久保のヤングボーイズ、決勝Ｔへ＝サッカー欧州リーグ
スパルタ・プラハ戦で躍動するヤングボーイズの久保（中央）＝１１日、スイス・ベルン（ＡＦＰ＝時事）
【ロンドン時事】サッカーの欧州リーグは１１日、各地で１次リーグ最終戦が行われ、Ｉ組で久保裕也のヤングボーイズ（スイス）はホームでスパルタ・プラハ（チェコ）に２－０で勝ち、同組２位で決勝トーナメント進出を決めた。久保は先発して後半３７分に交代した。Ｆ組で１位突破を決めた長友佑都のインテル・ミラノ（イタリア）は敵地でカラバフ（アゼルバイジャン）と０－０で引き分けた。長友はベンチから外れた。Ｄ組で敗退した瀬戸貴幸のアストラ（ルーマニア）は敵地でザルツブルク（オーストリア）に１－５で敗れた。瀬戸はフル出場。Ｇ組で敗退したＧＫ川島永嗣と小野裕二のスタンダール・リエージュ（ベルギー）はホームでフェイエノールト（オランダ）に０－３で屈した。川島はフル出場し、小野は先発して後半２８分に交代した。決勝トーナメントは各組２位までの２４チームに、欧州チャンピオンズリーグの１次リーグ３位で敗退した８チームを加えた３２チームで争われる。
◇我慢の時期
スタンダール・リエージュ・川島 結果は結果で受け止めないといけない。自分としては我慢の時期が続いていても、続けてやっていくしかない。日本代表はモチベーションになっているが、大切なのは一日一日新たな自分になるため積み重ねていくこと。（時事）
【フィギュア】
３位宇野、逆転Ｖ圏内 ジュニアＧＰファイナル
男子ＳＰで演技する宇野昌磨＝バルセロナ（共同）
宇野はトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）で回転軸が傾き、「空中で自分がどこにいるのか分からなくなった」と着氷が乱れた。それでも表現力を示す演技点はトップ。首位山本に０．９３点差と逆転優勝を狙える位置の３位につけた。フリーには、ともに今季の試合で初めて成功している３回転半を２度、４回転を１度組み込む。ミスが出たＳＰを「引きずっても仕方ない」と頭を切り替え、攻めの気持ちで臨む。（共同）
【フィギュア】
６位の１８歳中塩、笑顔の初舞台 ジュニアＧＰファイナル
女子ＳＰで６位につけた中塩美悠の演技＝バルセロナ（共同）
大会の最初の種目の１番滑走で登場した女子の中塩は、冒頭の２連続３回転ジャンプでミスが出ても笑みを絶やさず滑り切った。１８歳で初めて得た大舞台の切符に「順位は求めない。楽しむしかない」との思いだった。男子の町田（関大）を育てた秦コーチに師事する広島・ノートルダム清心高の３年生は、フリーも「笑顔で終わりたい」と誓った。（共同）
ＭＬＢ イチロー代理人、数球団と接触
【サンディエゴ共同】米大リーグ、ヤンキースからフリーエージェント（ＦＡ）になったイチロー外野手の代理人を務めるジョン・ボグズ氏は１１日、サンディエゴで開催されたウインターミーティングでの交渉について「いくつかのチームと話をしている。具体的な条件提示などはないが、感触はいい」と説明した。タイガースがレッドソックスから強打者セスペデスを獲得するなど、外野手の移籍市場が活性化している。同氏は「いい方向に向かっている。交渉期限は設けず、イチローにふさわしい移籍先を見つけたい」と話した。
ＭＬＢ ヤンキース、黒田と再契約希望
【サンディエゴ共同】米大リーグ、ヤンキースのキャッシュマン・ゼネラルマネジャー（ＧＭ）は１１日、フリーエージェント（ＦＡ）になった黒田博樹投手との再契約を望む意向を明らかにした。来季４０歳となる黒田は選手生活を続行するか検討中とされていた。同ＧＭは「まだ答えは来ていない」と現状を説明。黒田の去就について「もちろん彼の意思を尊重するが、私たちと一緒にプレーし続けてほしい。今季も素晴らしい投球を見せてくれた。引退する必要はない」と熱意を込めて話した。黒田は２０１２年からヤンキースに在籍。今季は３２試合に先発し、１１勝９敗、防御率３・７１をマークした。
ＭＬＢ セスペデス、タイガースへ
【サンディエゴ共同】米大リーグのウインターミーティング最終日は１１日、サンディエゴで行われ、タイガースがレッドソックスからトレードで強打の外野手セスペデスらを獲得した。レッドソックスには先発右腕ポーセロが移籍する。ヤンキースからＦＡになったイチローら日本選手の契約成立はなかった。セスペデスはキューバ出身で今季途中にアスレチックスから移籍し、両チームで打率２割６分、２２本塁打、１００打点。ポーセロは今季リーグ最多の３完封を含む１５勝を挙げた。タイガースはレッズとの間でもトレードを成立させ、遊撃手スアレスらとの交換で１５勝右腕シモンを獲得した。
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