【米男子ゴルフ】低迷のウッズが無期限休養へ「戦えるようになるまで」

[11日 ロイター] - 男子ゴルフの元世界ランク1位、タイガー・ウッズ(米国)は11日、「大会で戦えるようになるまで」無期限で休養すると明かした。昨年腰の手術を受けたウッズは今季不振が続き、先月のフェニックス・オープンではキャリアワーストの11オーバー「82」をたたいて予選落ち。2戦目のファーマーズ・インシュアランス・オープンでは初日に11ホールを終えた時点で棄権した。ウッズは自身の公式サイトで、26日からのホンダ・クラシックには「地元での大切な大会なので出場したい」としながらも、「戦えるプレーができないのであれば、出場しない。誰にとってもフェアじゃない」とコメント。「今の自分のプレーはプロとしてふさわしくない」と戒めた。また、直近の負傷は昨年の故障とは関係のないものであり、快方に向かっているともコメント。「そう遠くないうちに、またプレーできるだろう」と希望を残した。

パット復調に手応え=宮里藍、我慢の日々に光-米女子ゴルフ

バハマ・クラシックの最終ラウンドでティーショットを放つ宮里藍=8日、バハマ・パラダイス島(AFP=時事)
 8日までバハマのパラダイス島で行われた米女子ゴルフの今季第2戦、バハマ・クラシックで宮里藍は24位に終わった。開幕戦でも66位と振るわず、物足りない結果が続いているが、バハマでは収穫があった。第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた3日目に計29ホールを回って11バーディーを奪い、修正を試みているパットで復調の手応えを得た。「以前は意識する項目が四つ、五つあった。ラインやスピード、風、入れようという気持ちとか。それだと集中できずにミスも増える」と気付いたそうで、シンプルな意識に変えた。パットの際に頭を残すことだけに集中して迷いが消え、思い描くストロークができるようになった。グリーンでの安定感が最後の2日間で計15バーディーという結果につながり、「自分のイメージとストロークさえできれば、スピードやラインは必然的についてくる」と実感し、自信を深めた。パットの不調が長引き、2012年7月のアーカンソー選手権を最後に勝利から遠ざかる。優勝争いにも絡めない状況が続くが、焦らず前に進む覚悟を決める。「今、自分はそこ(優勝争い)の位置にいない。求めても空回りするだけ。グリーンで戦えれば上位にいける。それが少しずつやれるようになってきた。次への楽しみが増えた」。我慢の日々が続く中、光が差し込んだようにも見えた。(パラダイス島時事)

【米男子ゴルフ】ペブルビーチナショナルプロアマ 今田38位タイ

[12日 ロイター] - 米男子ゴルフのペブルビーチ・ナショナルプロアマは12日、米カリフォルニア州ペブルビーチのペブルビーチGLなど3コースで第1ラウンドを行い、スパイグラスヒルGCでプレーした今田竜二は5バーディー、2ボギーの3アンダー、69で38位タイスタートとなった。ペブルビーチGLをラウンドしたジャスティン・ヒックスとJ・B・ホームズ(ともに米国)が8アンダーの64をマークし、首位タイで肩を並べた。

【男子ゴルフ】アジアツアー 川村14位発進
男子ゴルフのアジア・ツアー、タイ・クラシックは12日、タイのホアヒンのブラックマウンテンGC(パー72)で第1ラウンドが行われ、川村昌弘は5バーディー、1ボギーの68で14位発進となった。70で回った小田孔明は40位スタート。マイケル・ホイ(英国)が64で首位に立った。(共同)

錦織、14日準々決勝=メンフィス・テニス

男子テニスのメンフィス・オープンで、準々決勝に向け練習する錦織圭=12日、米テネシー州メンフィス
 【メンフィス(米テネシー州)時事】男子テニスのメンフィス・オープンに出場している世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が12日、準々決勝に向け調整した。同156位のオースティン・クライチェク(米国)と対戦する準々決勝の開始は、13日午後7時(日本時間14日午前10時)以降と決まった。第1シードの錦織はクライチェクを想定し、地元の大学でプレーする左利きの選手と練習。マイケル・チャン・コーチらが見守る中、サーブのコースを指定してのリターン練習や滑ってくるスライス回転の打球への対応に時間を割いた。

【男子テニス】世界インドア マリー、ラオニッチ、ベルディハ、ワウリンカ順当勝ち
[12日 ロイター] - 男子テニスの世界インドア・トーナメントは12日、ロッテルダムでシングルス2回戦を行い、第1シードのアンディ・マリー(英国)はバセク・ポシュピシル(カナダ)を6─3、7─5で下し、準々決勝に進出した。第2シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)もストレート勝ちでベスト8へ。昨年王者で第3シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)、第4シードのスタニスラス・ワウリンカ(スイス)も順当に勝ち上がった。

【女子テニス】
青山組がクルム伊達組破り4強 パタヤ・オープン
 女子テニスのパタヤ・オープンは12日、タイのパタヤで行われ、ダブルス準々決勝で青山修子(近藤乳業)、タマリネ・タナスガーン(タイ)組が6-1、7-5でクルム伊達公子(エステティックTBC)、アレクサンドラ・パノワ(ロシア)組を破り、4強入りした。(共同)