ソフトバンクが連勝=大隣好投、2勝1敗に-プロ野球日本シリーズ第3戦

ヒーローインタビュー後、観客の声援に応えるソフトバンク先発の大隣(左)と先制打を放った内川=28日、ヤフオクドーム
プロ野球日本シリーズ(7試合制)は28日、ヤフオクドームで第3戦が行われ、パ・リーグ優勝のソフトバンクがセ・リーグ2位の阪神を5-1で下して連勝、対戦成績を2勝1敗とした。ソフトバンクは一回、内川の二塁打で先制し、四回にも加点。六回に李大浩の2点適時打などで3点を奪い、大勢を決めた。大隣が7回無失点の好投。五十嵐、サファテとつないで逃げ切った。阪神は投打に精彩を欠いた。第4戦は29日、ヤフオクドームでソフトバンクが中田、阪神は岩田の先発で行われる。
【日本シリーズ】
阪神鳥谷、九回に一矢報いる適時打「嫌なイメージ植え付けられれば」
阪神は零敗目前で鳥谷が一矢報いた。九回2死二塁から、サファテが投じた初球の甘いカーブを捉え、中前へ適時打。上本が生還し、主将は「守護神なので少しでも嫌なイメージを植え付けられれば」と話した。ただ、それまでの3打席は大隣の前に無安打。七回無死一塁では強いゴロが二塁手の正面をつき、併殺打に倒れた。それだけに「(大隣とは)対戦がないので抑えられたんじゃないですか」と悔しさをかみ殺した。
【競泳】
瀬戸、400個人メドレーV 100自由形は中村克 W杯東京大会

男子400メートル個人メドレー 3分59秒91で優勝した瀬戸大也=28日、東京辰巳国際水泳場
短水路(25メートルプール)で争う競泳のワールドカップ(W杯)第6戦、東京大会は28日、東京辰巳国際水泳場で短水路の日本選手権を兼ねて開幕し、男子400メートル個人メドレーは瀬戸大也(JSS毛呂山)が3分59秒91で制した。100メートル個人メドレーは萩野公介(東洋大)が52秒03で制覇。100メートル自由形は中村克(早大)が47秒30で優勝し、萩野は5位だった。200メートルバタフライの瀬戸は1分49秒68で2位。ロンドン五輪優勝のチャド・レクロー(南アフリカ)が1分49秒20で勝った。100メートル背泳ぎで入江陵介(イトマン東進)は50秒53の2位、100メートル個人メドレーは7位となった。男子200メートル平泳ぎはダニエル・ジュルタ(ハンガリー)が2分2秒12で優勝し、小関也朱篤(ミキハウス)は2分3秒38で2位。女子200メートル個人メドレーの渡部香生子(JSS立石)は4位だった。
渡辺、世界に刺激=競泳W杯
男子200メートル平泳ぎで17歳の渡辺が3位に入った。予選では世界記録保持者ジュルタと隣のコースで泳ぎ、「自分とは全然違う。すごい技術を持っている」。決勝でも、優勝したジュルタのターン後の動作などを見ながら泳いだという。8月のユース五輪で優勝。2020年東京五輪の金メダル獲得を目標に掲げる。「世界の技術を知って、貴重な経験ができた」と、刺激を受けた様子だった。
【フィギュア】
「調子は上がっている」 小塚、GP第2戦へ意気込み

フィギュアのGPシリーズ第2戦、スケートカナダに向けて羽田空港を出発する小塚崇彦=28日午後
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ(31日開幕、ケロウナ)に出場する男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)が28日、出発前の羽田空港で「調子は上がってきている。ファイナル(12月、バルセロナ)につながる結果を残したい」と意気込みを語った。GP第1戦での町田樹(関大)の優勝を「勢いが付く」と歓迎し「いいプログラムをつくってもらったので、恥ずかしくない滑りをしたい」と初出場の大会に向けて気を引き締めた。
【男子ゴルフ】
石川、11月の日本ツアー出場 HEIWA・PGM選手権

石川遼(共同)
11月6日開幕の男子ゴルフ、HEIWA・PGM選手権(茨城県美浦GC)の主催者は28日、石川遼の出場が決まったと発表した。米国を主戦場とする石川の日本ツアー参戦は9月のダイヤモンド・カップ以来、今季6度目となる。
錦織、初戦はロブレド=男子テニス
【パリ時事】男子テニスのマスターズ・パリ大会は28日、パリで行われ、1回戦でトミー・ロブレド(スペイン)がバセク・ポスピシル(カナダ)に6-3、4-6、7-6で競り勝ち、29日の2回戦に進んだ。世界ランキング7位で第6シードの錦織圭(日清食品)は初戦の2回戦で同17位のロブレドと対戦する。今季の年間獲得ポイントで6位につけている錦織は、上位8人で争うテニス選手協会(ATP)ワールドツアー最終戦(11月、ロンドン)進出を懸け、ポイントを獲得できる最後の大会に臨む。
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