【ユニバーシアード冬季】複合団体、日本銀メダル

【ストラブスケプレソ(スロバキア)共同】ユニバーシアード冬季大会第8日は31日、スロバキアのストラブスケプレソなどで行われ、ノルディックスキー複合団体で山元豪(早大)清水亜久里(田口ク)渡部剛弘(明大)の日本は銀メダルだった。前半飛躍(HS100メートル、K点90メートル)で2位の日本は、後半距離(15キロ)で一時首位に立ったが、アンカー勝負でドイツにかわされた。スキー距離の女子15キロフリー(マススタート)では、田中ゆかり(東海大)の18位が日本勢で最高だった。
◇最後にスタミナ切れ
 山元豪 距離は最後にスタミナ切れした。ジャンプを失敗しないでよかった。
◇金メダル欲しかった
 清水亜久里 金メダルが欲しかったので残念。きょうはドイツにいいレースをされた。
◇いい風もらった
 渡部剛弘 ジャンプではいい風をもらった。(優勝の)ドイツには拍手を送りたい。(時事)

【ジャンプ】
高梨は3位、イラシュコV W杯女子第7戦
 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は31日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第7戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)は88メートル、89メートルの合計236・0点で3位となった。伊藤有希(土屋ホーム)は1回目に87・5メートルを飛んで4位につけたが、2回目は84メートルで5位にとどまった。ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が93メートル、91・5メートルの251・4点で優勝、3連勝で通算8勝とした。勢藤優花(北海道・旭川龍谷高)は22位、岩渕香里(松本大)は25位。2回目に進めなかった山田優梨菜(長野・白馬高)は35位だった。(共同)
◇久々に楽しかった
 高梨沙羅 浮力を感じて、久々に楽しかった。技術は少しずつ良くなってきている。あす(の第8戦)に向け、しっかり体調を整えたい。
◇まだ技術不足
 伊藤有希 2回目の方がジャンプは良かったのに順位が下がった。まだまだ技術不足。あと少しのところができれば、もっと上位にいける。(時事)

トゥクタミシェワが初優勝=欧州フィギュア女子
 フィギュアスケートの欧州選手権は31日、ストックホルムで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が1位となり、合計210.40点で初優勝を果たした。SP首位のエレーナ・ラジオノワが209.54点で2位、アンナ・ポゴリラヤが3位に続き、ロシア勢が表彰台を独占した。(時事)

日本男子、団体4位=W杯ジャンプ
 【ビリンゲン(ドイツ)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は31日、ドイツのビリンゲンで団体第3戦(HS145メートル、K点130メートル)が行われ、栃本翔平(雪印メグミルク)、作山憲斗(北野建設)、竹内択(同)、葛西紀明(土屋ホーム)で臨んだ日本は4位だった。

【スノーボード】
女子の竹内は4位 W杯パラレル大回転
 スノーボードのワールドカップ(W杯)は31日、スロベニアのログラでパラレル大回転が行われ、女子の竹内智香(広島ガス)は4位だった。予選の上位16人による決勝トーナメントの準決勝で敗れ、3位決定戦にも競り負けた。マリオン・クライナー(オーストリア)が優勝した。家根谷依里(大林組)は予選の1回目で落選し、42位。男子の斯波正樹(ネミー)も決勝トーナメントに進めず19位に終わった。吉岡健太郎(はつみホーム)は腰の故障で棄権した。ビック・ワイルド(ロシア)が勝った。(共同)

【スピードスケート】
高木菜10位、菊池は13位 中長距離W杯
 スピードスケートの中長距離のワールドカップ(W杯)は31日、ノルウェーのハーマルで行われ、女子1500メートルで高木菜那(日本電産サンキョー)が2分0秒35で10位、菊池彩花(富士急)は2分0秒80で13位だった。Bクラスは、女子1500メートルで高木美帆(日体大)が4位、田畑真紀(ダイチ)が13位。男子5000メートルはウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)の17位が最高だった。(共同)

【国体冬季】フィギュア女子は大庭がV

国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第4日は31日、前橋市の群馬県総合スポーツセンターアイスアリーナなどで行われ、フィギュア成年女子はショートプログラム(SP)首位の大庭雅(愛知・中京大)がフリーでもトップとなり、少年女子に出場した昨年に続き優勝した。スピードは1500メートルの決勝を実施し、成年の女子はソチ冬季五輪代表の押切美沙紀(山梨・富士急)、男子は中村奨太(北海道・ロジネットジャパン)が勝った。少年の男子は石川将之(山梨・北杜高)、女子は佐藤綾乃(北海道・釧路北陽高)がともに全国高校スケートに続いて制した。