満面の笑み。「今季は1試合でも多く試合に出て、1点でも多くゴールを挙げられるよう全力を尽くしたい」とプロ30年目の抱負を述べた。現役続行へ強い意欲を示す三浦は、「できることならずっとサッカー選手でいたい。肉体の限界がどこにあるのか分からないが、契約してくれるクラブがある限り…」と尽きない情熱を語った。約70人の報道陣の前に深紅のスーツ姿で現れ、「22年ぶりに赤いスーツを着ました」。Jリーグ元年の1993年、MVPを受賞した表彰式での雄姿が思い起こされる着こなしに、今季への思いを込めた。 

【大相撲春場所】
日馬富士が稽古再開 8場所ぶりVへ急ピッチ

番付発表後初めての稽古をする横綱日馬富士=大阪市東成区の伊勢ケ浜部屋宿舎
 発熱などで静養していた大相撲の横綱日馬富士が26日、大阪市東成区の伊勢ケ浜部屋で番付発表後初めて稽古した。新関脇照ノ富士、幕内宝富士を相手に12番取り「久しぶりに動いた。気持ちいい」と汗を拭った。8場所ぶりの優勝を目指す春場所(3月8日初日、大阪市ボディメーカーコロシアム)に向け、急ピッチで調整を進める。時折せき込むなど体調が優れないのは明らかだったが四股やすり足を行うと、当然のように土俵の中へ。「最初は運動だけのつもりだった。でも、見ているとじっとしていられないね」と白熱の稽古を展開した。へんとうが腫れ、数日間は病院で点滴治療を受けたという。そんな状況でも「子供があめ玉を見せられると、食べたくなるのと一緒だよ」と相撲への貪欲さは変わらない。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「大げさなものではない」と言いつつ、ひと安心の様子だった。

添田、伊藤が8強入り=全日本室内テニス
 テニスの全日本室内選手権は26日、京都市の島津アリーナ京都で男子シングルス2回戦が行われ、第1シードの添田豪(GODAI)は李※(※=吉を2つ並べる)(中国)を7-6、6-3で、第2シードの伊藤竜馬(北日本物産)は吉備雄也(ノア・インドアステージ)を7-5、6-4でそれぞれ下し、準々決勝に進んだ。内山靖崇(北日本物産)は、第3シードの杉田祐一(三菱電機)に競り勝ち8強入り。
 女子シングルス2回戦では、第1シードの桑田寛子(島津製作所)がストレート勝ちで準々決勝に進んだ。

【スキーHP】
ソチ銅の小野塚が決勝へ フリースタイルW杯
 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は25日、米ユタ州パークシティーでハーフパイプ(HP)予選が行われ、女子でソチ冬季五輪銅メダルの小野塚彩那(石打丸山ク)が83・80点で2位に入り、28日(日本時間29日)の決勝に進んだ。佐藤麻衣子(尾瀬ク)は12位、渡部由梨恵(白馬ク)は17位にとどまり、6人で争う決勝進出を逃した。男子の成田緑夢(夢くらぶ)は25位で予選落ちした。(共同)

日本勢は予選敗退=W杯スノーボード
 スノーボードのワールドカップ(W杯)は25日、米ユタ州のパークシティーでスロープスタイルの予選が行われ、男子の稲村奎汰(ムラサキスポーツ)は28位、稲村樹(同)は34位で決勝に進めなかった。女子の広野あさみ(TJR)は18位、佐藤夏生(新潟ク)は28位で日本勢は全員予選落ちした。