【欧州サッカー】
Rマドリード連勝22で止まる

4日、競り合うレアル・マドリードの選手(右)。バレンシアに1-2で敗れた(ロイター)
 サッカーのスペイン1部リーグのレアル・マドリードは4日、敵地でバレンシアに1-2で敗れ、公式戦の連勝が22でストップした。昨年9月13日にアトレチコ・マドリードに1-2で屈して以来、引き分けもなく、国内の連勝記録をマークしていた。Rマドリードは前半14分にロナルドのPKで先制したが、後半に2失点した。(AP=共同)
▽スペイン1部リーグ
バリェカノ   2-1  ヘタフェ  
バレンシア   2-1  Rマドリード
エイバル    2-1  エスパニョール     
Rソシエダード 1-0  バルセロナ                   
(時事)

【欧州サッカー】
サウサンプトンは引き分け 吉田はアジア・カップ出場のため欠場

ゴールを決めるサウサンプトンのモーガン(右から2人目)=AP
 サッカーのイングランド協会(FA)杯は4日、各地で3回戦が行われ、吉田麻也の所属するサウサンプトンはホームで2部のイプスウィッチと1-1で引き分けた。吉田はアジア・カップに出場する日本代表に合流しているため欠場した。引き分けの場合は再試合となり、14日にイプスウィッチのホームで行われる。(共同)

中川「勝負の世界」へ=錦織の背中追う18歳-男子テニス

拠点のIMGアカデミーで練習する中川直樹=米フロリダ州ブラデントン
 男子テニスで日本の次世代を担うと期待される18歳の中川直樹が、1月1日付でIMG所属のプロに転向し、「勝負の世界に入っていく感じ。すごく楽しみ」と意気込んでいる。錦織圭(日清食品)と同じ米フロリダ州ブラデントンのIMGアカデミーで腕を磨き、いつかは先輩を超えることを目標としている。福岡・柳川高に籍を置きながら、世界中からアカデミーに集まった有望選手の中でもまれ、錦織らトップ選手とも練習して力を付けた。ジュニアの世界ランキングは9位まで上がり、昨年の全米オープン・ジュニアのダブルスで優勝した。シングルスでは、ベースラインより前に入って攻撃的なラリーでポイントを奪うスタイル。「もっと速いタイミングで攻められるようになりたい」とレベルアップを図っている。物おじしない性格で、中学1年で渡米したときも不安は感じなかったと振り返る。普段は10人部屋での生活だが、つらいのは「料理がしたいけど、キッチンがない」ことぐらいと、マイペースを保てるのも長所だ。まずは下部ツアーを回り、昨年末の918位から100位台にシニアのランクを上げることを目標としている。身近な存在の錦織が躍進を遂げ、自身がトップ選手になるイメージも膨らんだ。プロ1年目にどこまで飛躍できるか。(ニューヨーク時事)

【ラグビーTL】
パナ「目指すラグビーは上に」連覇へ満足せず

突進する田中(中央)。パナソニックがPO一番乗りを決めた =駒沢陸上競技場(山田俊介撮影)
 昨季王者のパナソニックが、1試合を残してプレーオフ進出一番乗りを決めた。後半は相手を無得点に封じ、強さを印象付けた。だが大勝にも、SH田中は「点差は開いたが、まだまだ僕たちの目指すラグビーは上にある」と全く満足していない。前半は13-13で折り返した。控えスタートのフッカー堀江主将は「僕が出たら何とかする」と、20-13の後半11分に途中出場。同16分、敵陣深くのラックを起点に、田中から堀江がパスを受けると縦に抜けてインゴールに飛び込む。流れは傾き、その後はパナソニックが主導権を握り続けた。第2ステージは中断なく毎週試合が続くため、長丁場を乗り切るためのコンディショニングが欠かせない。主力には休養を与え、若手に経験を積ませながら勝つ。この日の選手起用には、2連覇へ向けたディーンズ監督の意図も見えた。8季ぶりの4強入りを狙うヤマハ発動機との第2ステージ最終戦にも余力を持って臨めそうだが、チームは勝つことに集中している。ディーンズ監督は「今季の勢いを落としたくない」と力を込めた。

柏木が優勝=重量挙げ
 重量挙げのアジアユース、ジュニア選手権は4日、ドーハで行われ、ジュニア女子69キロ級で柏木麻希(京都・鳥羽高)がトータル190キロ(スナッチ85キロ、ジャーク105キロ)で優勝した。 (時事)

【欧州女子サッカー】
熊谷フル出場でリヨンが大勝 モンペリエPK戦制す
 サッカー女子のフランス・カップは4日、各地で2回戦が行われ、熊谷紗希の所属するリヨンが敵地で2部のサンモールに5-0で大勝した。熊谷はフル出場した。宇津木瑠美のモンペリエはアウェーで2部のニームと対戦し、1-1からのPK戦を制した。宇津木はフル出場した。大滝麻未の所属するギャンガンはアンジェに1-0で勝ち、大滝はベンチ入りしなかった。(共同)